あさイチのキウイが甘くなる保存方法。食べ頃になる追熟の方法も紹介。

NHKあさイチで話題になった『キウイが甘くなる保存方法と食べごろの見分け方、追熟の方法』をご紹介します。

切ってみると実は固かったり、あまり甘くなかったということがあるキウイですが、適切な保存方法にして追熟させ食べごろを見極めることでとても甘いおいしい状態で食べることができます。

もっとおいしいキウイを食べてみたい方必見です！

キウイが甘くなる保存方法

キウイが甘くなる保存方法はズバリ、冷蔵庫ではなく『常温（室温）に置く』こと。

冷蔵すると常温の時より追熟にかかる時間が4～5日余分にかかってしまうため常温で保存することで早くおいしい状態で食べることができるようになります。

ただしそのまま常温に置いておくと乾燥が進んでしまい、水分が失われてしまいます。

そのため1個ずつ新聞紙で包み、ポリ袋に入れるのがポイントです。
新聞紙で乾燥を防ぎ、ポリ袋に入れてエチレンガスを逃さないようにします。

また、すでに食べ頃ですぐにでも美味しく食べられるものに関しては『冷蔵庫で保存』してください。

食べ頃の見極めに関してはこの後ご説明するので、是非チェックしてみてくださいね。

キウイの保存方法

常温保存が適しているのには、キウイの販売方法に秘密があります。

実はキウイは収穫後1年間も農家さんのところで保存が可能な果物です。
もちろん最適な低温で保存されているためですが、1年も保存できるなんて驚きですよね。

キウイは木の上では熟さず、冷蔵庫の中でも熟すことがありません。
そのため収穫後も長期間保存が可能になっているんですね。

ではどうして私たちはおいしい状態で通年を通して食べられるのかというと、『エチレン処理』というものをして『追熟』させることで甘くておいしい状態にすることができるためです。

エチレンとは果物が熟すときに自ら放出する物質で、それを人工的にかけることで自らエチレンガスを出すようになるため追熟が可能になります。

自然界にあるものは木から落ちる衝撃でエチレンガスを出すようになるんだそうです。
面白いですね。

スーパーの店頭では追熟しきっていない状態で販売されているので、家に持ち帰ってきてさらに追熟させることがおいしく食べるコツです。
それが『常温保存』なんですね。

是非買ってきた後は常温で保存してくださいね。

キウイを追熟させるためには『常温保存』が適していますが

さらにりんごやバナナを一緒に入れておくと、りんごやバナナから出るエチレンガスで早く追熟させることができます。
是非試してみてくださいね。

では『食べ頃のキウイ』はどのように確認したらいいのかというと触って確認することができます。

食べ頃のキウイは鼻の先をつまんだ固さと同じ固さなんだそうです。

さらに下から熟すため、上のヘタの部分が最後に熟します。
なので一番上の部分の状態を触ってみて食べごろかどうか見極めます。

キウイのヘタ付近と鼻先の柔らかさが一緒くらいなら食べごろのサインです。
カットする前にぜひ確認してみてくださいね。

以上『キウイの保存方法と食べ頃になる追熟の仕方』のご紹介でした。
是非試してみてくださいね。