テレビ番組の沸騰ワード10で伝説の家政婦タサン志麻さんが披露された『冷凍シーフードミックスの美味しい解凍方法』をご紹介します。
スカスカになってまずくなってしまうことがあるシーフードミックスですが、塩水とクールブイヨンという野菜くずで作っただしを使うことで美味しくぷりぷりに解凍することができる方法です。
以前NHKあさイチで話題になった解凍方法も併せてまとめてみました。
味や食感が格段に変わるので、是非試してみてください。
冷凍シーフードミックスの解凍方法
時間はかかりますが、魚介がぷりっぷりに仕上がる方法です。
特にイカやエビは段違いに味や食感が変わりますよ。
調理時間 | 20分 |
調理器具 | 鍋・ざる・ボウル |
レシピの分類 | 下ごしらえ |
レシピの種類 | フランス料理 |
材料 作りやすい分量
冷凍シーフードミックス 1袋(約210g)
水 1リットル
塩 30g(3%の濃度にする)
野菜のくず(玉ねぎの芯、人参の皮、セロリの茎、パセリの葉っぱなど)
熱湯 1リットル
粒こしょう 10粒
白ワイン 大さじ2
お酢 大さじ1
レシピ動画
作り方を動画でもご紹介しています。
是非ご覧ください。
作り方
1、ボウルに水を入れ、塩を入れる。
海水の塩分濃度と同じ3%の塩水にします。
そこに冷凍シーフードミックスを加えて解凍する。
シーフードミックスは塩水に漬けて凍らせてあるので、同じ塩水で解凍するとぷりぷりになります。
水道水などで戻すと浸透圧の関係ですかすかになってしまうため必ず塩水で解凍してください。
2、水を張った鍋に野菜のくず、白ワイン、お酢、こしょうを加えて火にかけ、だしを取る。
弱火にかけてコトコト、じっくりだしを取ります。
これはクールブイヨンと呼ばれる、魚介を茹でるときに使われるだし汁です。
これでゆでるとシーフードの臭みを取ることができます。
3、クールブイヨンができたら濾してだしを鍋に戻し入れる。
シーフードミックスを加えてさっと1分半ゆでる。
煮汁は捨てて、シーフードミックスを引き上げ水気を切る。
これで解凍は完成です。
この方法で下ごしらえした後料理に使うと食感の違いに驚きます。
魚介特有の臭みもなく、縮んでしまうこともなく、ふっくらつやつや、ぷりっとした見た目になるので見栄えも抜群です。
時間が少しかかるのが難点でがありますが、すごく美味しく仕上がるので覚えておくと便利ですよ。
アレンジ・活用レシピ
このシーフードミックスの方法でアレンジしたのがメキシコ料理のシーフードサラダ、『セビーチェ』です。
さっぱりレモンの味で楽しめるサラダです。
あさイチ流の解凍方法
NHKあさイチで冷凍食品の特集があった時に話題になった解凍方法は少し違うのでそちらもご紹介しますね。
あさイチによると、冷凍シーフードミックスは周りに酸化を防ぐための『グレーズ』という氷の膜があえてつけられています。
そのため使う前に熱湯をかけ膜を取り除くようにすると料理が水っぽくならないとのこと。
また解凍せずにそのまま加熱調理に使うことでうまみが残る、というデータも番組の実験で出ていました。
直接スープに入れる、炒める、という方法で解凍なしでしっかり火を通せばいいならば手間がなくて便利ですよね。
以上『冷凍シーフードミックスの解凍方法』のご紹介でした。
是非試してみてくださいね。
今回のレシピを考案された志麻さんのレシピ本はこちらです。
伝説の家政婦 沸騰ワード10レシピ
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是非併せてご覧ください。