生栗を茹でて中身をかきだし、生地に混ぜ込んで簡単に焼ける『栗のパウンドケーキの作り方』をご紹介します。
ホットケーキミックスを使うより計量が簡単で、しっとり全体に栗が散らばった美味しいパウンドケーキのレシピです。
茹で栗は皮をむく必要がないので手軽に作れますよ。
栗のパウンドケーキ
調理時間 | 1時間30分 |
調理器具 | パウンド型・オーブンシート・ボウル・鍋・スプーン・泡だて器・オーブン |
レシピの分類 | デザート |
レシピの種類 | 全量 221.8kcal(1人分 110.9kcal) |
レシピの種類 | イギリス料理 |
材料 17㎝×8㎝×深さ6㎝のパウンドケーキ型1台分
生の皮付きの栗 140g程度(正味100g)
卵 2個
薄力粉 約100~110g(殻を抜いた卵2個分の分量と同量に)
食塩不使用バター 約100~110g(殻を抜いた卵2個分の分量と同量に)
グラニュー糖 約100~110g(殻を抜いた卵2個分の分量と同量に)
ベーキングパウダー 3g
栗は可食部が皮付きの約7割なので、鬼皮がついた状態で約140g分くらいあれば足ります。
薄力粉・バター・グラニュー糖は卵2個を割って重さを測り、その分量と同量を用意してください。
今回使用したのはこちらのパウンド型です。
使いやすく上手に焼けるので気に入っています。
貝印 KAI ケーキ型 Kai House Select スリムパウンド型 (小) テフロンセレクト 日本製 DL6158
レシピ動画
作り方を動画でもご紹介しています。
是非ご覧ください。
作り方
1、卵は室温に戻し、溶きほぐしておく。
オーブンは180度に予熱する。
バターは湯煎するか、電子レンジで溶かす、予熱したオーブンの上に置くなどして溶かしておく。
2、オーブンシートをパウンド型に敷き込む。
大きめにカットしたオーブンシートの上に型を置いて、底の形をなぞって書く。
書いた線に沿って折る。
(線は使うときに外側になるようにすれば大丈夫です)
側面の折り目の位置に4か所切り込みを入れる。
真ん中の小さい部分を両サイドの紙ではさむようにして型にセットする。
型の角とオーブンシートを手で押さえてしっかりと抑えて、型から出ている部分の角に切り込みを入れる。
型の角に合わせて折り目をつける。
この時型の高さより2㎜程上で折ると、生地を入れたときに安定します。
ずれが気になる場合は型の内側に溶かしバターを塗ってオーブンシートを入れるとずれません。
これで型の敷き込みは完成です。
※クッキングシートの切り方・折り方はこちらの記事にも詳しくまとめています。
3、栗を茹でる。
栗はさっと洗い、鍋に入れる。
かぶるくらいの水を注ぎ入れ、中火にして約30分煮る。
かぶるくらいとは、具材が完全に水の中に浸る量です。
4、ゆであがったらざるにあけ、ふきんをかぶせて粗熱を取る。
5、粗熱が取れたら縦半分に切り、スプーンで中身をかきだす。
かきだした中身で大きな塊があれば、焼いたときに下に沈んでしまうので薄切りにしておく。
計量して100g分を使う。
茹で栗はそのまま食べてもとてもおいしいので、余った分はそのままおやつにどうぞ。
6、薄力粉とベーキングパウダーをあわせてふるう。
7、ボウルに6と砂糖を加えて混ぜ合わせる。
真ん中をくぼませて、そこに溶き卵を一気に流し入れる。
泡だて器で混ぜ合わせる。
8、溶かしバターを加えて、さらに泡だて器で混ぜる。
9、栗を加えて生地全体に栗が行き渡るように混ぜ合わせる。
10、オーブンシートを敷いた型に流し入れ、数回台にトントン打ち付ける。
生地を流し入れたらすぐに予熱したオーブンに入れ、45分焼く。
途中様子を見て焦げそうならアルミホイルなどを表面にかぶせて焼きます。
11、取り出し、型から出して網の上などで冷ます。
上にキッチンペーパーをかぶせて乾燥を予防します。
12、オーブンシートを外し、切り分けたら完成です。
きれいな断面で切りたい場合はケーキはしっかりと冷やし、使う包丁は熱湯などで温め水気を拭き取ってから切るときれいに切ることが出来ます。
お手軽度 | ★★★★☆ |
食費が安く済むか | ★★★☆☆ |
子供向きかどうか | ★★★★★ |
材料の計量も簡単なのでおすすめです。
卵の風味が効いた、リッチで美味しいパウンドケーキに仕上がります。
ホットケーキミックスの方が簡単に思えますが、ミックス粉を使うより味わいが美味しいですし、計量も全て同量で済むので手軽です。
生栗の下ごしらえとして茹で栗は本当に簡単なので一番おすすめなのですが、生地に混ぜ込むので崩れても大丈夫なため細かいことを気にしなくても上手に焼けますよ。
もう1つ、茹で栗を使ったレシピなら栗ジャムも簡単に作ることが出来ます。
以上『栗のパウンドケーキの作り方』のご紹介でした。
是非作ってみてくださいね。
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是非ご覧ください。