NHKガッテン!で話題になった『甘くて美味しい梨の見分け方』をご紹介します。
色だけでは判断できないため、コルクと呼ばれる場所をチェックするのがポイントになります。
簡単に熟したものを見分けられるので、是非試してみてくださいね。
甘くて美味しい梨の見分け方とは?
番組の実験によると、甘くて美味しい梨の見分け方は『色』ではわからないということが判明しました。
ではどこで見分けるのかというと『コルク』です。
梨は表面を削ってみると、その下にもう1枚皮が潜んでいます。
画像は実際に表面の皮だけを一部削ってみたもの。
下にも皮がもう1枚あるのがわかりますでしょうか。
実は表面の皮ではなく、この内側の皮の色が糖度を表しているんです。
内側の皮が黄色くなるほど、糖度は高くなり甘くなっていきます。
つまり表面の色を見ただけでは、甘さはわからないんですね。
ではポイントとなる『コルク』とはどこのことかというと、表面に見えている粒々のことを『コルク』と言います。
梨ってりんごと違い、表面にざらざらした粒々のようなものがありますよね。
これは実際に小さな穴が開いていた跡で、成長するにつれて穴が大きくなり、外側から病原菌などが入らないようにするための防護策なんです。
甘くて美味しい梨の場合、このコルクが目立たなくなっています。
目立たなくなっていると、それだけ熟しているということなんですね。
特にお尻側は一番最後に熟すため、お尻側をチェックすることで美味しいものを選ぶことが出来ます。
例えばこちらの2つを見比べてみるとわかりやすいのではないかと思います。
左側の方がコルクが薄く目立たないのがわかるでしょうか。
こちらが左側の梨で、
こちらが右側です。
スーパーに並んでいる梨でもこれだけの違いがありました。
実際に切って食べてみましたが、左側は文句なしに甘くて美味しかったです。
スーパーで売られている場合、多くはお尻側が上向きになって並んでいるので見分けやすいですよね。
直接触ったりする必要もなく見分けられるので、是非試してみてください。
青ナシの場合の見分け方
コルクで見分ける方法は、いわゆる赤ナシと呼ばれる梨でできる見分け方です。
青ナシの場合はコルクではなく、目に見えている皮の色で確認します。
黄色っぽいものが熟しているサインなので、目で見て色が黄色いものを選べば大丈夫。
種類によって違うので、注意してください。
甘くなかった場合は料理に使うのがおすすめ
もしも甘くない梨に出会ってしまった場合は、料理に使うのがおすすめです。
梨はすりおろしてお肉を漬け込むと柔らかくしてくれる効果があり、たれにも甘みがついて特に生姜焼きにすると最高に美味しいんです。
作り方もご紹介しています。
以上『美味しい梨の見分け方』のご紹介でした。
また、美味しく食べやすい梨の切り方も動画付きでご紹介しています。
是非試してみてくださいね。
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