NHKあさイチで話題になった『手作りマスクの作り方』をご紹介します。
新型コロナウイルスで不足しているマスクを手作りできる方法で、花粉症対策にも便利です。
ミシン不要で、手縫いで25分ほどあれば作ることができます。
実際に作ってみたので、画像と動画で作り方を詳しくまとめました。
好きな布を用意して、是非作ってみてください。
立体型手作りマスクの作り方
材料
ゴム紐 35㎝~40㎝程度×2本
ダブルガーゼ
布
ゴム通し(安全ピンやヘアピンで代用できます)
あればチャコペン(サインペンやボールペンでもOK)
ガーゼは手芸用のもので大丈夫です。
折り目の細かいものを選びます。
目の間を光がとおらない厚みが目安です。
着用したときにガーゼは顔に当たる部分、布が外側にきます。
私は洗うと消えるチャコペンのサインペンタイプで線を引いて作りました。
白の布で作ると普通のサインペンで線を書くと残る可能性があります。
気になる方はチャコペンがおすすめですが、ない場合はシャープペンなど薄いもので書くか
折り目をしっかりつけて線の代わりにするなどの方法があります。
あとで消せるチャコペンマーカーはこういったタイプですね。
Clover 水性チャコペンツイン 紫 24-433/span>
色の濃い布で作る場合はよっぽど目立たないと思うので、それほど気にする必要はありません。
作り方動画
作り方を動画でもご紹介しています。
是非ご覧ください。
ハンドメイド初心者の方でもわかりやすいようにご紹介しています。
続いて画像とテキストでもご説明しますね。
作り方
1、鼻の中心に折り目が来るように布を置いて縦幅は鼻と口が完全に隠れる長さを取る。
2、横幅は頬にかかる長さを取る。
一例として、15㎝(縦)×26㎝(横) これを1枚。
外側の布はさらに横幅を4㎝長くとります。
だいたいですが、上の画像くらいの感じをイメージしてもらえたらと思います。
3、縫う部分の線を引く。
ガーゼを半分に2回折り、真ん中に印を打つ。
これがマスクの鼻の先端の部分になります。
1回開いて、(横半分に折った状態にして)わになっている端から左端3㎝の部分に上下とも印を打つ。
鼻の先端から少し話した位置と結ぶ。
これが鼻筋の縦のラインになります。
4、結んだ線に、上の部分はさらに1㎝下がった位置に印を打って、直角に耳側に向かって線を引く。
反対の面も同様に線を引いておくと後で縫いやすかったです。
外側の布も同様に線を引きます。
5、鼻筋のラインを線の上をなみ縫いで縫う。
同じ幅で出来る限り縫います。
手縫いで大丈夫です。
縫い終わったら縫い目から1㎝のところを切ります。
外側の布も同様に作ってください。
6、ガーゼと表面の布を広げて、表面を重ねる。
(中表にします)
鼻筋のライン(中央の縫い目)がきちんとそろうように重ねるのがポイントです。
縫い代はそれぞれ重ならないように反対方向に倒して縫いました。
7、ガーゼと外側の布を一緒に、上のラインの線の上をなみ縫いして縫い合わせる。
8、下のライン(顎の部分)は下から1㎝のところに線を引き、まっすぐ縫う。
ここも先ほどと同様に中央のラインをしっかり重ねてずれないように注意して縫います。
縫い代の倒す方向は、先ほどと同じ方向に倒しておきます。
上側の縫い代を1㎝残して切り落とす。
横のあいている部分からひっくり返す。
この時、ただひっくり返すだけでもいいのですが少し端がきれいに整わなかったのでアイロンをかけてからひっくり返しました。
縫い代を内側にまとめて倒すようにして縫い目の位置でアイロンをかければ大丈夫です。
9、横側の端の布を2回折り、なみ縫いして紐を通す部分を作る。
ゴムを2本切り、ゴム通しやヘアピンなどに通す。
今回はヘアピンでやってみましたがうまくいきました。
端に結び付けます。
ゴムひもを通し、長さを調節して結ぶ。
結び目は布の中に隠すようにしてしまい、完成です。
紐の長さはマスクと顔の間に隙間ができないように調節してください。
裏はこんな感じです。
半分にたたむと平面になるので収納しやすいです。
実際に作ってみて
今回はわかりやすいように表と裏で違う柄の布を使って作りました。
ガーゼはしわになりにくいですが、表側の布もあまりしわにならない布で作ったほうが使い勝手がいいかな?と思います。
もう1つ、型紙つきのプリーツマスクの作り方もご紹介しています。
型紙は子供サイズも掲載、無料でダウンロードして使っていただけます。
作り方動画・型紙つき
今回文章だけでは少しわかりにくい部分があると思うので、画像も掲載しました。
私はもともと服飾系の出身なので裁縫は慣れているため簡単に作れましたが、実際に作ってみてミシンがなくても手縫いだけパターン(型紙)なしで作れるのでハンドメイドになれていない方でも簡単に挑戦できると思いました。
アイロンもかけなくてもちゃんとできるので、布とゴム、針と糸さえあれば作れます。
サイズも自分に合ったサイズで作れるため、大人から子供用まで作れる点もいいですよね。
以上『手作りマスクの作り方』のご紹介でした。
是非作ってみてくださいね。
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その他にも使い捨てタイプの縫わないプリーツマスクの作り方もご紹介しています。
作り方動画つき