ガッテンの豆味噌だまりの作り方。赤味噌の万能調味料のレシピ。

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NHKガッテン!(ためしてガッテン)で話題になった赤味噌を使って手作りできる万能調味料『豆味噌だまりの作り方』をご紹介します。

煮込むことでうまみがアップする豆味噌の特性を生かした、使い勝手の良い減塩にも役立つ万能調味料です。

混ぜるだけでとても簡単にできますよ。

赤味噌の特徴とは?

赤味噌を使った料理はとてもたくさんありますが、実は減塩効果もある万能調味料なんです。

関東ではあまり見ないというコメントがあり、筆者はとてもおどろきました!
(愛知県民なので、一番使う味噌なんです。むしろ赤味噌しか使わないくらいです)

実は赤味噌だけは全国各地の味噌と材料が違うという特徴があります。
他の味噌は大豆に麦や米などが入っているのに対し、大豆だけ(大豆と塩)でできているんです!
そのため『豆みそ』とも呼ばれます。

作り方は、大豆に麹菌を付けて作られます。
温度や湿度が徹底管理された場所で塊の状態にされ、そのあと様々な工程を経て5か月程度かけて完成されます。
それに対し、米に直接麹菌を付けて作られるのが米味噌で、醸造期間は短い場合は5日間で出来上がります。

米味噌に対し、甘みも香りも少なめな豆味噌ですがコクだけは米味噌に勝っています。
そのコク成分は顆粒化されて様々なインスタント食品にも使われているそうです。

加熱しても大丈夫!

もう1つ、豆味噌の特徴として煮込んでも大丈夫というものがあります。
煮込むことでコクがどんどんアップし、雑味などは減るという特徴なんです。

味噌煮込みうどんやどて煮などの煮込み料理に使われているのもこのためなんですね。
この点がほかの味噌とは違う点だともいえます。

そこで今回ご紹介するのが加熱料理に使いやすい『味噌だまり』という調味料の作り方です。
味噌だけでは粘度が高く使いにくい料理でも、しょうゆを混ぜることでぐっと使いやすくなる調味料です。

もともと味噌だまりとは、味噌を仕込んだ後、作っている桶の底などにたまってくる液のことで貴重なものなためなかなか市場には流通しません。

そこでガッテン流として考案されたのが今回のレシピです。
とっても簡単ですよ。

ガッテン流豆味噌だまり

調理時間 1分
調理器具 特になし
レシピの分類 調味料
レシピの種類 日本料理
糖質量 全量 2.4g(1人分 1.2g)

材料

赤味噌(豆味噌)20g
濃い口しょうゆ(薄口でもOKです)100g

味噌『2』に対し、しょうゆは『10』用意します。
つまり味噌2gだとしょうゆは10gということですね。

関東圏だと赤味噌はあまり売っていないかもしれませんが、ネットでも取り扱いがあります。
リンク先はAmazonで、イチビキは我が家もよく買いますが美味しいですよ。
イチビキ 名古屋八丁赤だし 500g

作り方

1、作る量に合わせてボウルやココットなどに味噌と醤油を加える。

2、味噌が完全に溶けるまでしっかりと混ぜ合わせたら完成です。

少し溶けにくいのでゴムベラなどを使って、しっかりと混ぜ合わせます。
底の方にたまりやすいので、すくうようにして混ぜてください。

どんな味がするの?

そのままでは辛いですが、料理に使うとそのよさがとても分かります。

赤味噌特有のまったりしたコクとしょうゆの塩味とうまみが合わさり、奥深い味が楽しめるんです。
まさに味噌としょうゆのいいとこどりが楽しめる調味料。

子供たちにも好評でしたよ。

減塩調味料としてもおすすめ

実は豆味噌は塩分濃度が10.9%、減塩味噌が10.3%とほぼ減塩味噌と同じくらいの塩分濃度です。
(米味噌・信州みそなどは12.4%程度です)

濃い口しょうゆの塩分濃度はおよそ16%なので、味噌を足すことでコクがアップし、料理によっては塩分を半分程度に減らすこともできます。

保存方法

密閉容器に入れて冷蔵庫で保管すれば1か月は保存可能です。

おすすめの使い方・活用レシピ

この味噌だまりは味噌のコクとうまみに醤油の塩味があり、味に奥行きがあるので色々な料理に使うことが出来ます。
基本的には和食によく合う調味料です。

例えば
・ぶり大根
・煮物
・すき焼き
・お刺身

などに使うことが出来ます。

チャーハン

炒飯の味付けに使ってもとてもおいしいです。
レシピをご紹介しています。

以上『豆味噌だまりの作り方』のご紹介でした。
是非試してみてくださいね。

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