梅の季節に作りたい【梅シロップ(梅ジュース)の作り方】をご紹介します。
青梅で作ることが多いシロップですが、完熟梅でも同様に作ることができます。
発酵を防ぐために少量お酢を加えると失敗せず、冷凍をしなくても上手に作ることができますよ。
梅シロップ・梅ジュース
一般的に梅シロップには青梅が適しているといわれていますが、完熟梅でも美味しく作ることができます。
スッキリした甘さにしたいときは青梅、まろやかで濃厚な香り高いシロップにしたいときは完熟梅がおすすめです。
今回はこの程度の色味の梅を使いました。
分量は青梅でも完熟でも同じで大丈夫。
完熟梅といっても、柔らかすぎず、梅干しに使う時より少し早めの段階のものを使うとうまくいきます。
触ると柔らかくなっているくらい熟しすぎたもので作ると発酵しやすくなってしまうので注意してください。
調理時間 | 15分+2~3週間 |
調理器具 | 保存瓶・キッチンペーパー・爪楊枝や竹串 |
レシピの分類 | 調味料・デザート |
レシピの種類 | 日本料理 |
材料 作りやすい分量
青梅もしくは完熟梅 1キロ
氷砂糖 1キロ
お酢(りんご酢)100㏄(カップ1/2)
梅の追熟のさせ方はこちらでご紹介しています。
お酢はなんでも大丈夫ですが、りんご酢がよく合うのでおすすめです。
作り方
1、瓶の消毒をする。
瓶は熱湯を回しかけ、熱湯消毒をする。
メモ
初めにぬるま湯をかけ、その後熱湯をかけると瓶が割れにくくなります。
2、清潔なふきんやキッチンペーパーの上に逆さにして乗せ、しっかり乾かす。
3、さらにアルコール消毒をするのがおすすめ。
アルコールスプレーや焼酎をキッチンペーパーなどに含ませ、瓶の中や口を丁寧にふく。
メモ
アルコール消毒もすることでよりカビにくく、発酵しにくくすることができます。
4、梅はボウルに水をはり、そっと入れて優しく洗う。
ざるの上にキッチンペーパーや清潔なふきんを敷き、その上に取り出し水気を切る。
5、1個ずつキッチンペーパーなどで水気をふき取る。
なり口(ヘタの部分)も丁寧に水気を拭き、なり口をつまようじや竹串で取り除く。
水気が少しでも残るとカビの原因となるので丁寧に取り除きます。
6、3の保存瓶に梅、氷砂糖を交互に詰める。
メモ
少しずつ重ねていきます。
7、最後まで詰めたらりんご酢を回しかけ蓋をする。
メモ
お酢なしでも作れますが、加えた方が発酵を防ぐ効果があります。
特に青梅ではなく完熟梅で作る場合は加えてください。
8、瓶全体をゆっくり回し、酢を全体に行き渡らせる。
9、そのまま冷暗所に置き、1日1回、上がってきたシロップが全体に回るように瓶をゆっくり回す。
約2週間~3週間で完成します。
徐々に氷砂糖が溶け、梅からエキスが出てぎゅっと実がしわしわにしまっていきます。
3日後
約1週間
約2週間
実がすべてシワシワになったら梅を取り出し、シロップの完成です。
そのまま保存してもいいですが、私は冷蔵庫に入れやすい瓶や容器に入れ替えて冷蔵保存しています。
保存期間
冷蔵庫なら約1年保存可能です。
ただししっかりと殺菌・消毒ができている場合に限ります。
途中で発酵してしまったり、シロップが濁ったりカビてしまった場合はその限りではありません。
おすすめの使い方
個人的に一番好きな使い方は炭酸割りです!
スッキリした酸味のある甘さが炭酸によく合います。
蒸し暑い季節にもぴったり。
子供たちは氷水で割ったジュースがお気に入りです。
以上【梅シロップ・梅ジュースの作り方】のご紹介でした。
是非試してみてくださいね。
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