NHKあさイチで話題になった東京・銀座のイタリア料理店『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ』のオーナーシェフシェフ落合務シェフが考案された『カポナータ丼の作り方』をご紹介します。
炒めた玉ねぎやなすなどを完熟トマトとワインビネガー(お酢)で煮込んだイタリア南部シチリア島の伝統的な野菜の煮込み料理のレシピをどんぶりにしたメニューです。
カポナータ丼
ちなみにこちらが丼にする前のカポナータ。
野菜がたっぷり食べられる、作り置きメニューとしてもとてもおすすめです。
調理時間 | 25分 |
調理器具 | 包丁・鍋(深めのフライパン) |
レシピの分類 | 野菜のおかず |
レシピの種類 | イタリア料理 |
材料 3人分
なす 2本
ズッキーニ 1本
パプリカ 1個
セロリ 1/2本
玉ねぎ 1/2個
ベーコン 100g
オリーブオイル 大さじ2
塩 少々
トマトの水煮缶 400g
赤ワインビネガー 大さじ1(酢でもOK)
こしょう 少々
バジルの葉 10枚
カポナータ丼 1人分
カポナータ 1人分
ごはん 適量
バター 10g
水 大さじ3
パルメザンチーズ 10g+仕上げ用に5g
水溶き片栗粉 大さじ1
温泉卵 1個
バジルの葉 少々
こしょう 少々
作り方
1、なすはピーラーで皮をむき、1.5mm角に切る。
メモ
なすは皮をむかないと、他の野菜の影響で皮が茶色くなってしまうためむいて使います。
むいた皮はお味噌汁やスープに使えますよ。
ズッキーニも同じ1.5mm角に切る。
セロリはたたいてから小口切りにする。
玉ねぎは7㎜角に切る。
ベーコンは拍子木切りにする。
2、パプリカはヘタと種を除き、1.5mm角の色紙切りにする。
メモ
色紙切りとは正方形に切る切り方のこと。
3、鍋にオリーブオイルを熱し、ベーコンを加えて中火で2分炒める。
続いて玉ねぎ、セロリを入れて中火で2分半炒める。
こげてきますが触りすぎないようにして炒めます。
これがだしになります。
4、なす、ズッキーニ、パプリカ、塩少々を加えて中火で3分野菜がしんなりするまで炒める。
5、トマトの水煮缶はボウルにあけて、手でつぶす。
鍋に入れて中火で2分半煮る。
6、トマトの水気が少なくなってきたら赤ワインビネガーを加える。
こしょうをふり、バジルの葉をちぎって加える。
冷めるまでおくと味がなじんでさらに美味しくなります。
7、続いて丼ぶりにします。
冷たいごはんでもいいので、耐熱容器に入れてバターを乗せて500Wの電子レンジで2分加熱する。
8、カポナータにとろみをつける。
食べる分をフライパンに取り分け、水大さじ3(2人分に対して)を加える。
強火にかけ、沸いてきたら火を弱める。
9、水溶き片栗粉を加えてゆっくりと混ぜとろみをつける。
メモ
ぶっちゃけこの工程は省いてもいいです。
そのままごはんにかけても十分美味しいので。
10、レンチンしたごはんを取り出したらしっかりと混ぜ合わせる。
パルメザンチーズを加えて混ぜる。
9を乗せ、温泉卵を中央に乗せる。
バジル、仕上げのパルメザンチーズ、こしょうをかけて完成です。
カポナータの保存期間
カポナータは清潔な保存容器に入れて、冷蔵庫で3~4日間保存可能です。
冷たいままでも美味しいので保存食に最適です。
お酢が入ることで味がしまりますし、保存性の面でもいいのかなと感じました。
このレシピの感想
最後にこのレシピの感想をご紹介しますね。
お手軽度 | ★★★☆☆ |
美味しさ | ★★★★★ |
食費が安く済むか | ★★☆☆☆ |
子供向きかどうか | ★★★★★ |
子供も美味しい!と言ってモリモリ食べていました。
野菜を補うメニューとしてかなり優秀だと思います。
野菜たっぷりなので費用はそれなりにかかります。
1個1個を切る手間もかかりますが形をそろえて切るのは楽しいです。
落合シェフのレシピは何度も試していて、いつもきちんと美味しいのでカポナータは名前と味だけ知っていて作ったことはなかったので作ってみました。
何種類もの野菜をたっぷり使うので、体にいいおかずだと思います。
今回はごはんにかけましたがパスタソースやパンに乗せてトーストやピザ風にしてもいいかも。
色々なアレンジが楽しめるおかずです。
以上『カポナータ丼の作り方』のご紹介でした。
是非作ってみてくださいね。
落合シェフのレシピならこちらもおすすめです。