NHKあさイチで話題になった『煮あずきの作り方』をご紹介します。
乾煎りをしてから通常より少ない水で煮ることでポリフェノールをしっかりと摂取することが出来る、砂糖なしで渋きりも不要な小豆の煮方・茹で方です。
アレンジレシピもご紹介しますね。
煮あずき
一般的な作り方ではポリフェノールの大半が失われてしまうのがデメリットです。
そこでおすすめなのが小豆博士の加藤淳先生が考案された、煮汁を捨てずに渋みだけを除くことが出来る作り方です。
小豆は煮汁にポリフェノールが溶けだすため、煮汁ごと小豆に吸わせて仕上げて作ります。
ポイントは先に乾煎りをするということ。
乾煎りをすることでゆでこぼしなどをしなくても、渋みを感じなくすることが出来ます。
調理時間 | 35分 |
調理器具 | フライパン・鍋 |
レシピの分類 | 副菜 |
レシピの種類 | 日本料理 |
材料 作りやすい分量
小豆 100g
水 小豆の2倍の量 200ml
小豆は自分の2.2倍の量の水を吸う性質があります。
そこで全て煮汁を吸わせてポリフェノールを閉じ込めるために2倍の量の水を使います。
レシピ動画
作り方を動画でもご紹介しています。
是非ご覧ください。
作り方
1、小豆はフライパンで中火で約2~3分乾煎りする。
メモ
表面が黒ずんでくるくらいが目安です。
乾煎りすることでえぐみを抑えることが出来ます。
2、鍋に1の小豆、水を加えて強火にする。
沸騰したら弱火にして蓋をし、30分煮る。
途中で数回かき混ぜる。
メモ
通常より少ない水で煮るため、小豆に芯を残さないためにも蓋を必ずします。
3、煮汁が完全になくなるまで煮たら完成です。
指で軽く押してもつぶれないけれどぐっと押してつぶれるくらい、しっかり歯ごたえが残る程度が仕上がりの目安です。
実際に食べてみるとしっかり歯ごたえがあり、柔らかすぎず食感の良いゆであがりでした。
ちゃんと豆のホクホクした感じもあるので、そのままでも美味しいですよ。
保存期間
冷凍庫で1か月保存可能です。
解凍する際は自然解凍がおすすめです。
もう1つ、水筒の保温ポットを使って作る簡単な方法もあります。
こちらは時間はかかりますがほったらかしで出来ますよ。
ヘルシーぜんざいの作り方
続いてアレンジレシピとして砂糖控えめな『ヘルシーぜんざい』をご紹介します。
通常より少ない砂糖で作るため、日持ちがしないため食べる分だけ作るようにしてください。
15分もあればすぐに作れますよ。
レシピ動画あり
レンジで簡単お赤飯
この煮あずきを使うと『お赤飯』も簡単に作ることが出来ます。
作り方を動画でもご紹介しているので是非ご覧ください。
豆を煮てストックしておけば20分もあればできるレシピです。
レシピ動画あり
小豆カレー
個人的にかなりお気に入りの食べ方がインドカレーの『ダールマッカニー』風にする方法。
生クリームを入れた濃厚な味のカレーで、辛くてすごく美味しいですよ。
お肉は使わず、茹でた豆をたっぷり入れます。
ホクホクの豆がよく合うレシピです。
小豆フレーク
煮あずきをフードプロセッサーにかけることで色々な料理に使いやすい『小豆フレーク』にすることが出来ます。
しっかり冷めてから3分程度フープロにかけてください。
小豆フレークは冷蔵保存で2~3日、冷凍庫で1か月保存が可能です。
こしあんに
この小豆フレークは砂糖と熱湯を加えることでこしあん風に楽しむことが出来ます。
あずきラテ
フレーク 大さじ5
砂糖 大さじ1
牛乳や豆乳を温めたもの カップ1
をマグカップに入れて混ぜるだけ。
とっても美味しくて何杯かおかわりしてしまいました。
体も温まる冬におすすめのドリンクです。
以上『煮あずきの作り方とアレンジレシピ』のご紹介でした。
是非作ってみてくださいね。