キャビネットケーキのレシピ。土井善晴さんのキャビネットプリン。

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NHKきょうの料理やグレーテルのかまどでも話題になった、料理研究家土井善晴さんの『キャビネットケーキ(キャビネットプリン)の作り方』をご紹介します。

土井さんのお母さんの味だという、焼いた食パンや缶詰のみかんを入れた蒸しプリンのレシピです。
実際に作ってみましたが食パンがプリンに馴染んでとてもおいしいですよ。

キャビネットケーキとは?

キャビネットケーキ』はおそらく『キャビネットプリン』とも呼ばれるイギリスの蒸しプリンから名前を取ったものだと思います。

もともとキャビネットプリンはパンの他、カステラやスポンジを入れて作られるプリンのこと。
温かいまま食べても、冷やして食べても美味しいデザートです。

卵液をこさなくてもざっくりで簡単に作れる素朴な家庭料理のスイーツ。
イギリスでは昔懐かしい部類のおやつのようです。

気軽に作れるので好きな具材でアレンジも色々楽しめますよ。

土井善晴さんのキャビネットケーキ

調理時間 25分
調理器具 耐熱プリンカップやココット・鍋・フライパン・ふきん・ボウル・泡だて器
カロリー 1人分 190kcal
レシピの分類 デザート
レシピの種類 イギリス料理

材料 160mlの耐熱カップもしくはココット6個分

卵 3個
牛乳 カップ1と1/2
砂糖 50g
バニラエッセンス 少々
サラダ油 適量
8枚切りの食パン 2枚
缶詰のみかん(シロップ漬け)1缶(300g、固形量170g)
※シロップは除く
レーズン 大さじ2

ソース

みかんの缶汁+水 合わせてカップ1
砂糖 大さじ1
片栗粉・水 各大さじ1

土井さんは水溶き片栗粉でソースにとろみをつけていましたが、私はなしで作りました。

容器について

今回耐熱のイワキプリンカップ100mlと150ml、ココットでも作ってみました。

ココットで作る場合は器には出さずに直接食べるスタイルでいいと思います。

使用したプリンカップはこちらです。
割れにくくておすすめですよ。
かなり愛用しています。

iwaki(イワキ) 耐熱ガラス プリンカップ 100ml KBT904

レシピ動画

動画ではココットでひっくり返さずそのまま食べるスタイルで作りました。
ココットのほうが見た目がかわいいかな~と。

ひっくり返す手間もないので、簡単で洗い物も少なくて済みます笑

作り方

1、ボウルに卵を割り入れ、泡だて器で溶きほぐす。
砂糖、牛乳、バニラエッセンスを加えて混ぜ合わせ卵液を作る。

2、食パンはこんがりとトーストして、耳を切り落とし1枚を9等分の正方形に切る。

3、型から出して食べたい場合はプリンカップや耐熱性のカップの内側にサラダ油を薄く塗る。
ココットや大きな型に流してそのまま食べる場合はこの工程は飛ばしてください。

4、食パンを3の中に3枚ずつ入れる。
さらにみかんのシロップ漬け、レーズンを等分して入れる。

そこに卵液を注ぎ入れる。

5、フライパンの上に濡らしたふきんをのせる。
その上に4を乗せる。
カップの1/3の高さくらいまで熱湯(カップ3)を注ぎ入れる。

6、蓋をして静かに煮立つくらいの火加減で約15分間蒸す。

7、竹串を刺して、卵液が流れ出なけれOKです。

網の上に取り出し、粗熱を取ります。
容器はとても熱くなっているので十分注意して取り出して下さい。
しばらくそのままにして触れるくらいになってから取り出しても大丈夫です。

プリンケーキを型から出して盛り付けたい場合は型に添わせるように竹串をぐるりと回し、器の上にひっくり返して取り出す。

8、ソースを作る。みかんの缶汁に水を合わせてカップ1にする。
鍋に入れて砂糖を加えて火にかけ、溶かす。
とろみが欲しい場合は水溶き片栗粉を加えて混ぜ、とろみをつける。
今回は片栗粉無しで作りました。

9、仕上げにシロップをかけて完成です。
十分ケーキ自体が甘いので、シロップはなしでも。
お好みでどうぞ。

ココットで作っても可愛かったですよ。
動画ではココットで作っているのでよろしければご覧ください。

このレシピの感想

最後にこのレシピの感想をご紹介しますね。

お手軽度 ★★★★★
美味しさ ★★★★★
食費が安く済むか ★★★★★
子供向きかどうか ★★★★★

フレンチトーストのような感じも楽しめる濃厚なプリンです。

卵液をこしたり、泡を取ったりという細かいことを気にせず作れるので本当に簡単です。

LIFE.net

蒸しプリンは難しいイメージがありましたがフライパンで簡単に作れる点もよかったです。

イギリスではドレンチェリーを入れて作ることもあるそうで、大きい型で作るのが主流に感じました。
スコップケーキっぽく、大きな器で作って取り分けて食べても楽しいと思います。

以上『キャビネットケーキの作り方』のご紹介でした。

今回のレシピを考案された、土井善晴さんのレシピ本はこちらです。
一汁一菜でよいという提案

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