フランスのリヨンの料理で、チーズを使ったソース【セルヴェル・ド・カニュの作り方】をご紹介します。
伝説の家政婦として有名なタサン志麻さんが沸騰ワード10で披露されたレシピで、羊の脳みそに見立てたチーズソースのレシピです。
ミントなどのハーブや、香味野菜を入れて混ぜるだけで簡単に出来るのでおすすめですよ。
セルヴェル・ド・カニュ
フランス語で「セルヴェル(cervelle)」は脳みそのこと、「カニュ(canut)」は絹織職人のことで当時貴族が食べていた羊の脳みそに憧れた絹織職人たちがチーズを使って代用して作ったのが始まりとされています。
羊の脳みそが食べれるなんて、それだけでも驚きですが、貴族の食べ物で庶民の憧れということはきっと珍味だったんでしょうね。
当時はパンに塗って食べていたそうで、実際にトーストに塗ってみましたが相性抜群!
その他にも色々な使い方が出来るので、それはまた後程ご紹介するとして・・
そんな「セルヴェル・ド・カニュ」ですが、本場ではクリームチーズではなくフロマージュブラン(生クリームが入っていない白いチーズ)にエシャロットや香草を混ぜて作られます。
今回は日本でも手に入りやすいクリームチーズに大葉やネギなどを使ったレシピです。
もちろん、フロマージュブランやエシャロットが手に入る方は本場流に作ってみるのもおすすめですよ。
調理時間 | 3分 |
調理器具 | 包丁・ボウルなど |
レシピの分類 | ソース |
レシピの種類 | フランス料理 |
材料 作りやすい分量
クリームチーズ 70~80g
すりおろしにんにく 1かけ分
レモン汁 小さじ1/2~
パセリ ひと房
細ねぎ 3本
ミント 葉を8枚程度
こしょう 少々
リヨンではスライスアーモンドやレーズン、オリーブオイルなどをトッピングするお店もあるようです。
ハーブや香味野菜はお好みで量を調節してください。
ざっとの分量でも美味しく作れます。
作り方
1、細ねぎは小口切りにする。
パセリ、ミントは細かく刻む。
2、クリームチーズにすりおろしにんにく、レモン汁、切った細ねぎ、パセリ、ミント、こしょうを加えて混ぜ合わせる。
クリームチーズはある程度室温に戻し、練るように混ぜると混ぜやすいです。
3、器に盛り付け、完成です。
おすすめの使い方
バゲットやトーストに
一番定番の使い方ではないでしょうか?
焼き立てのトーストに塗ると最高です!
サンドイッチにもいいと思います。
おにぎりに
おにぎりに混ぜて握ってみたらとっても美味しかったです。
以前クリームチーズと生ハムのおにぎりを作ったことがあるのですが、それが美味しかったので試してみました。
具材は冷しゃぶにして、そこにもセルヴェル・ド・カニュを少し。
さらにお米の部分にも点在するように枝豆と一緒に混ぜ込み、握っています。
パンにも合うんですからご飯にもよく合います。
冷めても美味しいですよ。
焼きとうもろこしに
タサン志麻さんが披露されていたのがこちらの、焼きトウモロコシに塗る食べ方です。
実際に作ってみましたが、焼きトウモロコシの甘みにソースがよく合いとっても美味しかったです。
これは焼き立てに塗るのがおすすめですね。
お手軽度 | ★★★★★ |
食費が安く済むか | ★★★☆☆ |
子供向きかどうか | ★★★☆☆ |
すりおろしにんにくや香草が少し大人の味わい。
子供用に作る場合は選ぶ食材を工夫する必要があると思います。
混ぜるだけで簡単に出来ておしゃれに決まるので、ホームパーティーなどのディップにもおすすめです。
タサン志麻さんのレシピ本はこちらです。
伝説の家政婦 沸騰ワード10レシピ
以上【セルヴェル・ド・カニュの作り方】のご紹介でした。
是非作ってみてくださいね。
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