豆苗の育て方と再生栽培方法。切る位置や水加減の6つのコツを紹介。

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NHKあさイチで話題になった『豆苗の再生栽培の仕方・育て方のコツとポイント』をご紹介します。

繰り返し楽しめる豆苗ですが、上手に成長させるための水やりのポイントや刈り取る際の切る位置など、成長させるためのコツを画像付きで詳しくまとめました。

豆苗メーカーの方が教えてくれる方法です。
是非試してみてくださいね。

豆苗の再生栽培の仕方

1回買うと繰り返し育てて成長した分を切り取って食べることができる『豆苗』は、節約にも役立つ食材です。

ただし育て方を失敗してしまうとうまく生えてこなかったり、カビが生えてしまうなんてことも。
今回は上手に繰り返し生えてくる、育て方のポイントをご紹介しますね。

容器

1つ目のポイントは『容器の大きさ』です。

豆苗を入れる容器が小さいと水の量も少なくなってしまいます。
そのため十分な大きさが必要になるんですね。

目安は豆苗を入れた際に指が1本端に入る余裕があるくらいの大きさです。
あまり小さい容器にぎゅーぎゅー詰めに入れないように注意してくださいね。

水の量

2つ目のポイントは『水の量』です。
水の量は少なすぎず、ある程度の量があったほうが成長にはいいんです。
ただし入れすぎはNG。

水の量の目安は、豆より下の位置までの量です。
豆の上より多く入れてしまうとカビの原因になるため注意してください。

水換えは1日1回、つぎ足すのではなく必ず全て捨てて新しく入れ替えるようにするのも上手に成長させるためのポイントです。

日の光

3つ目のポイントは『日光をしっかり当てること』。

成長には日の光、明るさも大切になります。
そのため日に当ててあげることが大切です。

室内であれば窓がない場合はキッチンよりも、明るい窓際に置くのがベストです。
ただし真夏は光が強く水が悪くなりやすいので直射日光は避けるようにしてあげてください。

切る位置

4つ目のポイントは『切る位置』です。

豆苗を再生栽培しようと思ったとき、豆のついている根っこの部分を残してカットしますよね。
そのカットする位置が実はとても大切なんです。

切る位置は豆の3㎝程上、葉っぱが出ている部分の必ず上を切るようにします。
そうすると次に生えてくる分がしっかり生えるようになります。

よく見ると豆から上の位置に『わき芽』という芽が2つ出ているのがわかると思います。
画像にわかりやすいように、1本の茎の中で芽を探して『1』『2』と書いてみました。

その2つのわき芽を残すように切るのがポイントになります。

1本1本わき芽の位置が違う場合もあるので、ざっくり豆の3㎝上と覚えておいて見てもよくわからない場合は3㎝上を目安に切ってみてください。

1つ目のわき芽はわかりやすいですが、2つ目がわかりにくい場合があります。
その場合は1つ目のわき芽だけでもよけて切ってあげてください。

もう生えない豆は捨てる

5つ目のポイントは『落ちた豆は捨てる』ということ。
豆苗を逆さまして振った時に、ぽろっと落ちてくる豆があれば捨ててしまって大丈夫です。

この落ちた豆からはもう生えてこないので、残しておいても傷んでしまうだけなんですね。

傷んでしまうと他の豆苗に悪さをするため捨ててしまうのがベストです。

成長が早い茎は先にとる

最後のポイントは『成長が早い茎は先に摘み取る』ということ。
成長が早い茎が出てきた場合は先に摘み取り、先に食べてしまうようにします。

これは残しておくと成長が進み、硬くなってしまうためです。

硬くなるだけなので、残しておいても成長には支障はないですが先に摘み取っておくことで全て柔らかいまま美味しく食べることができるようになります。

摘み取ったものも食べられるので、お味噌汁の中などに入れて使ってくださいね。

成長にかかる日数

実際にこの方法で育てた豆苗がこちらです。

かなりふっさふさに成長しました!

上から見るとこんな感じです。
2パック分になります。

成長にかかる日数を調べてみたところ

・冬場などの寒い時期 2週間程度

かかりました。

私の住んでいる地域と家の日当たりも関係していると思いますが、参考にしてみてください。

再生栽培は何回まで?

最後に、再生栽培は何回までできるのか?という点ですがメーカーの方によると『2回くらいまで』が美味しく食べられる回数として推奨されているそうです。
つまり買ってきてから合計で3回食べられるということです。

ただ上手にやれば4~5回生やすことは可能です。
ただしこの場合、生えてはきますが栄養価は徐々に落ちてしまうそう。

どうしても豆の栄養を使って生やしているため、回数を重ねるごとに栄養価が減ってしまうんですね。

そのため2回くらいまでが美味しく食べられる回数なんだとか。

もちろんその後も生やすことはできるので、最後は観葉植物として楽しむというのもありですよね。

以上『豆苗の再生栽培・育て方』のご紹介でした。
是非試してみてくださいね。

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