NHKガッテン!で話題になった『手作りあんこの作り方』をご紹介します。
簡単&時短で、カロリーも通常の3割もカットできるというヘルシーなあんこのレシピです。
小豆は便秘解消効果や筋肉を作る食材として話題になりました。
実際に時短あんこを作ってみたので、作り方やコツを詳しくご紹介しますね。
ガッテン流!小豆で手作りあんこ
小豆にはタンパク質の吸収を助け、筋肉を作る助けをしてくれる働きがあります。
また特殊なでんぷん(レジスタントスターチ)を持っていて、消化されないため便のかさましになり便秘解消効果が期待できます。
その他にもこのでんぷんは腸内細菌の餌にもなります。
便の水分を増やし出やすくしてくれる働きもあるんです。
このレジスタントスターチの量は以前ガッテンで話題になった『長芋』より多く含まれています。
この小豆を使った美味しくてヘルシーなあんこの作り方をご紹介します。
調理時間 | 16時間40分 |
調理器具 | ボウル・フライパン・ヘラ・ざる |
レシピの分類 | デザート |
レシピの種類 | 日本料理 |
ガッテンではフライパンで作れる、ということでフライパンで作ってみましたが熱伝導率がいいお鍋があればそちらで作ったほうが早くできるかもしれません。
我が家のフライパンだと30分+で少し時間がかかりました。
材料 作りやすい分量
乾燥小豆 250g
水 700ml
砂糖 90g(煮た小豆の15%の量が目安)
塩 少々
砂糖の量はお好みで減らしても大丈夫です。
我が家はいつも1キロタイプの乾燥小豆を買っています。
日持ちがするので多めに買うのもおすすめです。
国産(北海道) 小豆 1kg チャック付
レシピ動画
作り方を動画でもご紹介しています。
是非ご覧ください。
作り方
1、軽く洗った小豆を浸水させる。
小豆は軽く洗い、ボウルに入れて水(700ml)を注ぎ入れ、冷蔵庫で16時間おいて浸水させます。
メモ
この浸水が早く煮えるポイントになるので、しっかりと。
一晩たったものがこちら。
こんな感じになりました。
2、フライパンに水ごと入れて蓋をして強火にかけ、沸騰したら弱火にして合計30分煮る。
煮えむらがないように時々混ぜます。
メモ
この時、小豆が水面から顔を出さないようにするのがポイントです。
火にかける前に出てしまっている場合は表面をならし、しっかり浸るようにします。
加熱している途中で小豆が水面から出たら水を足します。
私は10分おきくらいに優しく全体を混ぜ、15分と25分経ったところで少し頭が出てきていたので水を足しました。
合計30~40分くらい煮て、半分くらいの小豆のおなかが割れたら火を止める。
ボウルに重ねたざるにあけて煮汁と分ける。
豆だけをフライパンに戻す。
メモ
皮が破れる前の15分煮た状態は便秘解消にとてもおすすめとのことです。
3、塩、砂糖を入れて中火で温めながらヘラでつぶすようにしながら混ぜたら粒あんの完成です。
初めなかなかあんこっぽくならなかったのですが、根気よくゴムベラでつぶしながら混ぜていくとあんこのようになりました。
仕上がりのつぶれ具合は好みで決めていいと思います。
ちなみにこしあんにしたい場合は鍋に戻す前に小豆をざるで濾してください。
その後、砂糖と混ぜればこしあんになります。
最近の小豆は品種改良でしぶみが少ないのでアク抜きも不要なので加熱する工程だけで作れるのがメリットですね。
出来立てはホクホク、小豆の甘味も感じてとっても美味しいです。
手作りおやつとして最高だと思います。
保存期間
冷蔵庫で1週間保存可能です。
冷凍保存も可能です。
便秘解消効果を期待する場合は1日90gが目安です。
砂糖の糖分が気になる場合は塩を適量振って、塩小豆にするのもおすすめです。
煮汁はぷるぷるスイーツに
小豆と分けた煮汁は砂糖を入れて混ぜ、冷やし固めるとぷるぷるスイーツとして楽しむことができます。
1、煮汁を鍋に入れて砂糖を好きな量入れて火にかけてしっかりと溶かす。
今回は上の分量で作って出た煮汁に、砂糖を大さじ3入れました。
2、容器に注ぎ入れ、冷蔵庫で一晩冷やし固めたら完成です。
ゼラチンや寒天不要で固めることができますが、煮汁が薄くなっていると固まりにくくなります。
私が作った時は水を結構足してゆでたので固まりませんでした・・・
この煮汁にも栄養素が含まれているため捨ててしまうのはもったいないので、是非一緒に作りたいですね。
もしくはそのまま飲んでもダイエット効果が高い『あずき水』として楽しむことができます。
韓国でも話題のダイエット法で、炒ってから煮だすとより飲みやすくなりますよ。
他にも、ヘルシーなあんこなら砂糖を使わない米麹で作る『発酵あんこ』も美味しいのでおすすめですよ。
もう1つ、簡単な方法として魔法瓶を使ったレシピもご紹介しています。
あんこはそのまま食べても美味しいですが、お菓子作りに使うのも◎。
以上『ガッテン流手作りあんこの作り方』のご紹介でした。
是非試してみてくださいね。
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是非ご覧ください。