テレビ番組のたけしの家庭の医学でも話題になった『大根おろしのレモン果汁がけの作り方と効果』をご紹介します。
血管の老化防止に役立つ、大根のイソチオシアネートを活かすにはいくつかポイントがあります。
大根には動脈硬化予防に効果的な成分が豊富なことがわかっています。
その効果をより高めてくれる、おすすめの食べ方です。
大根のイソチオシアネートには血管の老化を防止する効果がある
大根に含まれているイソチオシアネートには血管の老化を防止してくれる効果が期待できます。
どんな効果かというと、動脈硬化を進めてしまう活性酸素を除去する働きがあります。
さらに血管の炎症を直接抑えてくれる効果もあるんです。
また現代人に嬉しいがん予防効果もあることがわかっています。
解毒酵素を増やすため、発がん物質を抑えてくれ肺がんや大腸がんの発症リスクを下げるという報告があります。
しかし調理法によってその量が変化してしまうという特性があります。
ではどのような調理法がいいのかというと『大根おろしにして食べる』というものです。
大根おろしの効果を高める3つの方法
ただ、ここにもポイントが。
よりイソチオシアネートを増やすことができる方法があるのでご紹介しますね。
先端を使う
大根は先端が成長していく野菜です。
つまり先端が大切な部分なので、身を守るためにイソチオシアネートを多く生成しています。
そのため先端に多く含まれているんですね。
ただし大根は先端に行くほど辛くなります。
もしも辛い大根おろしが苦手な場合は上の方を使うと食べやすいくなりますよ。
皮ごと使う
健康効果が高い成分は皮に近い部分でも生成されているため、皮は捨てずに皮ごとすりおろし、おろし汁も一緒に飲むことが大切です。
水に溶けやすい性質なので、おろし汁に多く溶けだしているんですね。
レモン果汁をかける
大根の細胞に含まれる成分はビタミンCと合体するとよりイソチオシアネートを生成してくれる働きがあります。
レモン以外にもすだち、カボス、橙なども効果が期待できます。
そのままおろし汁を飲むのは苦手、と言う方も果汁を加えるとより飲みやすくなりますよ。
また、レモン汁をかけておくと変色防止効果も期待できます。
すぐに食べるのがベストですが、時間が経ってしまう場合にはあらかじめかけておくと変色防止になります。
大根おろしレモン汁がけ
調理時間 | 5分 |
調理器具 | おろし金 |
レシピの分類 | 副菜 |
レシピの種類 | 日本料理 |
材料 1人分
大根おろし 大根5~10cm分
レモン汁 大さじ1
作り方
1、大根を皮付きのまますりおろす。
2、器に盛り付け、レモン果汁をかけたら完成です。
おろし汁が苦手な方はすりおろした後にぎゅっと絞り、よけて置いてホットドリンクにすると飲みやすくなりますよ。
できればすりおろしてすぐに食べるのがおすすめですが、作り置きしたい場合は汁は切っておいた方が臭みも出にくくなります。
私は大根おろしそのままがあまり得意ではないのですが、レモン汁をかけるととてもさっぱりしてさらさらっと食べられるので気に入っています。
脂っこい料理の時の箸休めにもおすすめですよ。
以上『大根おろしレモン果汁がけの効果と作り方』のご紹介でした。
是非試してみてくださいね。