NHKきょうの料理で話題になった、料理家の栗原はるみさんが考案された『栗と手羽先の煮物の作り方』をご紹介します。
栗が旬の時期に作りたい、手羽先でスープを取り、手羽中と一緒に煮込んだうまみたっぷりの美味しい煮物のレシピです。
栗のほっくりした感じがよく合いますよ。
栗と鶏手羽の煮物
調理時間 | 5時間 |
調理器具 | ボウル・鍋・ざる・フライパン・落とし蓋・包丁 |
レシピの分類 | メインディッシュ |
レシピの種類 | 日本料理 |
材料 4人分
栗 500g(正味約300g)
鶏手羽先 8本
干ししいたけ 8枚
ねぎの青い部分 1本分
しょうが 1かけ
水 カップ2
サラダ油 大さじ1/2
にんにく 3かけ
オイスターソース・紹興酒・しょうゆ・砂糖 各大さじ2
レシピ動画
作り方を動画でもご紹介しています。
是非ご覧ください。
作り方
1、栗は、水に30分間以上つける。
皮をむく前に水につけておくことで皮が柔らかくなり、むきやすくなります。
時間がある場合は一晩水につけるとさらにむきやすくなります。
2、栗の底を切り落とし、皮の境目を取っ掛かりにしてとがったほうに向かって鬼皮をむく。
底を切り落としておくと手でもむくことができます。
さらに渋皮を丁寧にむく。
鬼皮をむいた後、少し水に漬けておくと渋皮もむきやすくなります。
包丁で取り切れない筋の部分や細かい部分は竹串などを使うときれいに取ることが出来ます。
渋皮をむいた後、きれいな水に30分つけてアク抜きをする。
3、しいたけはカップ1/2の水に30分~1時間つけてゆっくりと戻す。
戻したら軸を取り除く。
さらに大きければ半分に切る。
にんにくと生姜はボウルなどでつぶす。
ネギは縦半分に切る。
4、栗はあく抜きしたボウルの水を捨てて、鍋にきれいな水と一緒に加えて火にかけ、水からゆでる。
沸騰したら一度お湯を捨て、新しい水に変える。
もう一度火にかけ、さらにアクを抜くために10~15分中火で栗が柔らかくなるまでもう一度茹でる。
ゆでたらざるにあげておく。
5、手羽先は先の部分と手羽中に切り分ける。
皮の面を下にして、ぐいっと広げてから境目の部分を指で触って確認します。
へこんでいる部分があるので、そこを目安に切り分けます。
切り分けた後、先端は臭みを取るために水でよく洗いキッチンペーパーで水気を拭き取る。
手羽中は皮を下にして、骨に沿って裏側に切り込みを1本入れる。
切り込みを入れておくことで食べやすくなります。
6、鍋にねぎの青い部分、しょうが、水、手羽の先の部分を加えて火にかける。
沸騰したら弱火にして蓋をし10~15分間ゆでる。
7、6をざるでこす。
測ってみて足りない場合は水を足してカップ2の分量にする。
8、フライパンにサラダ油、にんにくを加えて弱火にかける。
香りが立ってきたら手羽中を皮を下にして加えて両面に焼き色を付けるようにこんがりと焼く。
にんにくは焦げ防止のために、途中から手羽中の上に乗せておきます。
9、紹興酒を加え炒め合わせる。
さらに7のスープを注ぎ入れる。
しょうゆ、砂糖、オイスターソースを混ぜ合わせて加える。
10、しいたけ、栗を加える。
落し蓋をして、15~20分間中火でとろみがつくまで煮る。
11、器に盛り付け完成です。
お手軽度 | ★☆☆☆☆ |
食費が安く済むか | ★★☆☆☆ |
子供向きかどうか | ★★★★★ |
手羽中がとってもジューシーに柔らかく、うまみたっぷりに仕上がるので子供たちに大好評でした。
栗もホクホクで、お肉のうまみが染みたコクのある味になります。
栗の煮物は作ったことがなかったのですが、絶対合うだろうな~と思い作ってみました。
生栗は皮をむくのが大変ですが、とろみのあるうまみとコクのある味付けがとてもよく合いとっても美味しかったです。
渋皮煮や甘露煮、モンブランなどのスイーツにするのも美味しいですが煮物のよさも改めて確認できました。
もう1つ、栗原はるみさんの栗ご飯も美味しいのでおすすめです。
以上『栗と手羽先の煮物の作り方』のご紹介でした。
是非作ってみてくださいね。
栗原はるみさんのレシピ本はこちらです。
ごちそうさまが、ききたくて。―家族の好きないつものごはん140選
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