テレビでも話題になった『あずき水ダイエットのやり方とレシピ』をご紹介します。
食前に飲むとダイエット効果が期待できるという韓国でも話題のレシピです。
残った小豆もお肉の代わりに使うことで、色々な料理に便利に使うことができますよ。
炒って香ばしくし、鍋で煮る方法と水筒で簡単に作る方法の2パターンをまとめました。
簡単なのでおすすめですよ。
あずき水のダイエット効果とは?
『あずき水』は韓国でも話題になっているダイエット法の1つで、日本でもなじみの深い小豆を使って作るドリンクを食前に飲むことでダイエット効果が期待できるというとても簡単な方法です。
あずき水とは、小豆を煮だした汁のこと。
なぜこれがダイエットに効果的なのかといういうと、あずきには『ポリフェノール』が豊富に含まれています。
ポリフェノールは食前にとると血糖値の上昇を抑える効果があり、糖が脂肪に変わるのを抑えてくれます。
小豆には赤ワインの1.5~2倍のポリフェノールが含まれていて、赤ワインやチョコに比べ吸収の穏やかな糖質が含まれているのでダイエットに最適なんです。
また塩分の排出に役立ち、高血圧予防やむくみ予防にも効果的な『カリウム』も含まれています。
さらに動脈硬化などの原因とされるコレステロールを体外に排出する効果もあるんです。
乾燥小豆を煮る際に出る汁は捨ててしまう方も多いと思いますが、栄養がとても豊富なんですね。
あずき水は煮だして作る方法と、魔法瓶の水筒を使って作る方法の2つがあります。
まず初めに鍋で煮て作る方法からご紹介しますね。
あずき水の作り方
あずき水は1日50g分のあずきで作ったものを飲むのが目安とされています。
1日分の作り方をご紹介しますね。
調理時間 | 35分 |
調理器具 | フライパン・鍋・ざる・ボウル・水筒 |
レシピの分類 | 飲み物 |
レシピの種類 | 日本料理 |
材料 1人分
小豆 50g
水 500ml
この量でだいたい350mlくらい出来上がります。
レシピ動画
作り方を動画でもご紹介しています。
是非ご覧ください。
作り方
1、小豆はさっと洗う。
小豆のえぐみが気になる場合はフライパンを熱し、小豆を入れて1~2分乾煎りする。
※ただ、乾煎りするとポリフェノールが溶けだす量に影響があるかもしれない、ということなので気にならない方はこの工程は飛ばしてください。
2、鍋に移し、水を注ぎ入れ強火にかける。
3、沸騰したら弱火にし、約30分煮る。
4、ボウルにざるを重ね、小豆と汁に分けたら完成です。
汁の部分があずき水になります。
粗熱を取り、清潔な保存容器に入れて必ず冷蔵庫で保存し早めに飲み切るようにします。
必ず翌日中には飲み切るようにしてください。
魔法瓶の水筒で作る場合
水筒を使うとほったらかしでも作ることができます。
簡単に作りたい場合はこちらがおすすめです。
材料 1人分
小豆 50g
熱湯 350~400ml
作り方
1、小豆はさっと洗う。
2、保温ポットに小豆、熱湯を入れる。
3、蓋をしっかりと閉めて、数回振る。
横向きに倒し、そのまま8時間以上おく。
しっかり煮だすことが大切なので、あずき水として使う場合は8時間はつけておきます。
4、ボウルに重ねたざるにあけ、小豆と汁に分けたら完成です。
水筒で作る方法はこちらの記事でもご紹介していますが、ダイエット効果を期待する場合はしっかり8時間つけておくのがポイントになります。
あずき水の飲み方
飲み方は1日3食の食事の30分前にコップ1杯分を飲みます。
1日の目安は300㏄以上、1リットル以下です。
上でご紹介した分量でだいたい350ml、1日分ができるのでちょうどいい量だと思います。
実際に飲んでみましたが、私は乾煎りしてからの方が香ばしくて飲みやすかったです。
ほんのり豆の風味もあって、割と美味しく飲めますよ。
注意点
飲みすぎると下痢になる可能性があるので、飲みすぎないように注意してください。
1日の摂取量の目安は1リットル以下です。
残ったあずきは食物繊維が豊富なので便秘解消効果があります。
茹で小豆の1日の摂取量の目安は100g以下ということなので、こちらも食べすぎには注意して食事に取り入れたいですね。
残った小豆の使い方
残った小豆を使ったおすすめのレシピをご紹介します。
粒あん
甘くして食べたい場合は粒あんにするのがおすすめです。
詳しい作り方はこちらの記事でご紹介しています。
小豆カレー
インドの豆カレーを小豆で代用して作った『ダール・マッカニー風小豆カレー』です。
これ、濃厚&ホクホクでものすごく美味しいのでかなりおすすめ。
ルゥを使わず、トマトピューレやトマト缶、カレー粉などで簡単に作ることができますよ。
あずき餃子
ひき肉の代わりにみじん切りにした小豆を使った『あずき餃子』です。
フードプロセッサーを使うと簡単にできますよ。
小豆だけだとさっぱりした味わいになるので、ジューシーにしたい場合は半量くらいはひき肉に置き換えてください。
材料
キャベツ 80g
茹で小豆 50g
にんにく・生姜 各1かけ
酒 小さじ1
ごま油 小さじ1
塩 小さじ1/4
しょうゆ 小さじ1/2
大葉
餃子の皮
焼くときの油 1回につき大さじ1/2
お湯 適量
仕上げのごま油 適量
作り方
1、あずき、キャベツ、にんにく、生姜をみじん切りにする。
2、ボウルに1と紹興酒、塩、しょうゆ、ごま油を加えて混ぜ合わせる。
にんにくには血管拡張作用など血流をよくする効果があります。
3、餃子の皮1枚に大葉を1枚乗せて、2のあんを乗せて包む。
4、普通の餃子と同じように焼いたら完成です。
焼き方はこちらか
こちらも美味しく焼けるのでおすすめですよ。
あずきミートソースパスタ
ひき肉のかわりにみじん切りにしたあずきを使います。
4人分
ゆで小豆 140g
にんにく 1かけ
顆粒コンソメ 4g
カットトマト缶 1缶(400g)
玉ねぎ 1/2個
赤味噌 小さじ2
塩・こしょう 各少々
オリーブオイル 大さじ1
パスタの麺 1人分約80g
粉チーズ・パセリ 各適量
作り方
1、にんにく、玉ねぎ、小豆はみじん切りにする。
玉ねぎのみじん切りは耐熱皿に移し、ラップをして電子レンジで加熱する。
2、フライパンにオリーブオイル、みじん切りにんにくを加えて火にかける。
香りが立ってきたらみじん切り小豆を加えて炒め合わせる。
3、トマト缶、塩こしょう、コンソメを加えて蓋をして15分煮込む。
赤味噌を加えて溶かし、味を調える。
4、パスタの麺は袋の表示時間通りにゆで、ざるにあげ水気を切る。
フライパンに加えてソースを絡める。
5、器に盛り付け、粉チーズ、パセリをかけたら完成です。
あずきハンバーグ
ひき肉のかわりにみじん切りにしたあずきを使います。
以上『あずき水の作り方』のご紹介でした。
是非試してみてくださいね。
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他にも、ヘルシーなあんこなら砂糖を使わない米麹で作る『発酵あんこ』も美味しいのでおすすめですよ。
NHKガッテンでも話題になりました。