見た目もおしゃれで食べやすい【サンドイッチ弁当のレシピとアイディア】をまとめました。
大人もガッツリ楽しめるメニューから、子供が喜ぶレシピまで実際に我が家が作っているお弁当をもとにご紹介しています。
おすすめの詰め方やおかずの考え方もご紹介していますので、少しでもお弁当作りの参考になれば幸いです。
また、食中毒を防ぐために注意していただきたい点など、食品衛生責任者の観点からも詳しくまとめています。
初めに詰め方のコツやおかずのアイディア、次に食中毒を防ぐための注意点、最後におすすめのレシピをまとめています。
用途に合わせて下の目次から読みたい部分に飛ぶことが可能です。
ご活用ください。
おしゃれに見える詰め方
サンドイッチをお弁当のメインにしたいと考えたとき、詰め方で悩む方も多いと思います。
私の場合ですが、いくつかルールを決めておくと悩むことなく、忙しい朝でもパパっと詰めることができるのでおすすめです。
私が決めているルールは以下のたった2つです。
- 断面を上にして詰める
- サンドイッチから詰める
まず第一に、「断面を上にして詰める」。
これだけで蓋を開けたときにどんな具材のサンドイッチが入っているかぱっと見で分かりますし、見た目もおしゃれになります。
コツがあり、使うお弁当箱の深さを測っておくこと。これがおすすめです。
定規などで予め使うお弁当箱の深さを測っておき、その深さでサンドイッチの幅を決めて切るようにします。
そうすると断面を上にして詰めたときにサイズがぴったりに!
無駄なスペースも生まれませんし、仕上がりの見た目も高さが揃うのでとてもきれいです。
私は深さが浅めのフードマンのお弁当箱を使うことが多いのですが、測ってみると2.5㎝がちょうどぴったりの幅でした。
各家庭によって使うお弁当箱は違うはずなので、自分の詰めるお弁当箱のサイズに合わせて用意するのがおすすめです。
サンドイッチから詰める
サンドイッチ弁当の場合、メインはサンドイッチだと思います。
つまりこのお弁当の中で一番重要なおかず兼主食はサンドイッチなのですから、それから詰めるようにします。
そうすることで他の空いたスペースに何が入るか分かりますし、何を詰めるかも考えやすくなります。
とても簡単なことですが、メインに据えたいものから入れると無駄がなく、食べてほしいものをしっかり詰められるお弁当になると思います。
おかずはどうする?なるべく簡単に!
メインはサンドイッチに決まった、では付け合わせのおかずは?
という悩みが出てくると思いますが、私は付け合わせのおかずは「とにかく簡単に」を基本に考えるようにしています。
サンドイッチは主食であるパンにおかずになる野菜や具材を挟める料理なので、付け合わせは簡単でOKという考え。
パンに何を挟むかによって、足りない栄養素を補うイメージでいいと思っています。
具体的によく使うおかずは野菜をメインに
- レンジ加熱したブロッコリー
- ミニトマト
- 果物
などをよく使っています。
彩りも良くなりますし、ブロッコリーは前日に用意しておくことができるので当日は詰めるだけ。
ミニトマトもそのまま入れるだけでいいですし(小さいお子さんの場合は半分に切ってあげてください)、果物もオレンジなどは前日に食べやすく皮をむいてラップをしておくか、お弁当にプラスでつける別の保存容器に詰めています。
後は冷凍の枝豆や唐揚げをあわせることも。
料理は大好きですがお弁当は毎日のことなので、がんばりすぎても正直疲れて負担になります。
手を抜けるところは抜いて、「出来る限り当日の朝の負担を少なく、楽に」が私のお弁当作りのマイルールです。
では具体的によく使っているレシピをご紹介しますね。
レンジ加熱ブロッコリー
ブロッコリーはお弁当の隙間埋めにぴったりの食材。
彩りや栄養面で見ても文句なしの食材です。
茹でる方も多いと思いますが、おすすめは手軽なレンジ加熱です。
鍋やざるも不要でお皿1枚でできるので洗い物も少なくて済みます。
塩を使わなくても色もしっかりきれいに仕上がりますよ。
ミニトマトの扱い方
入れるだけでスペースも埋めることができ、彩りも添えてくれる優秀な食材ですがヘタの部分に食中毒の原因となる菌が付着している可能性があります。
そのため入れる際は必ずヘタを取り、きれいに洗ってからキッチンペーパーなどで水気をしっかりとふき取るようにしてください。
また窒息を防ぐために小さいお子さんのお弁当に入れる場合は、半分~1/4サイズの食べやすい大きさに必ず切って入れるようにしてください。
オレンジのきれいで簡単な皮のむき方
オレンジはサンドイッチの付け合わせにぴったりのフルーツです。
お弁当に詰める場合におすすめなのは、フォークなどでそのまま食べられ皮をむく必要がない、薄皮まできれいにむいて詰めるもの。
きれいに薄皮をむいた状態で前日から冷蔵庫にストックしておけるので、当日の朝は詰めるだけで大丈夫ですよ。
注意点
保冷を忘れずに
今回、生クリームやヨーグルトを使ったデザートサンドも多くご紹介しています。
これらは要冷蔵の食材になります。
またサンドイッチのお弁当に限らず、食中毒を防ぐためにもしっかりと保冷をし、特に上記のような要冷蔵の食材を使う場合は持ち歩く先にも冷蔵庫があるような、しっかり保冷をしておける環境が望ましいです。
逆に言えば、そのような環境を整えることができない場合は避けた方がいいと思います。
消毒も忘れずに
サンドイッチ作りは手で触る作業がどうしても増えがちです。
ですが手で触る=手についた菌によって食中毒を招くリスクが上がります。
そのためパンや具材を触る際は必ず手指の消毒を忘れずに、出来る限りトングや菜箸を使う、ポリ手袋をつけるなどをして衛生面には十分配慮してください。
夏場は具材に注意を
高温多湿になる夏場には向かない食材があります。
例えば加熱せずに使う
- 生野菜(レタス・生のままのオニオンスライス、トマトスライス)
- ハム
- スモークサーモン
- 傷みやすいポテトサラダ
などです。
これらを使ったレシピは夏場のお弁当には不向きなケースがあるので、ご自分の判断で注意してください。
それでは、おすすめのサンドイッチレシピをご紹介します。
ハムサンドイッチ
有名なサンドイッチハウスメルヘンさんがテレビ番組で紹介された【ハムサンドイッチ】です。
ハムとレタスの置き方にコツがあり、工夫することで食べる時までパンもしっとり、レタスもシャキシャキで縁までハムがしっかり入ったサンドイッチになっています。
お値打ちかつ、少ない材料で手軽に作れるので定番メニューとしてもおすすめです。
ハムとチーズのミルフィーユサンド
ホテルニューオータニのシェフが考案された、スライスチーズとハムで作れる【ミルフィーユサンド】です。
見た目がかなり凝った、おしゃれな断面に仕上がるのがポイントですが実はとっても簡単に作ることができます。
お弁当にも詰めやすく、具材の厚みが出にくいのでたくさん入れることもできますよ。
ツナとブロッコリースプラウトのサンドイッチ
栄養価の高いブロッコリースプラウトとツナ缶を合わせた【ツナブロッコリースプラウトのサンドイッチ】です。
生活習慣病の予防やダイエットにもおすすめな具材で、ツナ缶をサバの水煮缶に変えてアレンジも可能です。
ブロッコリースプラウトには体の解毒作用や抗酸化作用を高める働きがあり、生で食べることが大切なので生のまま美味しく食べられるこのレシピはおすすめですよ。
究極の卵サンド
薄くスライスしたきゅうりを一緒に挟んだ【究極の卵サンド】です。
銀座の名店の作り方で、卵サラダの作り方にコツがあり2通りの切り方で茹で卵を切り分けています。
シンプルながら野菜も一緒に摂れる、定番のメニューとしておすすめです。
レンジで簡単!厚焼き玉子サンド
電子レンジだけでお店で出てくるような厚焼き玉子が簡単に作れる【厚焼き玉子サンド】です。
ふわっとした和風の味わいの卵焼きが楽しめますよ。
子供たちにも人気のメニューです。
レンジで作る卵サラダサンドイッチ
通常は茹で卵を作ってから卵サラダにすることが多い卵サラダサンドですが、電子レンジで卵サラダが簡単にできるレシピです。
鍋を用意しなくてもいいので手軽に作れるのがメリット。
パンをポケットのようにして詰めるので、子供でも食べやすいのも特徴です。
名店の味!厚焼きのコロナのタマゴサンド
京都で有名な喫茶マドラグの味が再現できる、とっても厚焼きでふわとろ食感の【コロナのタマゴサンドイッチ】のレシピです。
とにかく分厚い厚焼き玉子が最大のポイント!
フライパンを使い、折りたたむことで厚焼き玉子を作ります。
動画でも作り方、卵の折りたたみ方をご紹介していますので是非ご覧ください。
オクラたまごサンド
糖質の吸収を抑える効果が期待できる、みじん切りにして水を加えたオクラを卵サラダに混ぜた【オクラたまごサンド】です。
水を加えることでオクラがネバネバになり、バラバラになりやすい卵サラダをしっかりとまとめてくれる効果があります。
野菜も一緒に食べたい方におすすめです。
酢玉ねぎのタルタルソースサンドイッチ
健康効果が高いレシピとして人気の高い酢玉ねぎを使った【酢玉ねぎタルタルソースのサンドイッチ】です。
他に野菜を入れなくても玉ねぎをたっぷり入れることが出来るアレンジとしてもおすすめです。
甘味と酸味があり、子供でも食べやすいですよ。
たくあん入り卵サンド
食感のいいたくあんを入れた、【たくあん入り卵サンド】です。
たくあんの使い切りにもおすすめで、程よい塩気とうまみが美味しいサンドイッチになります。
たくあんは食感が残るように少し大きめに切るのがおすすめですよ。
ベーコン卵サンド(カルボナーラサンド)
にんにくで炒めたベーコンを卵サラダに混ぜた【カルボナーラサンド】です。
手作りの濃厚なマヨネーズで和えるのがポイントですが、市販のマヨネーズで作っても美味しく作ることができます。
ワインにもよく合う、大人の味のサンドイッチです。
おつまみにもおすすめ。
デビル卵サンドイッチ
丸ごとの茹で卵が3個+ソースとディップ用にもう1個使った、茹で卵たっぷりの【デビル卵サンド】です。
茹で卵の断面がきれいに出るように並べて挟むのがポイント。
クリームチーズのディップを一緒に挟んだ、濃厚で卵たっぷり、食べ応えのあるサンドイッチのレシピです。
そら豆のサンドイッチ
茹でて薄皮をむいてつぶしたそら豆とクリームチーズを混ぜ合わせ、ディップのようにして挟んだ【そら豆のサンドイッチ】です。
そら豆のうまみとクリームチーズが相性抜群!
子供から大人まで美味しく楽しめるサンドイッチです。
色も鶯色でとてもきれいですよ。
かぼちゃサンドイッチ
小さいお子さんにもおすすめな【かぼちゃサンドイッチ】です。
かぼちゃの甘みが美味しいサンドイッチで、茹でたかぼちゃに牛乳とはちみつを加えて混ぜてつぶしペースト状にして挟みます。
ペーストなので滑らかで、食感もソフト。
ご年配の方や1歳以上のつかみ食べを始めたお子さんにもおすすめですよ。
ハンバーグサンド弁当
食べ応え抜群!ボリューム満点の【ハンバーグサンド】です。
ハンバーグは大きめに、しっかり火を通して作ると見た目にもボリュームが出て、食べ応えも出るのでおすすめ。
レシピではシンプルにレタスと目玉焼きを一緒に挟んでいますが、お好みでピクルスやスライストマトを挟んでも美味しいですよ。
カッテージチーズとミニトマトのサンドイッチ
ミニトマトの断面がかわいい【カッテージチーズとミニトマトのサンドイッチ】です。
低脂肪高蛋白質でヘルシーなカッテージチーズと、ジューシーなミニトマトを合わせたシンプルなサンド。
ダイエット中の方にもおすすめの組み合わせです。
照り焼きチキンのサンドイッチ
作り置きにも便利な照り焼きチキンを使った【照り焼きチキンのサンドイッチ】です。
照り焼きチキン丸ごと1枚と卵サラダを一緒に挟んだ食べ応えのある一品。
具材は前日から用意しておけるので、朝に挟むだけで作ることができる、意外と簡単にできるレシピです。
トルコ風サバサンド
ホテルニューオータニのシェフが考案された、サバの塩焼きで作れる【トルコ風サバサンド】です。
サバの塩焼きの他に、トマト、レタス、カレー粉を混ぜたマヨネーズなどを使い臭みなく仕上げます。
他にもより手軽に作ることができる鯖缶を使ったレシピもご紹介しています。
いちごジャムとバナナのフルーツサンド
いちごジャムとバナナ、生クリームを使ったデザートサンド【いちごジャムとバナナのフルーツサンド】です。
デザートやおやつ、朝食にもおすすめで子供たちにも大人気のメニュー。
しっかり冷やす必要があるので持ち歩きには注意が必要ですが、バナナを入れることで食べ応えも出て美味しいですよ。
いちごジャムと生クリームだけで作ったレシピもご紹介しています。
バナナとキウイのフルーツサンド
通年を通して手に入りやすいバナナとキウイフルーツを使った【バナナとキウイのフルーツサンド】です。
切った時に断面がきれいに見える並べ方も写真で詳しく解説しています。
キウイの酸味とバナナの甘み、生クリームがとてもよく合いますよ。
メロンサンドイッチ
メロンを使った豪華な【メロンサンドイッチ】です。
買うと高いメロンのフルーツサンドが自宅でも楽しめるレシピ。
メロンはお値打ちなものでも十分!しっかり冷やして楽しむのがおすすめな初夏のサンドイッチです。
ティラミス風サンドイッチ
おやつやデザートにおすすめな【ティラミス風サンドイッチ】です。
食パン3枚を使い、2枚は挟む用、1枚はコーヒーを浸して中に挟みます。
マスカルポーネを使って簡単に本格的な味が楽しめるデザートサンドです。
水切りヨーグルトとはちみつのサンドイッチ
水切りヨーグルトとはちみつ、スライスアーモンドを使った【水切りヨーグルトとはちみつのサンドイッチ】です。
デザートサンドにおすすめで、さっぱり楽しめるので食欲がないときや朝食にもおすすめ。
アーモンドはなくても大丈夫ですが、入れると食感がアクセントになりより美味しく楽しめますよ。
切り落としたパン耳のアレンジに!パン耳スナック
最後にご紹介するのは、サンドイッチを作るときに切り落とすことが多い耳を使ったアレンジレシピです。
パン耳はそのまま食べても美味しいですが少しアレンジするともう1品おつまみや子供のおやつになるパン耳スナックが簡単に作れます。
まずトースターに切った耳を並べ、オリーブオイルをかけます。
こんがりと焦げない程度に焼き、密閉袋やポリ袋に入れます。
子供のおやつにする場合は離乳食用の野菜パウダーや粉チーズを加えてよくふってまぶしてください。
砂糖とシナモンパウダーでシナモンシュガーにして甘めのおやつにするのもおすすめです。
大人のおつまみにする場合は野菜パウダーや粉チーズに+してディルなどのハーブ、粗びき黒こしょうを多めに入れると最高に美味しいです。
パン耳はまとめてアイラップ(袋のラップ)などに入れて冷凍しておき、まとめて揚げ油で揚げるのもいいですね。
以上【サンドイッチのレシピとアイディア23】のご紹介でした。
是非試してみてくださいね。
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