日本テレビ系列沸騰ワード10で放送された伝説の家政婦タサン志麻さんが考案された『牛ヒレ肉の塩釜焼きの作り方』をご紹介します。
卵白に塩とハーブを混ぜたハーブ塩で牛ヒレ肉を塩釜焼きにすることでハーブが香る絶品ローストビーフが簡単に作れるレシピです。
塩釜を割る瞬間がとても楽しいですし、香りがよくとてもおいしいのでおすすめですよ。
休日のごちそうに是非。
牛ヒレ肉の塩釜焼き
ハーブとローストビーフが好きな方はハマる味だと思います。
調理時間 | 40分 |
調理器具 | ボウル・フライパン・包丁・オーブンシート・オーブン |
レシピの分類 | メインディッシュ |
レシピの種類 | イギリス料理・日本料理 |
ローストビーフはイギリスの伝統的な料理の1つです。
また塩釜焼きは日本にルーツのある(豊臣秀吉の時代と言われている)ため日本料理も記載しました。
材料 4人分
塩 400g
卵白 3個分
パセリ 1房分
ローズマリー 大さじ1/2
タイム 大さじ1/2
オリーブオイル 小さじ1
牛塊肉 500g
塩釜の分量は番組では紹介されなかったので、実際に作ってみて訂正しました。
ローズマリーとタイムは今回ドライタイプを使ったので上の分量になっています。
ハーブは結構たっぷり入れても美味しいと思うので、好みで調節してください。
パセリは料理についてくる1個分×3個くらいの量を使いました。
また番組ではヒレ肉を使っていましたがヒレブロックはなかなか手に入らないので、ローストビーフ用の牛ももかたまり肉を使いました。
お肉はあらかじめ室温に出しておいたものを使っています。
500gのお肉で上の塩釜の量でちょうどぴったり、ぎりぎりだったので使うお肉の量に合わせて調節してください。
足りないと覆えないので多めくらいでちょうどいいと思います。
お魚を塩釜にするときよりもゆるめの硬さです。
レシピ動画
作り方を動画でもご紹介しています。
是非ご覧ください。
作り方
1、パセリ、ローズマリー、タイムを刻む。
オーブンは200度に予熱しておく。
2、ボウルに塩をたっぷりと入れ、卵白、刻んだハーブを加えて混ぜ合わせる。
メモ
本来は握るとまとまるくらいの硬さにしますが、番組で作っていたものは結構ゆるゆるの硬さでした。
あまりにも扱いにくく、足りないようであれば塩を足すという感じがいいと思います。
3、フライパンにオリーブオイルを加えて強火にかける。
牛塊肉を加えて全面に焼き色を付けるように焼く。
だいたい片面1分ずつ焼くといい焼き色がつきました。
側面はこのようにお肉を立てて焼きます。
端も同様に焼いてください。
焼き上がったらキッチンペーパーで軽く表面の脂を拭き取ります。
4、オーブンの天板の上にオーブンシートを敷く。
その上に3をお肉の大きさ程度に広げる。
5、ハーブ塩卵白の上に焼いたお肉を乗せ、残りのハーブ塩でお肉全体を包み込み塩釜にする。
メモ
焼いたお肉を乗せると熱で溶けてより緩くなっていくので(特に底面)手早く包むのがおすすめです。
6、オーブンに塩釜のお肉を入れて200度で20分焼く。
メモ
塩釜の効果で内部が蒸し焼きになり、お肉が柔らかくなります。
また塩にハーブを混ぜることで、ふんわりとハーブが香ります。
7、焼けたら塩釜を割り、お肉を取り出す。
少し置き、肉汁を休ませてから食べやすい厚みに切る。
器に盛り付け完成です。
塩釜を作るときに卵黄だけよけると思うのですが、溶いてソースにすると最高ですよ。
ユッケっぽく楽しめます。
+粗びき黒こしょうもおすすめ。
お肉自体にはしっかり塩味が付きますし、ハーブの香りもつくのでそのままでも十分美味しく食べられます。
まずはそのままで食べてみて、好みに合わせて調味料を足してもいいと思います。
ローストビーフはもともと好きでかなり作っているのですが(そのほかのレシピはこの記事の最後にリンクを貼っておきます)ハーブが香るというのは初体験で塩釜を利用した香りと塩味のつけかたはとても勉強になりました。
いつもとちょっと違う感じで作りたいときやホームパーティーに出しても盛り上がるメニューだと思います。
オーブン・ダッチオーブンなしの作り方
バーベキューなどで、オーブンが側になかったり、ダッチオーブン(バーベキューなどで活躍するお鍋)がない場合でも作れる方法です。
まず、深さがある程度あり、塩釜がしっかり収まるサイズのアルミプレートを2枚用意してください。
バーベキュー用に持っていくという方も多いかもしれませんね。
工程を順にご説明すると、
1、上の工程の1~2までは同じで、工程3の『オーブンの天板の上にオーブンシートを敷く。』というところがありますよね。
ここをアルミプレートに置き換えてください。
2、1枚の中に塩釜を作り、お肉を入れて塩釜で蓋をしたらもう1枚のアルミプレートで重ねます。
3、もう1枚のアルミプレートを蓋をして、端を折り返ししっかりととめます。
4、上に石や炭などを置いて重しにします。
等間隔になるように置きます。
5、1時間焼きます。
これで完成です。
1時間後いったん取り出し、金串を刺して赤い肉汁が出てくるようであればまだ火が通っていないので追加で焼きます。
以上『牛ヒレ肉の塩釜焼きの作り方』のご紹介でした。
その他の志麻さんのレシピはこちらの記事にまとめています。
是非併せてご覧ください。
タサン志麻さんのレシピ本はこちらです。
志麻さんの自宅レシピ 「作り置き」よりもカンタンでおいしい!
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是非ご覧ください。