NHKガッテン!(ためしてガッテン)で話題になった、『そら豆の最適なゆで時間と茹で方』をご紹介します。
実はそら豆はしっとり食感とホクホク食感の2種類があり、その食感を見分けることで最適なゆで時間でゆでることができます。
ゆで時間も短く、ご家庭でもとっても簡単にゆでることができるのでおすすめですよ。
ぜひお好みに合わせて試してみてくださいね。
そら豆のベストなゆで時間とゆで方
そら豆のゆで時間はレシピなどを見ても1~5分とばらつきがあります。
では実際何分がベストなのか?
番組で行われた実験の結果、編み出されたレシピがこちらです。
調理時間 | 5分 |
調理器具 | 鍋・ざる |
レシピ動画
作り方を動画でもご紹介しています。
是非ご覧ください。
AMPページをご覧の方はこちらから動画をご覧いただけます。
YOUTUBE ガッテン流そら豆の茹で方【ホクホク・しっとりの食感別見分け方と茹で時間を紹介】
材料 作りやすい分量
そら豆 適量
熱湯 鍋にたっぷりと
熱湯に対し4%の濃度の塩
作り方
1、鍋にたっぷりの熱湯を沸かす。
2、4%の濃度になるように、塩を加える。
3、沸騰してからさやから出した豆を入れ、蓋をする。
4、しっとり食感の豆の場合は1分半~2分。
ホクホク食感の豆の場合は3分ゆでる。
※豆の違いについては次の項目で見極め方を詳しく紹介しています。
5、ゆであがったらざるにあげ、完成です。
この『しっとり食感』『ホクホク食感』とは、ゆでる時間によって生まれる違いではなくもともと豆が持っている性質を生かしてゆで時間を変える、ということです。
つまり今からゆでる豆がどちらのタイプの豆なのか、事前に見極める必要があるんです。
見極めてから最適な時間でゆでてあげることで、よりおいしいゆで上がりにすることができるので、ぜひ確認してみてください。
次の項目で簡単に確認できる3つのポイントをご紹介しますね。
食感の違いの見分け方
違いは見た目で誰でも見分けることができます。
3つの確認ポイントがあるので、チェックしてみてください。
黒いラインで見分ける
そら豆には黒っぽいラインがありますよね。
そこに注目してください。
黒くはっきりとラインが出ていればホクホクの豆です。
白っぽく(緑に)なっているものはしっとり食感の豆になっています。
サヤで見分ける
他にもサヤで見分ける方法もあります。
サヤの色が鮮やかな緑色のものはしっとり、少し茶色くなっているものはホクホクです。
さらにサヤの筋が黒ずんできているものはホクホク食感の豆です。
形で見分ける
形にも違いがあり、しっとり豆は小粒でくびれは小さく、ホクホク豆は大粒でくびれが大きいのが特徴です。
こちらが実際に分けて茹でたもの。
左の大粒のものがホクホク食感、右がしっとり食感です。
食べ比べてみたら本当にその通りの食感でした。
見極めが難しい場合は大粒のものは3分、小粒のものは1分半~2分茹でるのがおすすめです。
どうして違う食感になるの?
番組でそら豆をMRIにかけて調べてみたところ・・・
しっとりの方にはそら豆のへその緒がついていたのに対し、ホクホクの方は外れていたことがわかりました。
しっとり食感の豆はへその緒がまだ付いていることで、水分と糖分たっぷりの豆になっていたんです。
ホクホクの方はなぜ外れているのかというと、栄養補給を終えると豆はへその緒を自分から外します。
そのあと、豆の中では水分が減り糖分がでんぷんに変わります。
そのためホクホクの食感になるんですね。
つまり2つの食感の違いは「収穫の時期」ということなんですね。
しっとりの方が早く、ホクホクの方が遅く収穫されているそら豆です。
実際に食べ比べてみましたが確かにほくっとした感じと、よりしっとり感がある仕上がりの違いを感じました。
以上『そら豆の最適なゆで方と茹で時間』のご紹介でした。
食感の好みがある方はこの方法で見分けてゆでてみてくださいね。
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