ちらし寿司や冷やし中華に便利な『錦糸卵・薄焼き卵の焼き方と作り方』をご紹介します。
手早く焼く方法ではなく、弱火でじっくり焼くことで失敗しにくく片栗粉を混ぜることで破れにくくなるので初心者でも扱いやすい薄焼き卵が焼けるレシピです。
我が家はいつもこの方法で焼いていますが、色も鮮やかにきれいに仕上がるのでおすすめですよ。
表面が凸凹してしまう、という方や色が均一にならない、いつも破れてしまうという方は是非試してみてくださいね。
錦糸卵・薄焼き卵の作り方
この方法は初心者の方にもおすすめの薄焼き卵や錦糸卵の作り方です。
もともと私は熱した卵焼き器で卵焼きをじゅっ!と焼くのがとても苦手でいつも弱火で焼いているのですが
錦糸卵用の薄焼き卵も同じ要領で焼いてみたら失敗なくきれいに焼けたので作り方をまとめてみました。
ただしこの方法は1枚あたり焼く時間が結構かかります。
なので時間がない急ぎの時には向かない方法と言えます。
その代わりスピード感は必要ないので、のんびり、ゆっくり、他の料理をしながら焼いてもきれいに焼ける方法です。
テキパキ焼くのが苦手な方には本当におすすめなので是非試してみてください。
ちなみに仕上がりは片栗粉を入れるのでむっちり、もっちり感もある薄焼き卵に仕上がります。
きれにくいため、錦糸卵の細切りにもしやすいですよ。
調理時間:15分
レシピの分類:副菜
レシピの種類:日本料理
材料 3枚分
卵 3個
みりん 大さじ1
片栗粉 小さじ1
塩 ひとつまみ
油 少々
私は甘すぎず、自然な卵の甘みが感じられる味が好きなので上の分量にしています。
砂糖よりみりんのほうが溶けやすく、片栗粉と混ぜやすいのでみりんを使っています。
塩気が強い味が好きな方は白だし大さじ1を足してもいいです。
また甘いのが嫌いな方はみりんを使わず、水に変えて下さい。
レシピ動画
焼き方を動画でもご紹介しています。
是非ご覧ください。
続いて画像とテキストでも作り方をご説明しますね。
作り方
1、みりんに片栗粉を加えてしっかりと混ぜ合わせる。
2、別のボウルに卵を割り入れ、白身を切るように丁寧に溶きほぐす。
白身だけをすくって、丁寧に繰り返し切ります。
3、2の卵液に塩、1のみりんと片栗粉を加えて混ぜ合わせる。
4、ボウルにざるを重ねて、卵液を一度濾す。
この卵液を使って焼いていきます。
5、卵焼き器に油を少量加えて弱火で温め、キッチンペーパーで薄く広げる。
手をかざして温まったのがわかるくらいになったら入れる前におたまで再度混ぜた卵液を、お玉7分目くらいの量流し入れる。
あまり温めが弱すぎても流し入れた後固まるのに時間がかかるので、弱火ではありますが冷たい状態ではなくある程度温めてから流し入れるのがポイントです。
卵液の量はあまり少ないと均一に広げるのが難しいので、ある程度の量はあったほうがいいです。
7~8分目あたりで焼いてみて、好みの厚みと焼きやすい量で決めてください。
6、弱火のまま、卵焼き器をゆっくり動かしながら全体に均一に卵液が行き渡るように動かす。
そのうち卵液が動かなくなるので、そうなったらごく弱火にして(コンロの一番弱い火加減)放置する。
7、表面が乾き、端がパリパリになって浮いてきたら端から少し菜箸などでめくってみる。
ぺろんとめくれるようなら箸を1本差し込んでめくるか、やけどに注意して指で端をもってめくって裏返す。
裏面もごく弱火で、さっと焼く。
裏面も焼けると端が浮いてくるので目印にしてください。
8、キッチンペーパーを敷いたまな板の上に取り出し、冷ます。
続けて焼く場合は冷ましている間に次の薄焼き卵を焼きます。
薄焼き卵の場合はこれで完成です。
9、しっかり粗熱が取れて冷めたら端のパリパリの部分を切り落とす。
卵焼きと同じで冷めてからのほうがきれいに切りやすいです。
10、重ねてくるくるとしっかり目に巻き、端から千切りにする。
11、手で丁寧にほぐして完成です。
卵の優しい甘みの錦糸卵です。
おすすめレシピ
錦糸卵や薄焼き卵を使ったおすすめのレシピをご紹介します。
ちらし寿司
錦糸卵をよく使う料理の代表格と言えば『ちらし寿司』ではないでしょうか。
色鮮やかできれいな錦糸卵ができるとちらし寿司も華やぎますよ。
太巻き
薄焼き卵を外側に巻いた『魚肉ソーセージ太巻き』のレシピです。
中にチーズも入った洋風な太巻きで、お子さんにもおすすめ。
卵焼き器で焼くとちょうどいいサイズに仕上がります。
冷やし中華
『冷やし中華』も錦糸卵をよく使う料理の1つですよね。
テレビで話題になった冷やし中華のレシピをまとめています。
是非ご覧ください。
もう1つ、より手軽に作りたいならレンジだけで作る方法もあります。
仕上がりはフライパンで作ったほうが格段にきれいですが、パパっと作りたいなら覚えておいても損はないですよ。
以上『錦糸卵・薄焼き卵の作り方』のご紹介でした。
是非作ってみてくださいね。
おすすめ関連記事
LIFE.net【ライフドットネット】ではその他にも卵料理のレシピをご紹介しています。
是非ご覧ください。