NHKあさイチ他、様々なテレビ番組でも話題になった『チッコカタメターノの作り方』をご紹介します。
酪農家さんの間では昔から親しまれているという、牛乳に酢を加えて簡単にできるチーズ豆腐風(カッテージチーズ、リコッタチーズ)のレシピです。
実際に作ったうえでレシピ動画や画像で作り方を詳しく解説しています。
味についてもご紹介しますね。
カッテージチーズが好きな方は気に入ると思いますよ。
ぜひ作ってみてくださいね。
チッコカタメターノの作り方
「チッコカタメターノ」とはなんとも不思議な名前ですが、「チッコ」とは牛乳という意味で千葉県鴨川地方の方言です。
「カタメターノ」は外国語風ですが「かためたもの」という意味で、つまり「牛乳を固めたもの」という意味になります。
もともとは産後2~3日の牛乳で作る料理で、子牛が飲み切れない分がもったいないと、対象自体から酪農家さんの間で受け継がれてきているメニューなんです。
今回は市販の牛乳でも作れる方法が紹介されました。
産後すぐのものでないといけない理由は、普通の牛乳の3~4倍濃い濃縮された味だからです。
そのため市販の牛乳を使う場合は低脂肪や無脂肪ではないものを使ってください。
調理時間:10分
レシピの分類:副菜
レシピの種類:日本料理
材料 作りやすい分量
牛乳(低脂肪・無脂肪以外のもの)1リットル
酢 25ml
牛乳は特濃タイプがおすすめです。
濃いタイプのほうが最終的にできる量が多くなります。
また
牛乳 1リットル
酢 60㏄
塩 5g
この分量でリコッタチーズも作ることができます。
※厳密にはリコッタチーズはホエーを再度固めたもの(リ・コッタ=再加熱という意味)です。
レシピ動画
作り方をレシピ動画でご紹介しています。
是非ご覧ください。
作り方
1、鍋に牛乳を温める。
焦げ付かないように混ぜながら強火で温めます。
2、沸騰直前に火を止め、酢を加えて混ぜ合わせる。
酢の力で分離して、このようになります。
3、ざるにあげ、完成です。
さらにしっかりとした食感にしたいばあは、清潔なさらしにくるみ水気を手でしぼると硬い食感になります。
正直牛乳で作る場合、ざるでこすだけだとふわっとした食感なので注意してください。
おすすめアレンジ
そのまま食べても美味しいですが、様々なアレンジが可能です。
・醤油と七味唐辛子をかけて
・砂糖煮に
・豆腐のように炒り煮にして
などなど。
お好みに合わせて楽しむことができますね。
こした後の牛乳の使い道
また、チッコカタメターノはざるでこした後の牛乳も酢の酸味がほとんどなく美味しく飲むことができるのが特徴です。
我が家では
・お味噌汁
・スープ
・粗熱を取って冷ましてからアイスカフェオレに
など色々使いましたがどれも美味しかったです。
薬味にねぎや乾燥わかめをいれたら簡単なミルク味噌汁が完成します。
捨ててしまうのはもったいなので、是非残った牛乳も活用してみてくださいね。
また、こちらのページによるとなんと200を超える料理が楽しまれているということで、様々なバリエーションが紹介されており参考になります。
チッコカタメターノ料理の紹介-千葉県
まとめ
牛乳と酢で作るカッテージチーズの作り方もご紹介していますがほぼ作り方は同じですね。
チッコカタメターノ自体は初乳を使うという点がやはり最大のポイントでしょうか。
下でご紹介しているレシピのほうが酢の割合が多く、仕上がりは硬め、残った牛乳も済んだ透明な色になります。
食べ比べてみるのも面白いですよ。
是非作ってみてくださいね。
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