NHKためしてガッテンやあさイチでも話題になった『かぼちゃの簡単な切り方とコツ』をご紹介します。
固くて包丁で切るのが難しいかぼちゃですが、ひと手間加えることで簡単に切ることができるようになります。
丸のままの状態から切り分ける方法2つと、スライスに切る方法の3パターンをご紹介しています。
料理に使う前に是非チェックしてみてくださいね。
かぼちゃを簡単に切る方法とは?
かぼちゃは柔らかいと熟していないので、硬い方が熟していておいしい証なんです。
しかし切るのはとっても大変ですし、手元が危なくて怖い思いをしたことがある方は少なくないのではないでしょうか。
実は八百屋さんはスイカ用のなたのような包丁を使って切っているそうです。
ですが庶民にはその方法は無理ですよね。
レンジにかけて柔らかくする、というのも1つですが生のまま切りたい!という方も多いはず。
今回はそんな厄介な!?固いかぼちゃを安心して簡単に切ることができる方法をご紹介します。
実際にすべて試してみましたがどれも我が家の決して切れ味がいいとはいえない包丁でもきれいに切れましたよ。
菜箸を使ったかぼちゃの切り方
まずはあさイチで話題になった方法からご紹介します。
この方法では菜箸を使い、包丁をテコの原理のイメージで使うのがポイントです。
用意するもの
かぼちゃ
菜箸
作り方
1、1個のかぼちゃのヘタの部分の反対側、お尻側中央から菜箸を1本ぐっと差し込む。
包丁を入れるときにここがテコの原理の支点になり、切りやすくなります。
結構しっかりと差し込み、反対側まで届くくらいぐーっといれてから抜きます。
反対側を突き抜けなくても大丈夫です。
かぼちゃがまん丸で安定しない場合は上下の先端を少し切り落とすと安全です。
2、1の穴を支点にして、包丁を差し込み切る。
先ほど入れたお尻側の菜箸の穴に包丁の先端を当てて、てこの原理で切るイメージです。
するとすっと包丁が入ります。
決して穴に水平に包丁の刃を当てないように、刃先を当てるイメージで行ってください。
ここかなりのポイントです。
まず片側を切り、続いて同様に反対側も切ります。
3、そうすると割れ目ができるので、後は手を刺しこんで、手でぐっと割って完成です。
これで半分に切ることができました。
さらに細かく切る方法はこの後にご紹介する『スライスに切る方法』を参考にしてください。
ためしてガッテン流の切り方
続いてガッテン流の切り方をご紹介します。
私は先にご紹介したあさイチ流のほうが好きなのですが、好みで試してみてください。
1、かぼちゃのヘタとお尻の中央の部分を果物ナイフでくり抜く。
2、1の穴に包丁の先端を当てて、てこの原理で切る。
基本的には菜箸方法と同じで、菜箸で開けた穴を果物ナイフを使ってくり抜くことでもっと大きな穴にしてから切る、というものですね。
実際に2パターンやってみて、菜箸のほうが手軽で危なくないな、と感じたので我が家はもっぱら菜箸流がメインです。
かぼちゃスライスを作る方法
応用すれば簡単にスライスも作ることができます。
スライスを作る際は紙の裁断機をイメージして包丁を使います。
半分に切った後、さらに細かく切るときにもこの方法が使えます。
1、まず上の方法で半分に切る。
かぼちゃが動くと危ないのでふきんやキッチンペーパーをまな板にかぶせ、その上にかぼちゃを置く。
2、包丁の先端をまな板につけた状態でそこを支点にして包丁の柄を上から下に動かし、カットする。
矢印のように、刃先を動かさないまま、柄側を動かすイメージです。
上からみると、このように当てて、
こう切ります。
(刃を当てた位置と反対側を切ったので分かりにくかったらごめんなさい)
こうすると少ない力でスライスを作ることができます。
上手に切るポイントとコツ
上手に切るポイントは、包丁をかぼちゃに対して水平に使って切ろうとしないことです。
かぼちゃに対して水平にただ上から下に包丁の刃全体を使って切ろうとしてもうまくいきませんが、てこの原理や裁断機をイメージして、1点に刃先を置いてその力を利用して切るととてもスムーズに、大きな力もいらずに切ることができます。
以上『かぼちゃの簡単な切り方とコツ』のご紹介でした。
くれぐれも手元には十分に注意した上で、是非試してみてくださいね。
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