NHKガッテン!で話題になった『れんこんの節の見分け方とおすすめの使い方』をご紹介します。
れんこんは節の場所によって味や食感が変わる野菜です。
一番初めにできた長男や先端部分の三男など、それぞれに適した料理もまとめました。
スーパーで切り分けられていても見分けられるので、是非試してみてくださいね。
レンコンができる仕組みとは?
レンコンは『タネバス』というものを植えるとそこから茎が伸び、葉っぱが伸び、光合成をして作ったエネルギーを先に先にと伸ばし、先端に新しいレンコンを作っています。
その先端にできた新しいレンコンを私たちは食べているというわけですね。
この状態ではまだれんこんはいくつかの節がつながっている状態です。
ですが売り場に並ぶ状態になると、節は分けられた状態で売られていますよね。
実はこの『どの節か』によって、味や食感が異なる野菜なんです。
場所によってホクホクのお芋のようであったり、別の節だとシャキシャキ触感だったりします。
そのためそれぞれの特性を生かした調理法というものがあります。
これは含まれているでんぷん質や繊維の量による違いです。
では簡単にできる見分け方とそれぞれにおすすめの調理法をご紹介しますね。
れんこんの節の見分け方
ほくほく&もちもちした長男
一番初めに出てきた『長男』の節は、でんぷん質が一番多いためホクホク&もちもちした食感が特徴です。
見分け方は・・
・細長いシュッとした形のもの
・切り口の断面がクリーム色をしている
でんぷんが多いので、断面がクリーム色をしています。
適した料理
・ハンバーグ
・蒲焼風
・厚切りにして焼くだけ
など、すりおろして使う料理やほくほくとした食感を活かした作り方が適しています。
レシピもご紹介しているので、是非試してみてください。
すりおろし汁はとろとろ&ぷるぷるの食感のスイーツにもできますよ。
ホクホク&シャキシャキな次男
真ん中の節にあたる『次男』はホクホクとシャキシャキの両面を併せ持っています。
特徴は
・両端が丸みを帯びているもの
・断面の色は長男と三男の間くらいの色
です。
適した料理
適した料理はきんぴらです。
シャキシャキ食感を強めにしたい場合は縦に切るのもおすすめですよ。
一番シャキシャキ!三男
一番最後にできた先端部分にあたる『三男』はシャキシャキした食感が特徴です。
見分け方は、
・丸くて小さいもの
・芽がついていれば確実
・断面は白色もしくは透き通った色
一番わかりやすい形をしています。
断面の色は白に近い色になっています。
適した料理
・薄切りにしてれんこんのお浸し
・薄切りにしてさっとゆで、お刺身に
など、薄切りにしてシャキシャキした食感を楽しむ料理に適しています。
断面の色を比較してみるとこれだけの違いがあります。
スーパーで売られている場合は形と断面の色を確認するのがおすすめです。
ちなみに節が4つつながっている場合もありますが、根元がホクホク、先端がシャキシャキ、真ん中の2つはホクホク&シャキシャキの両方を併せ持っているということは変わりません。
このように、部位によって食感の違いを楽しむことが出来るので是非試してみてくださいね。
以上『れんこんの節の見分け方』のご紹介でした。
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