金沢市の味処さぶろうべいさんの名物鍋【とり白菜の作り方】をご紹介します。
以前テレビ番組のスマステーションで取り上げられていた時のレシピを参考にしています。
たっぷりの白菜と下味をつけた鶏むね肉を鶏油で炒め、すき焼きのたれベースに溶き卵を加えたたれにつけて食べる絶品鍋です。
汁なしで作る、独特のレシピですよ。
金沢市 味処さぶろうべいのとり白菜
「とり白菜」は金沢市のご当地鍋として有名な鍋料理です。
なんと50年以上愛されている地元のソウルフードなんです。
番組では「味処さぶろうべい」のとり白菜が紹介されました。
とり白菜は胸肉に白菜をたっぷり加えた汁なしのお鍋です。
鶏油で炒めることでより香ばしい味わいになっているのがポイント。
特製の甘辛しょうゆだれに卵を割り入れてすき焼き風にして食べます。
実際に作って食べてみましたが、岐阜県の鶏ちゃんにも似たものを感じる味でした。
あちらはキャベツと鶏むね肉を甘辛いたれで炒めたおかずですが、白菜で作る鍋版といった感じです。
白菜をもりもり食べられて、特製のつけだれも最高!
たれに溶き卵を加えるのがポイントですよ。
調理時間 | 30分 |
調理器具 | 鍋(あればすき焼き鍋)・包丁・フライパン |
レシピの分類 | メインディッシュ |
レシピの種類 | 日本料理(金沢) |
材料 4人分
鶏皮 200g(もしくは牛脂3個)
鶏胸肉 2枚(皮を取る)
白菜 1/4株
鶏むね肉の下味
醤油 80㏄
みりん 100㏄
一味 小さじ1
こしょう 小さじ1
つけだれ
市販のすき焼きのタレ 100㏄
鶏ガラスープ 100㏄
卵 4個(1人1個)
すき焼きのたれがない場合は、
酒:醤油:みりん=1:1:1にだし昆布を加えて電子レンジで加熱しアルコールを飛ばすか、鍋で加熱してアルコールを飛ばしてください。
作り方
1、鶏皮はキッチンバサミで食べやすい大きさに切り、フライパンを中火で熱して加え炒めて鶏油を取る。
じっくり炒めるとたっぷり油が出てくるので、何度かに分けてすき焼き鍋に移します。
出てきた油は鍋に敷く。
最後はすき焼き鍋にざるを重ね、しっかり炒めた鶏皮ごと移すと無駄なく油を移すことができます。
メモ
鶏皮がない場合は牛脂を炒めて鶏油の代わりにしても大丈夫です。
2、鶏胸肉は2㎝角に切り、ポリ袋などに入れ下味用の調味料を加えて下味をつける。
3、白菜は1.5㎝幅にざく切りにする。
4、鍋に鶏油を敷いたら切った白菜、下味をつけた鶏肉を鍋一杯に盛り付け中火にかける。
ジュージュー音がしてきたら全体を混ぜて炒める。
メモ
白菜から水分が結構出るので鶏油をしっかり敷いておけば全然焦げ付きませんでした。
白菜と鶏むね肉のゾーンを分けたまま完成させたい場合はそれぞれの具材を分けて炒めると仕上がりがお店風になります。
全体を混ぜて作る方法もあるのでお好みで。
お肉に火が通り、白菜がしんなりしたら鍋は完成です。
5、最後にたれを器に注ぎ、卵を割り入れる。
たれと溶き卵に火が通った具材を絡めて完成です。
具材はそのまま食べても美味しかったですが、溶いた卵のたれに具材を絡めると最高!
鍋自体はシンプルな味わいなのですが、たれに絡めることでまた違った味を楽しむことができます。
また副産物として嬉しいのがカリカリの鶏皮せんべい。
鶏油を取る際に鶏皮をカリカリになるまで焼くだけ。
焼き鳥風の美味しいおつまみが一緒に作れます。
〆は雑炊にしてみましたが鶏のうまみが効いたとても美味しいしめが楽しめました。
今回は子供も食べやすいように辛い調味料抜きで作りましたが、子供受けもばっちりで家族全員に大好評でした。
鶏むね肉はもともとお値打ちなので、白菜が安い時期に作ればかなりの節約メニューになると思います。
以上【とり白菜の作り方】のご紹介でした。
是非作ってみてくださいね。
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