きょうの料理の五目寿司のレシピ。ひな祭りにも!具沢山ちらし寿司。

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NHKきょうの料理で話題になった、料理研究家柳原一成さんが考案された『五目寿司の作り方』をご紹介します。

具材を4つに区分けして盛り付けた、見た目にも華やかな上品なちらし寿司です。
ひな祭りやお祝いにもおすすめですよ。

とっても美味しいので是非作ってみてくださいね。

五目寿司

調理時間 1時間半程度
調理器具 包丁・鍋・寿司桶(バット)
カロリー 1人分 330kcal
塩分 1人分 2g

工程の数が多いので、作るのに結構時間がかかります。
時間に余裕をもって作るのがおすすめです。

元のレシピではご飯にごまは入っていなかったのですが、いれてみたらものすごく美味しかったのでごまを混ぜるのおすすめです。

材料 4~6人分

米 400ml(カップ2)
干ししいたけ 3~4枚
にんじん 4cm(100g)
油揚げ 2枚
れんこん 80g
絹さや (筋を取る) 40g
焼きのり 全形1枚
紅しょうが (せん切り) 適量
酢 少々
塩 1つまみ(絹さやの塩ゆで用)
白すりごま 大さじ3程度

錦糸卵

卵 3個
みりん 大さじ1
片栗粉 小さじ1
サラダ油 少々

甘酢れんこん用

米酢 カップ1/4
砂糖 大さじ1+1/2
塩 少々

にんじんの1回目の味付け用

だし カップ2/3
砂糖 大さじ1+1/3
しょうゆ 大さじ2

干ししいたけの2回目の味付け用

砂糖 小さじ1+1/2
しょうゆ 小さじ1+1/2

油揚げの3回目の味付け用

砂糖 大さじ3
しょうゆ 小さじ2

すし酢

米酢 40ml
うす口しょうゆ 小さじ1

子供用アレンジ

小さいお子さんは紅しょうがは食べられないと思うので、カニカマで代用するのがおすすめです。

手で細かく裂いて乗せると、見た目も同じような感じになりますし喜んで食べてくれました。

分量は1人分につきカニカマ3本~が目安です。

干ししいたけの戻し方

もし時間があれば、前日から『氷水』で戻すとうまみたっぷりに戻るのでおすすめです。

氷水につけて冷蔵庫に入れておくだけで美味しく戻りますよ。
詳しくはこちらの記事でもご紹介しています。

作り方

1、先に具材から調理します。

れんこんは皮をむいて縦4つ割にしてから薄切りにする。

2、鍋に湯を沸かし、酢を少々加えて1のれんこんを湯がいてアクを抜く。

3、別の鍋に米酢、砂糖、塩を加えて火にかけひと煮立ちさせて甘酢を作る。
れんこんを取り出し、熱いうちに甘酢に漬ける。
時間は10分以上2時間以内が目安です。

4、熱湯を沸かし塩を少々加えて筋をとった絹さやを加えてゆでる。
しわが寄りはじめたらゆですぎなので、よく見て引き上げます。

茹でたら種ごと細切りにする。

水にさらして浮いた種を取り除く。
種はちらし寿司には使わないですが、美味しいのでお味噌汁などに入れて使ってください。

5、錦糸卵を作る。
卵は白身を切るように溶きほぐす。
みりんと片栗粉を混ぜ合わせ、加える。
塩ひとつまみも加えて混ぜ合わせる。

丁寧に仕上げたい場合は一度ざるでこす。

卵焼き器に油を熱し、薄く広げて卵液を流し入れる。
表面が乾き、縁がパリパリになってきたらひっくり返し裏面もさっと焼く。

キッチンペーパーの上に取り出し、粗熱を取る。
冷ましている間に次を焼く。
全部で3枚焼けます。

6、全部焼けたら重ねて縁を切り落とす。
丸めて端から細切りにしてほぐしたら完成です。

詳しい作り方はこちらの記事に画像と動画付きでご紹介しているのでよろしければご覧ください。

7、すし飯を作る。
すし飯は通常よりもかために炊き上げます。
(水を減らして炊いてください)

ご飯が温かいほうが具材と混ざりやすいので、炊き上がりと具の仕上がりを合わせるのがポイントです。

8、にんじんは千切りにする。
干ししいたけは水で戻し、千切りにする。
油揚げは熱湯を回しかけ、キッチンペーパーで油分を取り、油抜きをする。
切り開き、薄くしてから細切りにする。

9、鍋にだし、砂糖、しょうゆを加えて加熱しまずにんじんだけを加えて煮る。
少し食感が残る程度に柔らかく煮えたら、煮汁を残してにんじんだけを取り出だす。
(にんじんの炊き上がりは1本食べてみて確認するといいです)

砂糖としょうゆ各小さじ1と1/2を足してしいたけを煮る。

しいたけを取り出し、砂糖大さじ3、しょうゆ小さじ2を足して油揚げを加えて煮る。
少し汁気が残っている程度まで煮たら取り出す。

油揚げは汁を絞りません。
この煮方を追い込み煮といいます。

10、米酢に薄口しょうゆを加えて混ぜ合わせ寿司酢を作る。
ごはんが炊き上がったら約10分間蒸らし、寿司桶やバットにあけて寿司酢をかける。
しゃもじで切る用に混ぜる。

11、すし飯が熱いうちに9の具材を加えて均一に混ざるように混ぜ合わせる。
さらに白すりごまを加えて混ぜる。
うちわであおいで冷ませばすし飯の完成です。

このご飯はとっても美味しいので、余ったらおにぎりにしてもいいですよ。

12、すし飯をお重に平らになるように盛り付ける。


その上に対角線上に4つのエリアに分かれるようにれんこん、錦糸卵、絹さや、紅ショウガをきれいに盛り付ける。
その上、真ん中あたりにちぎった海苔を散らして完成です。

このレシピの感想

最後にこのレシピの感想をご紹介しますね。

お手軽度 ☆☆☆☆☆
美味しさ ★★★★★
食費が安く済むか ★★★☆☆
子供向きかどうか ★★★★☆

紅しょうがを変えるとお子さんでも食べやすいちらし寿司になります。

見た目が上品できれいなので、大人の方だけの食事にもおすすめです。

LIFE.net

子供よりも大人受けがよかったちらし寿司です。

対角線上に盛り付ける盛り付け方は、簡単ですしとても華やかにきれいに見えるので好評でした。

私はちらし寿司は1日がかりの仕事だと思っているのですが、このレシピも使う具材が多いので作るのに結構時間がかかりました。

目安として1時間半と記載していますが、かなり手間暇はかかります。
ただ、手間暇かけた分とっても美味しいちらし寿司になったなと思いました。

味は濃すぎず、上品でとってもいい味付けです。
ひな祭りに作りましたが、日ごろのお祝いの食事などにも使えるメニューだと思います。

以上『五目ちらし寿司の作り方』のご紹介でした。
是非作ってみてくださいね。

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