男性更年期障害の予防にはバナナがおすすめ。効果的な食べ物も紹介。

更新日:

テレビ番組の林修の今でしょ!講座でも話題になった『男性の更年期障害の症状と予防におすすめの食べ物・食材』をご紹介します。

更年期障害と言うと女性のものが有名ですが、男性にももちろんあることをご存知ですか?
いくつ位の年齢から起こるのか、どんな症状があるのか、効果のある薬や治療法はあるのか、など番組の内容と合わせて詳しくご紹介します。

今まさに悩んでいる人や、ご家族が悩まされているという人は必見です!
今回教えてくださるのは順天堂大学医学部附属浦安病院の先任准教授、辻村晃先生です。

男性の更年期障害の6つ症状チェックリスト

まず初めに症状6つのチェックリストをご紹介します。
何個当てはまるか数えてみてください。

1、集中力がなく落ち着きがなくなった

2、休みの日も外に出なくなった

3、汗をよくかくようになった

4、体重が増えてきた

5、つまらないことでイライラするようになった

6、寝つきが悪く夜中によく目が覚めるようになった

いかがだったでしょうか?

実は2個以上当てはまると疑いアリと考えることが出来ます。

実際の体験談!こんな症状が現れる!

今回実際に経験したという3人の芸能人の方(東国原英夫知事、渡辺正行さん、テリー伊藤さん)が登場しました。
3人の体験談によると・・

・50歳のころ突然怒りを感じることが増え、肌寒く眠れない状態になった
・体温調節が出来ず、夏でも異常な寒気を感じる
・怒りや発汗など様々な症状に悩まされる
・自分の美意識とずれるとすぐに怒る
・イライラしっぱなし。怒りを感じた人を夜通し待ち構えることも
・怒りを抑えきれず行動に出てしまう
・慣れているはずの仕事で極度の緊張感が続く

という症状がありました。

他にも一般人の方の体験談によると

・レストランで自分が後回しにされると必要以上に急に怒り出す
・日用品が切れると怒り出す
・部下への怒り方が変わる。翌日まで引きずる。
・前の人の歩くスピードが遅いとイライラし、ぶつかるスレスレで追い抜く。
などがありました。

もしも自分や家族が更年期障害化も・・と心配な場合はこういった症状がないか気にしてみるのもいいかもしれません。

そもそも老化と更年期障害の違いとは?

更年期障害』とは医学的な病気の1つで、体の中の男性ホルモンが減る病気です。

そのため男性ホルモンを減らさないことで予防が出来るんです。

ではなぜ男性ホルモンが減ってしまうかというと、主な原因は

・加齢(老化)
・ストレス

です。

何歳から始まるのが多いかというと、45歳からの人が多く、最近はもっと若い人も増えているんだそうです。
ストレス社会が男性更年期障害を若年化しているんですね。

女性の更年期障害で多い症状はホットフラッシュと呼ばれる汗が急に出る症状ですが、男性の場合はうつなどの精神面に関する症状が多くなります。
男女でもかなり違うんですね。

男性ホルモンが減ると体つきもメタボになりやすく、動脈硬化が起こりやすくなりその結果心筋梗塞など命にかかわる病気になる危険性が高まります。
さらに更年期障害になるとがんの発症率も高まることもわかっています。

男性ホルモンの減少は髭に関係しているので、最近髭をそる回数が減ったというのも症状の目安になります。

ちなみに治療薬もあり、治療すれば治る可能性も高い病気なので、諦めず対処することが大切です。

なぜ怒りっぽくなるの?

なぜ更年期障害になると怒りっぽくなってしまうのかというと、男性ホルモンが減ることで自律神経が乱れ交感神経が刺激されるからです。
交感神経は主に緊張時に働くところで、この交感神経が優位になることで怒りの原因物質『アドレナリン』がどっと出て怒りっぽくなってしまいます。

今まで感じなかったことで怒りを感じるようになっていたら更年期障害の症状だと考えられます。

ちなみに普通の怒りと見分けるポイントは、以前は平気だったことに対して怒るようになったら要注意です。

怒りっぽくなることで体に悪影響も

怒りっぽくなることで体にも悪影響が起こります。
どんな悪影響があるかと言うと、『高血圧』になる危険性です。

イライラすることで血圧が上がってしまうこともあるので、怒りを自分でコントロールすることが大切になります。

怒りをコントロールする方法「6秒ルール」とは?

では怒りをコントロールするには医学的にはどうしたらいいのかというと、怒りを感じたら最初の『6秒』を他のことを考えてやりすごすという方法が有効です。
怒りの感情は最初の6秒間が1番強いので、その間を乗り切れば怒りも鎮まる傾向にあります。

そのため怒りを感じたら
・別の場所を見る
・別のことを考える

などをしてやり過ごすというのが1つの有効な手です。

他にも自律神経を整える方法にはストレッチや、料理では鶏胸肉、お味噌汁などが効果が期待できます。

なぜ火照りが強くなるの?

もう1つの大きな症状の1つに『ほてり』があります。
異常に体が熱くなり、クーラーがかなり効いた部屋でも脂汗が出てくることがあります。

東国丸さんも突然原因不明の一週間ほどの微熱が続き、大量の寝汗が出ることがあるそうです。

そもそも人間の体はなぜ火照るのかというと、お風呂やサウナに入った後自然と体が火照ると言うことはありますよね。
人間には体温調節をする視床下部という部分がありますが、男性ホルモンが不足するとこの視床下部が誤作動を起こすようになってしまいます。

そうすると急に火照るようになってしまうんです。

普通の火照りとの見分け方としては、うつや不安などの精神的な症状と一緒に火照りだすのが特徴です。

なぜ緊張感や不安が強くなるの?

症状の1つに『不安になる』というのもあります。

なぜ不安を強く感じるようになるかというと、もともと頭の中の扁桃体が不安の原因となる不安物質を出しています。
男性ホルモンが豊富な時はこの不安物質を抑える働きをしてくれますが、減ってしまうと不安物質が体中を駆け巡るようになるんです。

不安を放置するとうつ病になることも!

不安を放置するとどうなってしまうかというと、最悪の場合うつ病を発症しやすくなります。
緊張が続くとストレスホルモンがたくさん放出されてしまい、脳の神経細胞が傷つきうつ病につながってしまうことがあるんです。

対処法としては、周りの人同士で知識を持って、早期発見に努めることです。
変化を見逃さないように心がけたいですね!

どうやって治療するのか?

男性ホルモンの注射

一般的な治療法は『男性ホルモンの注射』をするというものです。
検査を受けた後泌尿器科で男性ホルモンを補充する治療を行います。

男性ホルモンが減ることによって様々な体の不調が引き起こされる病気なので、足りないものを補えばその不調も改善されるということですね。

漢方薬が使われることも

その他にも症状が強い場合には『漢方薬』を使うこともあります。
ただし、漢方薬の場合は男性ホルモンを上げるのではなく、症状を抑えるために使われます。

漢方は昔から使われているものですし、注射はちょっと痛いからいやだな・・という人にはいいかもしれませんね。

更年期障害に処方される漢方薬とは

どんな種類を処方されるかというと、最もポピュラーなのは『八味地黄丸(はじみじおうがん)』という漢方です。
疲れや体の冷えなどを改善する効果が期待できる漢方です。

ちなみに八味地黄丸はAmazonでも取り扱いがある漢方です。
【第2類医薬品】クラシエ八味地黄丸A 360錠

他にも

補中益気湯(ほちゅうえっきとう) もともと虚弱体質で元気がない人向け。胃腸が弱っていて、疲れやすく、過労や病後で虚弱になりつつある場合
六味丸(ろくみがん) 疲れやすい、手足のほてりなどがある
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう) 精神不安や動悸、不眠、火照り、めまい、イライラなどがある
桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう) 体力がなく、ノイローゼや不安などがあり、精神面で不安がある人
釣藤散(ちょうとうさん) 中年以降の人で慢性的な頭痛やめまい、肩こりがあり、高血圧の傾向がある
清心蓮子飲(せいしんれんしいん) 泌尿器症状が強く、胃腸が弱く疲れやすい人で、不安感やイライラ感、不眠などの神経症状がある

といった種類の漢方薬が症状に合わせて処方されます。

症状に合わせて様々な種類があるので、自分にあったものを出してもらうことが大切ですね。

予防になる効果的な食べ物と成分とは?

また、男性ホルモンは食べ物でも分泌や生成を促進することが出来ます。
さらに予防にもつながるので、日ごろから積極的に摂りたい食材をまとめました。

亜鉛

亜鉛』は男性ホルモンの生成に役立つ成分です。

ビーフジャーキーや牡蠣、乳製品のチーズ、コンビーフ、ごま、干しのり、卵黄などに多く含まれています。

特に冬の時期は牡蠣が旬なこともあり、栄養価もとても豊富なので是非食事に取り入れたいですね。

牡蠣のレシピ一覧

シトルリン

スイカの白い部分に含まれる『シトルリン』という成分が男性ホルモンの分泌を促す効果が期待できます。

スイカから発見された成分なだけあり、圧倒的な含有量を誇るためスイカには及びませんがメロンやきゅうり、冬瓜にも含まれています。
キュウリあたりはお手軽に摂取出来ていいですね。

スイカの白い部分は料理に使うと無理なく食べることが出来ますよ。
例えばお味噌汁に入れたり、

漬物やデザート風にするレシピもご紹介しています。

副腎からのホルモン分泌を助けてくれる食べ物

とろろに含まれる成分は男性ホルモンの分泌を助けてくれます。

納豆やオクラ、モロヘイヤなどのネバネバ食材にも多く含まれています。
血糖値の上昇を抑える効果もあるので、ご飯にかけたりして一緒に食べるといいでしょう。

オクラはネバネバをアップさせると健康効果がぐっと上がります。
簡単にできて、めんつゆにも使えるので麺類を食べるときにおすすめの方法ですよ。

バナナにも豊富!アミノ酸(トリプトファン)

トリプトファン』というアミノ酸は、きちんと摂取することでうつ病の予防になることも分かっています。
男性更年期障害の予防にも有効とされていて、セロトニンという幸せを感じる脳内ホルモンに変化してくれます。

多く含む食材には、バナナ、大豆製品、豚肉、チーズ、たけのこ、牛乳、卵黄、ピーナッツ、アーモンドなどがあります。

個人的なおすすめはやはり手軽に食べられるバナナです。
朝食にもおやつにもいいですし、パッと出すだけで美味しく食べられるので旦那さんの予防にと考えている主婦さんにも助かる食材ではないでしょうか。

毎日続けやすく、安価というものメリットですよね。

バナナはコーヒーと一緒に摂ると高血圧改善にも効果的、というのも以前話題になりました。

高血圧も年を重ねるにつれて気になってくる方は多いと思うので、朝ごはんにバナナとコーヒーという組み合わせもいいのではないでしょうか。

もっと手軽に摂り入れたい!という場合は『バナナジュース』にしてしまうのもおすすめです。
おすすめのアレンジレシピも多数ご紹介しています。

カルニチン

ジンギスカン(ラム肉)に含まれる『カルニチン』は男性ホルモンを増加させる効果があります。
カルニチンは牛肉にも多く含まれています。

アルギニン

アルギニン』も男性ホルモンの生成や分泌を助ける効果があります。
アルギニンは鶏肉、牛乳、海老、ナッツや干し湯葉や高野豆腐に多く含まれています。

ほかにも豚の生姜焼きも豚肉に含まれる成分とたまねぎの相乗効果で男性ホルモンの分泌に効果が期待できます。

お肉などスタミナが付きそうなものも多いので喜んで食べてくれる男性も多そうです。
是非覚えておいて、日ごろの料理に取り入れたいですね。

以上『男性更年期障害の症状と予防におすすめの食べ物』のご紹介でした。
是非食生活に取り入れてみてくださいね。

おすすめ関連記事

スポンサーリンク