NHKきょうの料理で話題になった、『ちりめん山椒の作り方』をご紹介します。
京都名物のちりめん山椒が家庭でも楽しめる手作りレシピです。
大原千鶴さんの作り方も参考に実際に作ってみましたがとてもおいしく仕上がりました。
ソフトタイプとカリカリタイプの2種類が作れますよ。
ごはんのお供に最高です。
実ざんしょうの下ごしらえ
まず初めに実山椒の下ごしらえの仕方からご説明します。
必要ない方は飛ばしてください。
しっかりした処理をしておくと、1年間冷凍保存することができるので通年楽しめます。
1、実を枝から外す。
刺激が強いので手袋をする。
小さい枝は外さなくてもOK!
2、流水であらい、ざるにあげておく。
3、湯を沸かし、塩を少々入れ実ざんしょうを入れる。
中火にし、約7分ゆでる。
メモ
刺激を減らし、色よく仕上げるためしっかりとゆでるのがポイントです。
4、指でつぶしてみてしっかりとつぶれるくらいまでゆでればOK。
ざるにあげる。
5、冷水につけ、約1時間つけてアクを抜く。
6、水気をしっかりととり、冷凍用の保存袋に入れ冷凍庫で約1年保存可能です。
今回はちりめんにしますが、昆布の佃煮にしても美味しいですよ。
詳しいやり方とおすすめレシピはこちらの記事でもご紹介しています。
京風ちりめん山椒
続いて下処理した実山椒で作る『ちりめん山椒』の作り方をご紹介します。
柔らかいソフトタイプと、カリッカリのハードタイプの2種類の作り分けが可能なので好みに合わせて作ってください。
調理時間 | 40分~1時間程度 |
調理器具 | 鍋・バット・電子レンジ・オーブンシート |
レシピの分類 | ふりかけ |
レシピの種類 | 日本料理 |
材料 作りやすい分量
ちりめんじゃこ 150g
下処理をして茹でた実山椒 大さじ3
みりん カップ1/4
酒 カップ1+1/4
しょうゆ 大さじ1
うす口しょうゆ 大さじ2
作り方
1、ちりめんじゃこは、水でさっと洗う。
2、鍋にみりん、酒を加えて火にかけ、アルコール分をとばす。
その後、しょうゆとうす口しょうゆ、ちりめんじゃこを加えてアクを取りながら弱火で15分間煮る。
3、煮汁が半分くらいになったら実山椒を加え、さらに5分間煮る。
4、煮汁が少なくなったら、鍋の中央を開けて端に寄せる。
真ん中に集まった煮汁をスプーンですくって具にまんべんなく回しかけながら、弱火で5分間くらい煮汁がなくなるまで煮る。
途中で水分がなくなったら、水を適宜足しながら煮ます。
5、しっとりした食感に仕上げる場合はちりめん山椒をバットに広げ、水分をとばしてから密閉容器に移す。
その後冷蔵庫で保存します。
保存期間は約2週間です。
6、乾いたカリカリハードタイプに仕上げたい場合は天板にオーブン用の紙を敷いて出来上がったちりめん山椒を平らに広げる。
120~125℃に温めたオーブンに入れて7~8分間乾燥させる。
菜箸で上下を返して再びオーブンに入れ、7~8分間加熱する。
仕上げにオーブンのスイッチを切り、そのまま5~10分間おいて余熱で乾燥させる。
メモ
温度と時間がお使いの調理器具によって多少異なります。
我が家は電子レンジのオーブン機能であまり性能がよくないもので作ったので、120度8分両面の後に130度8分両面を足して好みのカリカリ感に仕上がりました。
なので様子を見ながら調節して繰り返し、お好みの固さに仕上げてください。
このような感じに水分がしっかり飛んで、カリッカリに仕上がれば完成です。
粗熱が取れたら密閉容器に移し、冷蔵庫で保存します。
保存性はこちらのほうがよく、1か月保存可能です。
定番のご飯にかけても最高に美味しいですが、冷ややっこにもよく合いますよ。
豆腐の食感とちりめんのカリカリっとした感じと山椒がアクセントになり最高です。
他にもレンチンしたもやしにかけたり
バゲットに乗せてマヨトーストに乗せても美味しいです。
難しいイメージのあるちりめんですが、実山椒の下茹でまでやっておけば簡単に作ることができるのでおすすめです。
以上『ちりめん山椒の作り方』のご紹介でした。
是非試してみてくださいね。
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