NHKあさイチ、JAPA-NAVI山口県特集で放送された、山口県の給食メニューとして大人気の『チキンチキンごぼうの作り方』をご紹介します。
給食だけではなく、居酒屋や定食屋さんでも愛されているソウルフード的存在のレシピです。
我が家でもとても人気のレシピで、あさイチで知って作ってみたところあまりにも美味しいので何度も作っているメニューです。
給食メニューとして考案されただけあって、子供も大好きですし、おつまみにも最高です。
冷めても美味しいのでお弁当にもおすすめですよ。
ぜひ作ってみてくださいね。
チキンチキンごぼう
『チキンチキンごぼう』は、もともと一般公募で20年前に主婦の方が考案されたメニューが採用され、給食で親しまれるようになったのは始まりなんだそうです。
名前がかわいいことと、手順が簡単で給食でも再現しやすいメニューだったことが採用の決め手だったとか。
確かに面白い名前ですよね。
甘辛いたれの後を引く美味しさが特徴で、大人から子供まで楽しめる味付けです。
ごはんのメインディッシュにも、お弁当のおかずにも、おつまみにも使える万能なメニューとして我が家でも活躍しています。
では作り方をご紹介しますね。
調理時間 | 25分 |
費用目安 | 400円 |
カロリー | 全量 1672.3kcal(1人分 418kcal) |
糖質量 | 全量 59.2g(1人分 14.8g) |
レシピの分類 | メインディッシュ |
レシピの種類 | 日本料理 |
鶏もも肉を使っていることと、たれが甘辛い味で砂糖やみりんを使っているのでカロリーが少し高めです。
たれだけでも下記の分量で157.8kcalあります。(1人分だと約40kcal)
また今回は鶏肉は皮つきで計算しています。
皮がついているとぱりぱりで美味しいのでおすすめですが、カロリーをカットしたい方は除いてください。
揚げた際の給油率は10%で計算しています。
そのため実際にはもう少しカロリーが少なくなる可能性があります。
参考程度にお考え下さい。
材料 4人分
ごぼう 240g(2本)
鶏もも肉 320g
片栗粉 大さじ4.5
揚げ油 適量
さやから出した枝豆 50g
たれ
砂糖・しょうゆ 各大さじ2
酒・みりん 各大さじ1
分量の目安
実際に作ってみて4人分の分量をもとの2倍の量に訂正しました。
ごぼうに対して鶏肉は2枚程度入れてもおいしいです。(600gくらいになります)
その場合、たれが上の分量だと少し薄味に仕上がります。
しっかり濃い目の味がいい場合は鶏肉に合わせてたれの量も増やしてください。
小さいお子さんが食べる場合は上の分量通りの味付けだと結構濃いので注意してください。
枝豆はフライパンで蒸し焼きにすると栄養価が流れ出ず多く残すことができます。
枝豆をフライパンで蒸し焼きにする方法。栄養を逃さない!
レシピ動画
作り方をレシピ動画でもご紹介しています。
ぜひご覧ください。
続いて画像とテキストでも作り方をご説明しますね。
作り方
1、ごぼうは泥を洗いながし、2~3㎜厚さの斜め切りにする。
ポリ袋などに入れ、片栗粉を大さじ1.5加えて空気を含ませて口を閉じ、しっかりと振って全体にまぶす。
そのため、きれいなスポンジなどでくるくるごぼうを包んで回しながら流水で洗い、泥汚れが落ちれば大丈夫です。また栄養素は水にさらすと水に流れ出てしまうので、水にはさらさずすぐに加熱すれば色の変色もそれほどきになりません。
今回は甘辛いたれに絡めるので、色も気にならないため水にはさらさないのがおすすめです。
2、揚げ油を180度に熱し、3~4分ごぼうを揚げ、取り出す。
パン粉の場合は、パン粉を加えてさーっとあっと言う間にパン粉が全体に勢いよく散れば180度のサインです。
塩の場合も勢いよくはじけるような音がたてばOKです。
しっかり180度に熱されていると、衣の中の水分が一気に飛ぶためサクサクカリカリ食感にすることができますよ。
3、鶏肉は一口大に切る。
こちらもごぼうと同様にポリ袋などに入れ、片栗粉大さじ1.5を加えてしっかりと振り、全体にまぶす。
180度の揚げ油で5分揚げる。
5、甘辛たれを作る。
鍋にたれの材料を加えて火にかけ、煮立たせる。
揚げたごぼう、鶏肉、さやから出した枝豆をボウルに加え、たれを回しかけて和える。
6、器に盛り付け、完成です。
アレンジも色々
また、給食やお店ではアレンジも色々と楽しまれているそうで、
例えば
・たこたこレンコン(たこと蓮根)
・チキンいもいも(鶏肉とさつまいも)
・くじらくじらごぼう(くじらとごぼう)
などなど。
くじらはなかなか手に入りませんが、他のアレンジは家庭でも真似しやすいですよね。
味付けは同じ甘辛たれで味付けします。
是非色々と試してみてください。
また私も作ってみようと思います。
もう1つ、似たようなレシピで青森県の鶏ごぼう唐揚げも美味しいのでおすすめですよ。
作り方が少し違います。
栄養と期待できる効果
鶏肉は牛肉や豚肉に比べて消化がいいので、子供からご年配の方まで安心して食べられるお肉です。
美肌作りに役立つビタミンAやエネルギーの代謝を促進するビタミンB群、丈夫な骨作りに役立つビタミンKも豊富に含まれています。
また、ごぼうには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方が含まれているため、腸内環境を整える効果とコレステロールを排出、血糖値の急上昇を抑えてくれる効果などが期待できます。
また、発がん性物質を吸着し排出してくれる効果も持っている野菜です。
ごぼうの栄養価を逃さない調理のコツはこちらの記事にもまとめています。
ごぼうの栄養を逃さない調理法のコツ。アク抜きはしなくても大丈夫!
枝豆には身体の発育を助ける葉酸が豊富です。
他にもカルシウム、塩分の排出に役立つカリウム、カロテン、ビタミンCも豊富に含まれています。
しっかりたんぱく質も摂れて、食物繊維も摂取できるメニューになっていますね。
こんな方におすすめ
- 大人から子供まで楽しめるがっつりメニューが欲しい
- ごぼうを大量消費したい
- ビールに合うおつまみが欲しい
などなど。
ごぼうは倍の量入れてもいいと思います。
また、小さいお子さんが食べる場合は、結構しっかりした味付けなので、たれを絡める前に取り分けておいた方がいいかもしれません。
このレシピの実際の感想
実際に作ってみた、我が家の感想を最後にご紹介しますね。
お昼に作り、作りたての味と、夕食の分を残しておき6時間後に食べたので両方の感想をご紹介します。
正直これが給食で出てくるなんて山口県のお子さんがうらやましすぎます。
私が小学生の頃はこんなおいしいメニューはなかったような。
とっても美味しいので、おすすめですよ。
是非作ってみてくださいね。
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