発酵玉ねぎのレシピと効果。おすすめの使い方とアレンジも紹介。

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NHKきょうの料理や世界一受けたい授業、雑誌のゆほびか、クロワッサンなどでも話題の『発酵玉ねぎの作り方』をご紹介します。

発酵玉ねぎとは刻んだ玉ねぎに塩を混ぜて発酵させた作り置きにも便利な常備菜のことで、発酵食品になるため健康に嬉しい様々な効果が期待できるレシピです。

当サイト『LIFE.net【ライフドットネット】』では、実際の調理の工程を画像とともに詳しく解説しています。

切って・混ぜて・放置するだけ、と作り方も3ステップでとても簡単なので是非試してみてください。

辛みも抜けて、甘みが引き立つのでとても美味しく食べることができますよ。

おすすめの使い方も併せてご紹介します。

発酵玉ねぎの健康効果とは?

発酵玉ねぎ』とは、文字通り玉ねぎを発酵させたもので玉ねぎの持つ健康効果に発酵の効果もプラスされた嬉しい食材として今注目が集まっています。
ではどのような健康効果があるのでしょうか。

血液サラサラ効果

まず初めにメインに使う玉ねぎには血液サラサラ効果が期待できるケルセチンという成分が豊富です。

このケルセチンには、

・抗酸化作用
・抗炎症作用
・動脈硬化を予防する効果
・脳血管疾患の予防
・血圧を下げる効果
・強い血管弛緩作用

などがあることがわかっています。
つまり健康にとてもいい成分なんですね。

このケルセチンは天日干しにすると増える栄養素なので、より効果を高めたい方は作る前に少し外や日当たりのいい窓際などに置いて天日干しにしてから使ってください。

もう1つ玉ねぎには切り方によって血液サラサラ効果が高まる成分も含まれています。

こちらにも血小板が集まり過ぎるのを抑えて、血流を改善する効果があるため、先ほどご紹介したケルセチンとWの効果で血流改善効果が期待できるというわけです。

繊維に対して垂直に切るのがポイントで、繊維が壊れ酵素と合体することで血液サラサラ効果が高くなります。
そのため垂直切りの他、みじん切りも効果が高い切り方の1つです。

今回ご紹介する『発酵玉ねぎ』はこのみじん切りで作るので、より血流改善効果が期待できるんですね。

整腸作用

また発酵させることにより乳酸菌の量が増えるので、整腸作用も期待できます。

野菜なので、食物繊維やビタミンなども摂取できる点も嬉しいですね。

実際に3日間連続で食べていたら、もともと快調なのですがさらに1日に2回くらいお通じがあるようになったので効果を実感できました。
便秘がちな方にもいいのではないでしょうか。

では続いて作り方をご紹介しますね。

発酵玉ねぎの作り方

調理時間 10分
費用目安 100円
調理器具 ジッパーバッグ・包丁
カロリー 全量 150kcal
塩分 全量 12g
糖質量 全量 28g

レシピの分類:調味料
レシピの種類:日本料理

材料 作りやすい分量

玉ねぎ 400g(1個+3/4個~2個程度)
塩 12g(約小さじ2杯)
水 カップ1/2

ジッパー付きの密閉袋
清潔な保存瓶

メモ

塩の量は玉ねぎの3%の量になります。

我が家ではミネラルが豊富な粗塩を使うようにしています。

レシピ動画

作り方をレシピ動画でもご紹介しています。
是非ご覧ください。

続いて画像とテキストでも詳しくご説明しますね。

作り方

1、玉ねぎをみじん切りにする。

2、ジッパーバッグに入れ、塩も加えて手でよく全体になじむようにもみこむ。

このように、袋の外からもみもみします。

3、水を注ぎ入れ、全体に行き渡らせる。
平らにならし、空気を抜いてしっかりと口を閉じる。

4、バットなどに入れて、涼しい場所で発酵させます。

春から夏なら1~3日間、寒い季節の場合は6日間程度が目安です。

汁が白くなってきたら一度味を確認して、辛みが抜けて酸味が出ていたら完成です。

清潔な保存瓶に移し替え、冷蔵庫で保存します。

保存期間の目安

冷蔵庫では2週間程度保存可能です。

おすすめの使い方

おすすめの使い方をいくつかご紹介しますね。

ソースとして

肉料理や野菜料理、魚料理、冷ややっこなどにソースとしてかけて使います。
上の画像はチキンソテーにかけたものですが、ものすごく美味しかったです。

他にも焼きサバにもよく合いました。

また、揚げ物にかけてもさっぱりと食べられます。
上の画像は玉ねぎの天ぷらにW玉ねぎでかけてみましたが美味しかったです。

大量消費したいときにもおすすめの食べ方です。

刻み玉ねぎとして

すでにみじん切りにしてあるので、刻み玉ねぎとしても色々な料理に使いやすいです。

例えば上の画像は、手作りラップサンドの具材として使いました。

このように、生地で具材を包む段階でスプーン1杯分入れるだけで手軽に玉ねぎを使うことができます。

ラップサンドのレシピはこちらの記事で詳しくご紹介しているので、よろしければご覧ください。
ラップサンドのレシピ。ヒルナンデスで話題の手作りレシピ。

他にもハンバーグなどの刻み玉ねぎを使う料理にそのまま使います。

カレーに入れても美味しく使うことができます。

ドレッシングの代わりに

初めから塩気と玉ねぎの甘みがついているのでドレッシングの代わりに使うこともできます。
画像のサラダはアルファルファとブロッコリーの上に乗せただけ。

物足りない場合はオリーブオイルをひと回しするだけでドレッシングの代わりになりますよ。

たれとして

そうめんやしゃぶしゃぶなどのつけだれに入れて使うこともできます。

+で野菜と発酵食品を足すことができるので便利ですよね。

お刺身と合わせて

お刺身にかければ簡単カルパッチョ風になります。

オリーブオイルやバルサミコ酢をかけても◎

きょうの料理ではあじのお刺身と和える食べ方が紹介されていました。

食べやすく切ったあじ150gに汁気を切った玉ねぎを大さじ3杯分混ぜ、千切りにした大葉を混ぜるだけです。
食べるときにしょうゆを少々かけていただきます。

納豆トーストに

こちらもきょうの料理で話題になった食べ方で、汁気を切ってから納豆に混ぜ合わせます。
さらにマヨネーズと粒マスタードを加えて混ぜたものを焼いたバタートーストに乗せるだけ。

納豆がふわふわになって、トーストにも最高によく合います。

我が家では朝食の他、お昼ごはんにも人気のメニューです。

ウインナーチーズトーストに

洋風のトーストにもよく合いますよ。

こちらは食パンにマヨネーズを塗り、薄切りにしたウインナーと発酵玉ねぎ、チーズ、パプリカパウダーなどをかけて焼いたもの。
朝ごはんにもおすすめです。

炒め物に

炒め物に使うと加熱されるので、うまみがアップして調味料のように使うことができます。

例えば、豚肉とにんじんの炒め物に。
まずにんじん1本をピーラーで薄くスライスし、豚こま切れ肉150gをフライパンで炒めます。

色が変わったらにんじんを空いたスペースに加え、炒めていきます。

発酵玉ねぎを汁ごと大さじ5と味噌大さじ1と1/2に混ぜ合わせてフライパンに加えて炒め合わせます。
この時、お肉のほうに加えて絡めてから全体を混ぜ合わせるのがポイントです。

オニオンスープに

スープに使う場合は、鍋を熱し、7㎜幅に切ったベーコン50gを加えて炒めます。
脂が出てきたら汁気を切った発酵玉ねぎを100g加えて3分間炒め合わせます。

そこに先ほどの切った汁大さじ3と水カップ1+1/2を加えて煮ます。
ひと煮して、器に注いだらパセリをかけて完成です。

上の分量で約2人分作ることができます。

もともと塩味がついているので、スープの素などを使わなくても味がしっかりとついていてとても美味しいスープが手軽に作れますよ。

以上『発酵玉ねぎの作り方健康効果、活用レシピ』のご紹介でした。

また似たようなレシピにダイエットに役立つ『玉ねぎヨーグルト』もあります。
こちらはヨーグルトを足すのでよりクリーミーな感じに楽しめますよ。

是非色々試してみてくださいね。

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