赤唐辛子よりも辛く、生の状態でフレッシュな辛さを楽しむことができる『青唐辛子を使ったレシピ12品』をご紹介します。
肉料理から薬味まで、唐辛子の辛さが好きな方や激辛料理好きの方におすすめな辛さが人気の料理をまとめました。
個人的にも青唐辛子は大好きなので、実際に作ってみておいしかったおすすめメニューを掲載しています。
体も芯からぽかぽか温まるものばかりですよ。
ぜひ作ってみてくださいね。
青唐辛子を調理する際の注意点
青唐辛子は赤唐辛子になる前の青い状態の唐辛子です。
生のまま料理に使え、その独特の辛味とフレッシュな風味を楽しめるのがメリットです。
ただし調理の際には注意が必要な食材でもあり、刺激が強いため手で直接触ると大変なことになってしまいます。
例えば素手で調理して、目をこすったり、傷口を触ろうものなら・・・考えただけで恐ろしいです。
小さいお子さんがいらっしゃるご家庭も注意が必要で、お子さんが直接触ってしまったり、青唐辛子を触った手でお子さんに触ると痛すぎて泣いてしまうなんてことに。
とってもおいしい食材ではあるのですが、このようにその刺激性には注意が必要となるため調理する前に注意して取り掛かる必要があるんですね。
レシピをご紹介する前に大切なことなので、まずご紹介したいと思います。
必ず手袋をはめて触る
まず、100円均一などで手に入るので料理用の手袋を用意してください。
青唐辛子を触る際は必ず、手袋をはめた状態で触るのが鉄則です。
持つ、洗う、刻む、料理のほかの具材に混ぜるために入れる、ここまでは必ず手袋着用で触ってください。
触った後の刺激は石鹸で洗ったくらいでは簡単に取れません。
私はずぼらな性格なので、直接触ってしまいひどい思いをしたことが何度かあります。
甘く見ていると泣きを見るので、かならず手袋を一緒に使ってくださいね。
種は超激辛!
もう1点注意しないといけないのが『種がものすごく辛い』という点です。
ものすごーーーく、激辛好きの方、もしくは激辛料理に慣れている方以外は種は除いて使うのがおすすめです。
種ごと使うとものすっごく料理が辛くなってしまうので、最悪食べれなくなってしまう恐れも・・・
初めて使う、という方はまず種を除いた状態で使ってみて(それでもかなり辛いので)、大丈夫そう、もっと刺激が欲しいという場合は様子を見ながら種を入れてみてください。
初めから入れるととんでもないことになる恐れがあります。
この2点さえ守れば美味しく食べられる食材なので、もう恐れることはありません。
ではおすすめの料理をご紹介しますね。
柚子胡椒
青唐辛子といえばこれに使う方が多いんじゃないでしょうか。
薬味の定番『柚子胡椒』です。
青ゆずと一緒に使うことが多いですが、黄色いゆずでもおいしく作ることができます。
家庭でも簡単に作れる柚子胡椒のレシピをご紹介しています。
たくさんあって大量消費したい!という方にも保存がきくようになるのでおすすめですよ。
韓国風焼肉のたれ漬け煮卵
韓国風の手作りの焼き肉のたれ風のたれに漬け込んだ『煮卵』です。
赤唐辛子と青唐辛子両方を使い、オリゴ糖を使ったたれに漬け込みます。
これ大人のおつまみ向けの味に仕上がりとっても美味しいですよ。
ピリ辛+甘みもあり、何個でも食べれちゃう煮卵です。
なすの青南蛮漬け、冷やし麺風香味だれ
男子ごはんで話題になった青南蛮漬け風に楽しめる『なすの冷やし麺風香味だれ』です。
レンチンして柔らかくしたナスを細く麺のように裂いて、刻んだ青唐辛子やネギ、干しエビを混ぜたたれをかけて食べるメニューです。
なすがおいしい季節におすすめで、つるつるっと麺のように楽しめるので糖質制限中の方やダイエット中の方にもおすすめですよ。
たれと卵黄に絡めて食べるなすがものすごくおいしいです。
ペルー風のお刺身サラダ、セヴィーチェ
『セヴィーチェ(cebiche)』とは、南アメリカで食べられている魚介類のマリネのこと。
ご紹介しているレシピはホタテを使ったものですが、タコやヒラメ、カツオなどでも楽しめるメニューです。
角切りにした玉ねぎ、トマト、青唐辛子に果汁を加えたサルサソースでマリネして食べるサラダなのですが、乾燥した赤唐辛子では楽しめない青唐辛子ならではのフレッシュな風味が楽しめるソースがお刺身によく合い、とてもおいしいですよ。
洋風に楽しみたいという方におすすめです。
シーフードミックスで作るセビーチェ
伝説の家政婦タサン志麻さんが考案された、『シーフードミックスで作るセヴィーチェ』です。
パクチーが苦手なので代わりに青唐辛子を入れて作ってみました。
お刺身で作るより手間はかかりますが、色々なシーフードが楽しめて買い置きもできる食材なので思い立ったときに作れる点がおすすめです。
レシピ動画あり
ロモ・サルタード
こちらもペルー料理の1つ『ロモ・サルタード』です。
牛肉と野菜を青唐辛子、トマトなどのソースで炒め、フライドポテトとごはんを添えたがっつり系のワンプレートメニューです。
本来は牛肉と野菜炒めの上にフライドポテトを盛り付けるのですが、全て一緒に炒めて盛り付けて作っています。
休日のランチにおすすめですよ。
ビールにも最高によく合います。
手こね寿司
男子ごはんで話題になった、三重のご当地料理の1つ『手こね寿司』のアレンジです。
たっぷりの薬味で食べる手こね寿司なのですが、薬味に刻んだ青唐辛子も入れるのがこのレシピのポイント。
実際に食べてみてお刺身に辛さがよく合いとてもおいしかったのですが、入れることで臭みなども気にならなくなると思いました。
魚が苦手な夫もおいしい!といってモリモリ食べていました。
上でご紹介したセヴィーチェもそうですが、お刺身との相性もとてもいいので和食でお魚に合わせたいというときにおすすめですよ。
砂肝の香味だれ和え
ソテーした砂肝を、小口切りにしたたっぷりの青唐辛子と刻んだパクチーのたれで和えた『砂肝の香味だれ和え』です。
パクチーやナンプラーなどのエスニック食材が苦手な場合がのぞいたり、醤油に変えても大丈夫。
フレッシュな青唐辛子をたっぷりと、サラダのように!?楽しめるレシピです。
おつまみに最高で、ビールによく合いますよ。
豚肉のナンプラーソース
豚塊肉をそぎ切りにして、青唐辛子と紫玉ねぎと炒め合わせた『豚肉のナンプラーソース』です。
味付けにナンプラーを使うのですが、苦手な方でも食べやすい味に仕上がります。
野菜もしっかり摂れて、食べ応えのあるメインにおすすめですよ。
青唐辛子は種ごと加熱して炒めるのですが、そのまま美味しく食べることが出来るレシピです。
スタミナにんにく餃子
スタミナをつけたいときにぜひ作ってほしい『スタミナにんにく餃子』です。
これ、ビールにものすごくよく合うので週末や宅飲みの際にもかなりおすすめですよ。
種ごと入れたらものすごく辛くなってしまい、ひーひー言いながら食べたレシピです。
ご紹介しているレシピを見ていただくとわかるのですが、これでもか!!!というくらい青唐辛子とにんにくをたっぷり使います。
ビールを飲みながら食べると最高ですよ。
おつまみになるメニューならこれが一押しです。
スパイシーフィッシュアンドチップス
上に飾るだけですが一緒に食べると美味しい『スパイシーフィッシュアンドチップス』です。
鱈とじゃがいもを使い、スパイスで下味をつけて天ぷら粉で揚げることでサックサクに仕上がるおつまみにオススメのレシピです。
青唐辛子も一緒にかじりながら食べると最高ですよ。
彩りにもなりきれいです。
鶏とつまみ菜のとろみうどん
辛みが効いたスープがうどんに絡んで絶品な、体が温まる『鶏とつまみ菜のとろみうどん』です。
寒い日におすすめなレシピで、鶏肉のだしと青唐辛子の辛みが最高に美味しいあんかけうどんですよ。
中華風鶏がらスープでつゆを作るのですが、鶏肉と唐辛子を一緒に煮るのがポイント。
さっと作れるので、手軽に済ませたいときにも使えるメニューです。
以上『青唐辛子を使った料理のレシピ12品』のご紹介でした。
ぜひ作ってみてくださいね。