メロンをいざ食べよう!と思った時に悩むのが切り方ですよね。
縦方向がいいのか、横方向がいいのか、悩む方も多いと思います。
今回はせっかくのメロンを最高の状態でおいしく食べるための『メロンの切り方』と『おいしさを逃さない種の取り除き方』の2つのポイントを写真付きで詳しくご紹介します。
NHKためしてガッテン!でも話題になった方法で、実際に我が家ではいつもこの方法で美味しく食べています。
また、基本的で簡単な切り方としてボート型と一口サイズの分け方も載せているので参考にしてみてくださいね。
メロンは下の方が甘い!
実はメロンは切り方だけでかなり美味しさが変わるってご存知でしたか?
メロンは下半分が甘い果物なので、下半分を食べれば絶対においしい甘いメロンを食べることが出来るんです。
どうして下の方が甘いの?
どうして下の方が甘いかというと、一般的には弦で上から吊られた状態で育ちますよね。
また収穫した後も弦を上にして保管される場合がほとんどです。
そのため甘み成分が下に降りていくんだとか。
他にも上には弦があり、そこから栄養が他の部分にもとられていくので甘いおいしい部分が下に残るという説もあります。
そのため上と下では糖度が異なってしまうんですね。
ということは、
縦に切る | 甘さが均等になる |
横に切る | 下側が特に甘くなる |
ということになりますよね。
今回はこの特に甘みをぜいたくに味わえる『横に切る』という方法を取り上げてみたいと思います。
美味しいメロンの切り方
真横に切る切り方なのでNHKの番組、ためしてガッテンでは『赤道切り』と紹介されました。
切り方は簡単で、メロンを横にして半分に切るだけです。
家族で分ける場合は下半分の取り合いになりそうですね笑
また、これはおもてなしの時に特におすすめです。
お客様によりおいしいものを食べてもらいたいときは、まず横方向に切った後下の部分をもてなせば間違いなくおいしいと思ってもらえますからね。
メモ
ちなみに、食べ頃の見分け方がよくわからない!という方は是非こちらの記事をご覧ください。
誰でも簡単に見分けられるポイントを画像付きで詳しく解説しています。
我が家はこの方法でいつも100発100中です。
メロンの食べ頃を見抜く3つの方法!見分け方はつる&音で!
種の取り除き方はハサミで。スプーンはNG
さらに最高においしい状態を楽しむには、『種の取り方』もポイントです。
なぜかというと、種が付いている部分が一番甘いので、種の取り方ひとつでおいしい部分を残すことが出来るからです。
ここで注意したのが『スプーンで取るのは絶対にNG』ということです。
スプーンですくって取ろうとすると、せっかくのおいしい部分も一緒に流れ出てしまいます。
そこでおすすめは『ハサミでカットする方法』です。
横切りをしたら、メロンの種の付近を3か所キッチンバサミでカットします。
どこかというと、上の画像の黒い線を引いたところをキッチンばさみでカットしてください。
ここが果肉と種をつなぐ部分になります。
結構奥のほうまでくっついていることがあるので、ぐっと差し込んでしっかり切り離します。
次にメロンの底の芯とくっついている部分をはがすイメージでスプーンで中心を取り除きます。
スプーンを使うのはここだけです!
そうすればおいしい部分を残したまま食べることが出来ます。
ただ、どうしても細かい種が残りますし、スプーンですくったワタの部分にも果汁が残っていますよね。
これも捨ててしまうともったいないので、我が家ではこのようにグラスに茶こしを重ねて、スプーンですくったワタと種を入れ果汁を下に落とします。
さらに残った種も丁寧に取り除き、茶こしに入れておくと無駄なく果汁だけを取り出すことができます。
この果汁はいわば果汁100%のメロンジュースなので、そのまま飲むととってもおいしいですよ。
子供たちも大好きです。
もしくはゼリーにしたり、メロンソーダ作りに使ったりしてもいいと思います。
ちなみに種を除いた後は細かくカットせずにぜいたくにそのまま食べるのがおすすめですよ。
マスクメロンなどの大玉メロンだと少しもったいない食べ方かもしれませんが、スーパーでも手に入るお手頃価格の小さめのアンデスメロンなどはこの方法がおすすめです。
残った上半分はどうするの?
下半分を贅沢に味わったら、上半分は切って盛り付けて食べるのがおすすめです。
見た目も華やかだとよりおいしく見えますよね。
次の項目で、基本的な簡単にできる切り方をいくつかご紹介したいと思います。
6等分のメロンボートの切り方
贅沢に半分自分だけで楽しむことが出来れば最高ですが、家族みんなで分け合って食べる場合も多いですよね。
ここでは簡単な切り方として、基本の6等分のボート型、ブロック型をご紹介します。
まず初めに、きれいに6等分のメロンボート型にする方法からご説明しますね。
1、まず1玉を半分に切ります。
6等分はこの後が問題ですよね。
半分になったメロンの皮側の、丸みを帯びている方に端から端まで添わせることができる長さの紐などを用意します。
上の画像のようにクッキングシートを折りたたんでテープ状にしたものも便利ですよ。
2、メロンの半周に作ったテープを添わせて長さを図りカットします。
これくらいの長さのものが用意できました。
3、カットした紐をたたんで3等分にし、印をつけるかまたカットします。
4、それを先ほど紐を添わせた半周の部分に置くと3等分の位置がわかるのでそこにつまようじや切り込みを入れて印をつけます。
分かりやすく線を引いてみましたが、だいたいこれくらいの位置になりますね。
5、印をつけたらその印を目印にしてメロンの縁からボート型になるように斜めに包丁を入れます。
1個出来上がりました。
残った大きいほうは後は半分に切れば1/6サイズのものが3つできます。
これを残り半分も同様に切れば、メロンボートが6つ出来上がります。
6人で分けたいときにとても便利な方法ですよ。
一口サイズのブロック型に切る場合
もう1つ、一口サイズのブロック型に切る方法は長くなるのでこちらの記事で詳しくご紹介しています。
丸くてかわいい一口サイズのメロンボールの作り方も載せています。
お弁当用にもおすすめですよ。
まとめ
メロンを最高においしく食べるには
カットは縦より横方向に
種はキッチンばさみでカットして取り除く
この2つがポイントです。
高級なフルーツですから、是非無駄なく美味しく食べてくださいね。
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