血流改善効果が期待できる医師おすすめの玉ねぎの食べ方「はちみつ入りみじん切り酢玉ねぎの作り方」をご紹介します。
常備菜にもおすすめで、テレビ朝日系列林修の今でしょ!講座やNHKごごナマで話題になったレシピです。
加熱してはちみつを入れて味つけをするので辛みが気にならず食べやすい味になっています。
実際に我が家では家族で気に入っていて何度も作っているレシピになります。
みじん切りなのでお料理のソースやたれとして使いやすい酢玉ねぎですよ。
是非試してみてくださいね。
みじん切り酢玉ねぎの健康効果とは?
『酢玉ねぎ』は様々なメディアでも話題になり、作ったことがある!という方も多いのではないでしょうか。
中でも今回ご紹介するものは、玉ねぎをみじん切りにすることでその健康効果をよりアップさせることが期待できるレシピになっています。
では、みじん切りにすることでどのような健康効果が期待できるのでしょうか。
1、血管に良い成分ケルセチン
まず初めに、玉ねぎには血管の血栓予防効果がある「ケルセチン」という成分が含まれています。
このケルセチンは大腸がんの細胞を減少させる効果もあることがわかっています。
実はこのケルセチンは日光に当てることで量を簡単に増やすことができる成分です。
玉ねぎを買ってきた後は皮をむき、使うときまで日光に当てておくとケルセチンの量が増えるのでおすすめです。
また、外側の褐色の色が濃いもののほうがケルセチンの量が豊富に含まれているので買うときは参考にしてみてください。
2、血流改善になる、アリシン様物質
もう1つ玉ねぎには「アリシン様物質」という成分も豊富です。
これはにんにくに含まれているアリシンに近い成分のため「アリシン様物質」と呼ばれている成分です。
アリシン様物質は切るときに繊維に対して垂直に切ると「硫化プロペニル」という成分に変化します。
オニオンフライにするときの切り方ですね。
この硫化プロペニルには血小板が集まり過ぎるのを抑えて、血流を改善する効果があるため、先ほどご紹介したケルセチンとWの効果で血流改善効果が期待できるというわけです。
血流が改善すると高血圧改善にもつながります。
繊維に対して垂直に切るのがポイントで、繊維が壊れ酵素と合体することで硫化プロペニルに変化します。
そのため垂直切りの他、みじん切りも効果が高い切り方の1つです。
今回ご紹介する『みじん切り酢玉ねぎ』はこのみじん切りで作るので、より血流改善効果が期待できるというわけですね。
さらにこれらの健康効果が期待できる成分は加熱することでより効果がアップします。
そのため加熱して作る酢玉ねぎはその分効果が高くなっています。
辛みも生のままより少し抑えられるので、食べやすくなるというメリットもありますね。
ポイント
ただし注意点として玉ねぎに含まれている『硫化アリル』という成分は加熱すると成分が変わってしまいます。
この硫化アリルには疲労回復に必要なビタミンB1の吸収を助けて新陳代謝を活発にし、血液をサラサラにする効果があります。
そのため硫化アリルの効果を優先したい場合は加熱しないように注意してください。
調理の際の注意点
また、玉ねぎの辛みを抜くために切った後水にさらすという方もいると思いますがこれは栄養の面で考えるとNGです。
なぜかというと、先にご紹介したような健康に良い成分が水に流れ出てしまうためです。
辛みが気になる場合は玉ねぎを冷蔵庫の中でしっかりと冷やした後、よく切れる包丁で繊維を潰さないように包丁を前後に滑らせるように動かしながら切ると辛みを抑えることができるので試してみてくださいね。
では作り方をご説明します。
とっても簡単にできますよ。
はちみつ入りみじん切り酢玉ねぎの作り方
みじん切りにした後加熱調理して作ります。
たくさん作って瓶に保存すれば手作りのドレッシングやお肉やお魚料理のソースとして万能に使えますよ。
特徴としては生のまま漬け込むものより辛みが気にならず、甘みがついているので食べやすいという点です。
では作り方をご紹介します。
調理時間 | 35分(玉ねぎをさらす時間が30分) |
費用目安 | 200円 |
調理器具 | 鍋 |
カロリー | 全量 1205.5kcal |
塩分 | 全量 0.03g |
糖質量 | 全量 153.8g |
材料
玉ねぎ 2個(約400~500g)
酢 250ml
はちみつ 100ml
レシピ動画
作り方を動画でもご紹介しています。
是非ご覧ください。
作り方
1、できれば使う前に玉ねぎを天日干しにしておく。
玉ねぎはみじん切りにして30分放置する。
2、鍋に酢、はちみつ、玉ねぎを加えて火にかける。
かき混ぜながら2分間強火で加熱する。
メモ
もしくはみじん切りにした玉ねぎを600Wの電子レンジで1分加熱し、酢とはちみつを加えて混ぜ合わせるだけでも大丈夫です。
3、しっかりと粗熱を取る。
4、清潔な保存瓶に入れ、完成です。
出来上がってすぐも食べられますが、1日程度置くと味がなじみ食べやすくなります。
保存期間
清潔な保存瓶に入れて冷蔵庫で10日~2週間程度保存可能です。
※保存期間はあくまでも我が家で試した場合なので、早めに食べきるのがおすすめです。
おすすめのアレンジ
実際に愛用している、我が家のおすすめのアレンジをいくつかご紹介します。
タルタルソース
塩なしでも美味しく食べられる『タルタルソース』です。
玉子サンドにしても美味しいですよ。
ドレッシング
1つ目はごま油を加えてしっかりと混ぜ合わせ、乳化させてドレッシングにする使い方です。
※乳化とは、油と水分がしっかりと混ざり合った状態のことです。
画像は豆苗にかけたもの。
血流改善効果が期待できるケルセチンは脂溶性なので、油と一緒に摂取するとより吸収率が高くなります。
お豆腐にかけてもおいしいですよ。
酢玉ねぎのしょうゆだれ
2つ目は冷やし中華のたれにおすすめな『しょうゆだれ』です。
材料 1人分
酢たまねぎ 40g
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1/2
こちらのしょうゆだれはゆで卵を漬け込んで煮卵風にしたりする使い方もできます。
またカレー粉を入れてカレー味にするのもおすすめですよ。
酢玉ねぎのごまだれ
3つ目はフォーやしゃぶしゃぶのたれにおすすめな『ごまだれ』です。
材料 1人分
酢たまねぎ 30g
白ねりごま 大さじ1
水 大さじ1
味噌だれ
4つ目は中華麺に合う『味噌だれ』です。
冷やし中華のたれにもおすすめですよ。
材料 1人分
酢たまねぎ 40g
合わせみそ 大さじ1/2
水 大さじ1/2
みりん 大さじ1/2
砂糖 小さじ1
サバ缶とトマトのカッペリーニ
もう1つ、アレンジとしてカッペリーニのソースに使うことも出います。
サバ缶とバジル、刻んだトマトを混ぜるだけ。
暑い日にぴったりな冷製パスタが簡単にできます。
納豆に
かなり簡単なアレンジでおすすめなのが納豆に入れる使い方です。
付属のたれのかわりに酢玉ねぎを入れて混ぜ合わせます。
酢の効果でふわふわに仕上がりますし、粘り気も気にならなくなるのでねばねばが苦手な方にもおすすめです。
この食べ方はTBS系列、名医のTHE太鼓判でも血圧改善におすすめの食べ方として紹介されていました。
是非作って毎日の習慣にしてみてくださいね。
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