パウンドケーキ型にクッキングシート(オーブンシート)を敷きこむ際の切り方と折り方、敷き方を写真付きで詳しくまとめました。
ずれにくく、取り出しやすいおすすめの敷き込み方です。
ケーキを焼く際やケークサレを作るときにも使えます。
パウンドケーキ型用クッキングシートの敷き込み方
パウンドケーキ型はクッキングシート(オーブンシート)を型に合わせセットすることで、焼きあがった生地が取り出しやすく扱いやすくすることが出来ます。
覚えればとても簡単に出来るので、是非試してみてください。
今回実際に使用している型は貝印さんのスリムパウンドケーキ型になります。
使いやすく、扱いやすいのでおすすめです。
貝印 KAI ケーキ型 Kai House Select スリムパウンド型 (小) テフロンセレクト
材料(用意するもの)
パウンドケーキ型 お好きなもの・お使い物でOK
クッキングシート(オーブンシート)
必要であれば鉛筆やペン
溶かしバターやオリーブオイル(あれば)
切り方・折り方
まず初めにシートを型に合わせてカットしていきます。
1、型の高さも考慮して、少し大きめにクッキングシートをカットする。
カットしたら中央あたりに型を置き、底の周りの形に印をつける。
私はペンや鉛筆で書いてしまいますが、気になる方はカトラリーのナイフなどで形がわかるように跡を付ければ大丈夫です。
このように底の形が分かるようにしておきます。
2、1で書いた底の辺の位置で折り目を付ける。
底の延長線上も分かるように折り目を付けます。
3、サイド(型の横の側面にあたる部分)の線だけ切込みを入れる。
この時底の部分まで切らないように、底まで切込みを入れます。
分かりやすく、ぺらっとさせた写真がこちらです。
ここだけ切ってください。
4、続いて画像のAの部分をBで挟むようにして重ねる。
重ねるとこのようになります。
重ねるとBの部分が余ると思います。
余った部分はAの形に合わせて折り目を付け、切り落としておきます。
(型の横側面の形に合うように余分な部分を切り落とす)
5、反対側も同様に折る。
型に入れるとこのようになります。
ぴったり収まるはずです。
きちんと型に収まったら、シートの余分な部分(画像の破線の部分)を型の縁の位置まで切込みを入れる。
型から出たシートはこの後外側に向かって折るので、折れるように四隅に切込みを入れてバラバラにしておきます。
6、型の縁から5㎜~1㎝程度上の位置で外側に向かって余分な部分を折る。
私は横の部分はさらに三つ折りにして、戻ってこないようにしています。
縁より少し高めに折るのは焼くと生地が膨らみ、上がってくるためです。
そのため型の高さぴたぴたではなく、少し高めに折っておきます。
余ったシートの部分は切らず、このままで大丈夫です。
余分な部分が多少あった方が焼きあがった後に持ち手にできるため、生地を取り出しやすくなります。
これで切り方・折り方の工程は終わりです。
敷き込み方・ずれないようにするコツ
最後に折ったシートを型にセットする方法(コツ)をご紹介します。
そのまま敷くだけではずれやすくなってしまうので、敷く前に型にオイルを薄く全体に塗っておくとずれにくくなります。
料理用のハケやキッチンペーパーに溶かしバターもしくはオリーブオイルなどを染み込ませ、全体に薄く塗ります。
その後折ったクッキングシートをセットすれば生地を入れる際にもずれません。
もう1つの方法として、焼く前の生地を少し型の四隅に塗っておき、クッキングシートをくっつけるやり方もあります。
どちらも焼き上がりに影響がないので是非試してみてください。
これは上の方法でシートを折り、一度型にセットした後、ぴったり合うようであれば外し塗れば大丈夫です。
クッキングシートを敷かなくてもいい場合は?
パウンドケーキやケークサレを焼く場合はこの方法でシートを敷いた方がいいですが、敷かなくてもよいレシピもあります。
例えばこちらのレアチーズケーキの場合。
底の部分にだけ、底の形に合わせたシートを1枚ぺらっと敷いていますが側面はシートなしで大丈夫なレシピです。
このレシピは柚子を底に散らしてからチーズケーキの生地を流し込んで固めているので底にシートを敷いていますが、冷やして固めるタイプのレシピの場合は基本なしでも大丈夫です。
ただ型が傷ついてきて、表面の加工がはがれて生地がはがれにくくなってしまっているような型の場合はいずれのレシピの場合もシートを敷き込んだ方がいいかもしれません。
以上【パウンドケーキ型用のクッキングシートの切り方・折り方・敷き込み方】のご紹介でした。
このレシピで使用している調理器具
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