ドイツのスーパー主婦イヴォンヌさんが教えてくれる、「特製ブレンド洗剤、入れ歯洗浄剤を使った汚れ落とし洗剤の作り方と使い方」をご紹介します。
炭酸ナトリウムでできるセスキ炭酸ソーダと、ポリデントなどの入れ歯洗浄剤でできる魚焼きグリルなどのお掃除にも適しているブレンド洗剤の作り方です。
それぞれの特徴やおすすめの用途も載せているので、是非参考にしてみてくださいね。
(情報元:NHKあさイチ 世界のスーパー主婦)
目次
ドイツのスーパー主婦イヴォンヌさんの掃除術とは?
ドイツは綺麗好きの国民性としても有名ですよね。
市場に行くと様々なブラシが売られています。
さらに窓が汚れているとご近所から苦情がくることもあるそうです!
すごいですよね。
ドイツでは「家事マイスター」という国家資格もあり、弁護士さんなどと同じくくらい価値のある資格なんです。
そんなドイツで有名なスーパー主婦がイヴォンヌ・ヴィリックスさんです。
彼女のお掃除のポイントは「温度・科学・力学・時間」を意識すること。
これを円グラフにした時に、1つの割合を増やすと他の割合が少なくても落ちやすくなるという考えに基づいています。
例えば熱湯で時間が長くおくと労力は少なくて済む、ということですね。
ではイヴォンヌさんがおすすめする、ブレンド洗剤の作り方をご紹介します。
イヴォンヌブレンド洗剤(セスキ炭酸ソーダ)の作り方
いわゆる、セスキ炭酸ソーダと呼ばれるものです。
これは大理石以外ならどこにでも使える洗剤です。
材料
炭酸ナトリウム 30g(もしくは重曹)
水 250ml
酢 大さじ8
台所用中性洗剤 50g
作り方
1、鍋に炭酸ナトリウム、水を加えて火にかけ、沸騰させる。
2、お酢を加える。
3、台所用中性洗剤を加え冷ます。
水で薄めればれば完成です。
これを使っているというイヴォンヌさんのお宅はとてもピッカピカでした。
おすすめの使い方は皮脂と泥はとてもよく落ちるが、たんぱく質、油は普通程度の落ちという特徴があるので皮脂や泥汚れの落としに使ってください。
入れ歯洗浄剤で作る、ブレンド洗剤
もう1つご紹介するのが要れば洗浄剤で作る、魚焼きグリルの汚れ落としにも最適な洗剤です。
こちらはアルカリ性洗剤になります。
材料
入れ歯用洗浄剤
熱湯
台所用中性洗剤
作り方
1、入れ歯の汚れ落としを乗せ、洗浄効果を高めるために熱湯をかける。
2、台所用中性洗剤を入れる。
3、魚焼きグリルを浸し、できるだけ長い時間つけ置きする。
この洗剤はアルカリ性になるため、たんぱく質、油、皮脂はとてもよく落ち、泥は普通程度の洗浄力となります。
入れ歯洗浄剤とセスキ炭酸ソーダの汚れ落としの得意分野とは?
上でもご紹介しましたが、入れ歯洗浄剤とセスキ炭酸ソーダでは若干得意とする分野が異なります。
入れ歯洗浄剤(アルカリ)・・たんぱく質、油、皮脂はとてもよく落ち、泥は普通程度
セスキ炭酸ソーダ・・・皮脂と泥はとてもよく落ちるが、たんぱく質、油は普通程度の落ち
となっているので用途に合わせて使い分けるといいですね。
注意点はアルカリの入れ歯洗浄剤は変色するのでアルミ製のものには使えません。
また触れた手は洗い、目や口に入れないように注意してくださいね。
まとめ
重曹は掃除に使えることは知っていましたがまさか入れ歯洗浄剤が活用できるとは驚きでした。
一家にひと箱は買い置きしておきたいアイテムですね。
是非ブレンド洗剤、作ってみてくださいね。
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