烏龍茶を使って煮ることで市販のうなぎの蒲焼きでもふっくらと仕上がり、専門店のような味に仕上げることができる『烏龍茶を使ったうなぎの蒲焼きの温め方』をご紹介します。
科学調理で有名な水島シェフが考案された、老舗のうなぎ店喜代川のうなぎの蒲焼を再現したレシピです。
ポイントは一度煮ることと、魚焼きグリルで焼いて仕上げるという点です。
これ、びっくりするくらいふんわり、皮までやわらか~く仕上がってすごく美味しいですよ。
かなりおすすめの方法です。
烏龍茶を使ったうなぎの蒲焼きの温め方
専門店のうなぎが美味しいポイントは
・蒸し焼きによるふっくら柔らかい肉質
・表面の香ばしさ みりん・しょうゆ・砂糖だけの伝統のタレを使った本焼きの味
この2つです。
これをスーパーのうなぎの蒲焼を使い科学的調理法で名店の味を再現します。
ポイントは烏龍茶を使うということ。
烏龍茶に含まれているタンニンにはうなぎの皮を柔らかくする効果が期待できます。
さらに酒を使って焼きなおすことで糖とアミノ酸が反応しうまみがアップするだけではなく、酒の効果で臭みも取ることができるという方法です。
調理時間 | 10分 |
調理器具 | フライパン・アルミホイル・魚焼きグリル |
レシピの分類 | メインディッシュ |
レシピの種類 | 日本料理 |
材料 1人分
スーパーで買えるうなぎの蒲焼 1匹分
ウーロン茶 350~500mlくらい
サラダ油 適量
付属のタレ 大さじ1/2
酒 大さじ1
レシピ動画
作り方を動画でもご紹介しています。
是非ご覧ください。
作り方
1、フライパンに烏龍茶を1㎝深さくらいまで注ぎ、沸騰させる。
火を落とし、うなぎの蒲焼きを入れて蓋をして3分煮る。
火加減が強すぎると身が崩れてしまうので、弱目の火加減で。
蒸し焼きの状態なので身もふっくら仕上がります。
烏龍茶の量はうなぎが浸るくらいが目安です。
元のレシピではうなぎ、烏龍茶の順で入れていましたがそれだと3分加熱という点が調理器具や火加減によってムラができると思ったので先に沸騰させてから入れました。
1匹のまま入れたのでちょっと大きくてはみ出してしまったので、切った状態でいれてもいいと思います。
2、取り出し、キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取る。
3、アルミホイルにサラダ油を薄く塗り、皮を下にしてうなぎを乗せる。
4、たれとお酒を混ぜ、ハケを使って出来る限り均一に表面に2度塗りする。
5、魚焼きグリルで2分ほど焼く。
表面がふつふつしてきたら取り出します。
※あまり焼きすぎると硬くなってしまうため。
6、取り出し、完成です。
あとは好きな幅に切って鰻重やうな丼にどうぞ。
今まで色々な方法を試しましたがこの方法がダントツで身が一番ふっくら柔らかく仕上がっていました。
(すべて同じうなぎを購入して試した結果)
身もしっとり、ふっわふわ。
ただ個人的に香ばしさは少し物足りないなぁと。
香ばしく仕上げたい場合は表面だけ直火であぶってあげるか、グリルではなくフライパンで焼くほうが表面がぱりっと香ばしく仕上がりました。
この辺りは好みの問題なので、ふわふわの柔らかい食感が好きな方にはかなりおすすめですよ。
たれも少し薄めの仕上がりなので、好みで追加で足しても美味しいです。
以上『うなぎの烏龍茶を使った温め方』のご紹介でした。
他にも烏龍茶がない場合には緑茶でも同じような効果を得ることができます。
うなぎを緑茶で煮ると絶品に。あさイチで話題、フライパンでできる。
また香ばしさが欲しい場合はほうじ茶も役立ちます。
うなぎの蒲焼きはほうじ茶と焼くと絶品に。サイゲン大介さんのレシピ。
是非好みに合わせて作ってみてくださいね。
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