NHKあさイチ、スゴ技Q!の「直す技」で特集された「ニットのハンガー跡の直し方」をご紹介します。
ハンガーにかけて収納していると肩のあたりにハンガー跡がついて戻らなくなってしまうことがありますよね。
そんな時におすすめな、スチームアイロンを上手に使うことで跡をきれいにすることができる方法です。
また、穴が開いてしまったときもきれに直すことができるつくろい方もご紹介しています。
是非試してみてくださいね。
ニットのハンガー跡の直し方
まず初めにニットについてしまって戻らないハンガー跡の直し方をご紹介します。
注意点として、服のタグについている製品表示を必ず確認してアイロンをかけてもいい商品か確認してください。
アイロンの温度も記載があるはずなので必ず確認の上、初めに端の目立たない場所で試してから行うようにしてください。
もし失敗しても責任は負いかねますので、ご注意下さいね。
用意するもの
跡がついてしまったニット
スチームアイロン
やり方
1、スチームアイロンを設定温度を中にして温める。
2、ニットを平らな場所に置き、ハンガー跡に少しだけアイロンを浮かせるようにしてスチームを当てる。
この時アイロンを直接ニットにつけないように注意してください。
3、その後形を整えるようにして、軽く上から手でぽんぽんとたたく。
4、さらに肩の部分を広げて、同じようにスチームを当てて、軽く手でたたく。
これできれいに直すことができます。
一度では直らない場合は何度か繰り返してみてください。
予防にはハンガーにかけないのがおすすめ
また、ハンガー跡の予防にはそもそもハンガーにかけないのがおすすめです。
以前セレクトショップで働いていたことがあるのですが、ニットはハンガーにかけると伸びてしまいますし跡がつくのでたたんで平置きにするか、もしかける場合でも閉店後は必ず平置きにしてからお店を閉めていました。
なので、ご家庭で収納する場合はたたんでしまった方がハンガー跡や伸びの予防にはなります。
ただ脱いですぐたたんでたんすなどに入れてしまうと湿気がこもるので、衣装ケースやたんすなどに一時的に入れる場合は乾燥させてからしまうのがおすすめです。
また衣替えの時期にはしっかりクリーニングやお洗濯をして汚れを落としてきれいにしてからしまうようにしてくださいね。
汚れがついたままだと虫食いの原因にもなってしまいます。
おすすめの収納方法はこちらの記事にもまとめているので、衣替えの際の参考にしてみてください。
ニットの穴の直し方
続いてニットに穴が開いてしまった時の直し方をご紹介します。
虫食いやどこかに引っ掛けてしまい穴が開いてしまった時に便利な方法です。
用意するもの
ニット専用の糸
先が丸い刺繍用の針
どちらも手芸店に行くと手に入ります。
やり方
1、ニットを裏返し、穴から5㎜程離れたところを丸く1周波縫いをします。
2、結び目は作らず、ほつれている部分を裏面に押し込みます。
その後糸を絞り、糸を3回縛ります。
3、仕上げにスチームアイロンで裏を押しつぶすようにあて、表面はスチームの蒸気を当てるようにしてあげると目立たなくなります。
穴が開いてしまっても捨てるともったいないですよね。
自分で繕えばまた着ることができるので是非試してみてください。
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