NHKあさイチやためしてガッテン!で放送された「海苔の正しい保存方法」をご紹介します。
パリっとした食感も美味しい海苔ですが、開封してしまうとしけってしまい、美味しさが損なわれることがありますよね。
そんな時におすすめな、最適な容器や保存期間をご紹介します。
是非試してみてくださいね。
目次
美味しさが保たれる美味しい海苔の保存方法とは?
実は海苔は開封して15分の経過すると「パリッ」と感が失われてしまいます。
それほどデリケートな食材なんですね。
ではどのように保存すればその鮮度を保つことができるのでしょうか。
最大のポイントは「湿気を防ぐこと」これにつきます。
湿気を寄せ付けないようにすることで、少しでも長い期間、開封したてのようなパリッと食感を保つことができるんです。
おすすめの容器は「アルミ袋」
では一体どのような容器に保管するのがベストかというと、「アルミ袋」の海苔用保存袋がおすすめです。
使い方も簡単で、開封すぐに入れておくだけで鮮度を保つことができるようになります。
中でも光を通さないようにする遮光タイプがおすすめで、しっかりと湿気から守ってくれるのでずっとパリパリ食感を楽しむことが出来ます。
海苔保存袋(大型サイズ)5枚セット(30g石灰乾燥剤×5個付き)
もしくは初めからジッパー付きの袋で販売されている海苔を買うのも1つの手です。
アルミ袋のように遮光性はありませんが、保存に適しています。
買った時に入っていた乾燥材も捨てずに入れておくのもポイントです。
保管は冷蔵庫で
袋に入れた後は冷蔵庫で保存してください。
冷蔵庫は1年を通して湿度が一定なので、海苔保存に適しています。
保存期間
続いて保存期間ですが、冷蔵の場合は1~2カ月が目安です。
また冷凍することも可能で、冷凍した場合はなんと1年間も保存することが可能になります。
上でご紹介したようなアルミ袋などに入れた後、冷蔵庫で保存してください。
冷凍の場合も同様にアルミ袋などしっかりと空気を抜くことができる袋に入れて冷凍すると美味しさを保つことができます。
ひと手間でぱりぱり感をキープできるので、是非試してみてくださいね。
使うときのポイント
また、使うときにもポイントがあります。
冷蔵庫に保存していた場合、室温に10分ほど置いて常温に戻してから使うのが大切です。
すぐに開けてしまうと結露の原因となり、かえってしけってしまう可能性があるためです。
使う前には少し時間をおいて使うようにしてくださいね。
それでもしけってしまった時は?
海苔は一度しけってしまうと、うまみや風味が損なわれてしまい復活することはありません。
ぱりっとした食感は火であぶると多少もどすことはできますが、やはり完全に元に戻すことは難しいんですね。
そこでおすすめなのが、しけってしまったら「料理に使う」という方法です。
海苔にはもとも
・鰹節などに含まれているイノシン酸
・干しシイタケに含まれているグアニル酸
・昆布に含まれているグルタミン酸
といった、うまみ成分がとても多く含まれています。
料理に使うことで、手軽にうまみをプラスすることができるんです。
例えば・・
・味噌汁などの汁物
・炊き込みご飯に
・スイーツに
といった使い方です。
スイーツは意外に思われる方も多いかもしれませんが、海苔はもともとチーズなどの乳製品ととても相性がいい食材です。
乳製品に含まれている動物性のうまみ成分と組み合わさることで相乗効果を発揮し、うまみがぐっとアップします。
バニラアイスなどにちぎってかけるだけでも大丈夫です。
是非試してみてくださいね。
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