NHKあさイチ、スゴ技Q!の「直す技」で特集された「絨毯や畳の凹み跡を直す方法」をご紹介します。
家具をずっと置いておくと出来てしまう凹みですが、家具をどけた後とても気になりますよね。
ドライヤーやアイロンを使って直せる方法、絨毯についたシミの落とし方もまとめています。
畳についた凹み跡の直し方
畳についた凹みはまず水を使って直します。
1、畳が少ししめる程度、霧吹きを使って水を畳に含ませます。
2、指で水をなじませて、イグサに水を浸透させてしばらく置いておきます。
夏場で5分、冬場なら10分程度が目安です。
3、アイロンを使いイグサをふっくらと膨らませます。
この時当て布として濡れタオルを使い、スチームはオフにして設定温度を高温にして使います。
当て布を置き、アイロンを押し当てます。
4、何度か繰り返すと凹みが戻ります。
やりすぎると畳が変色してしまうことがあるので様子を見ながらやってください。
5、最後にドライヤーを動かしながらしっかりと乾かします。
乾かすことでカビ防止になります。
注意
この方法は天然のイグサの場合の方法で、和紙畳や樹脂たたみの場合は溶けてしまう場合があるのでやらないように注意してください。
またヘリの部分は化学繊維でできているのでアイロンを当てないように注意してください。
溶けてしまうことがあります。
絨毯の凹みの直し方
絨毯の場合の直し方はこちらです。
1、スチームアイロンの設定温度を高温にして、蒸気を凹みに当てる。
材質によっては溶けてしまうことがるので、密着させないように注意します。
2、割り箸を使い、寝ていた毛を起こし、毛の奥(根本)まで蒸気を当てます。
色々な方向から蒸気を当てるのがポイントです。
特に境目は重点的にスチームを当ててください。
3、手で毛をなじませ、掃除機をかけると毛がより立ちあがります。
絨毯のシミの取り方
汚れに水を1滴落としてみて、はじくようなら油性のシミ・・・ベンジンで、
なじむようなら水溶性のシミ(しょうゆなど)・・・プッシュすると泡が出るタイプの洗剤
で落とします。
上に洗剤をかけ、歯ブラシでこすります。
その後絞ったタオルでこするようにふき取ります。
これを繰り返すときれいになります。
もしこれでも落ちない場合はアンモニア水を併用します。
泡の上にアンモニア水を少量たらすとより落ちやすくなります。
我が家もカーペットの部屋があるので、子供たちがよく色々なものをこぼして汚すのですが毎回この方法で落としてきれいになっています。
注意点としてはできれば目立たない場所で試してから行うようにしてください。
是非試してみてくださいね。