野菜や果物に関する日本野菜ソムリエ協会の『野菜ソムリエ』の資格を取得しました。
実際に資格のために勉強し、取得して分かったメリット・デメリットがあるので詳しくまとめてみました。
仕事に活かせる資格なのか、取得することでどんなメリットがあるのか気になる方も多いと思います。
これから取ろうか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
目次
野菜ソムリエを取ろうと思ったきっかけ
『野菜ソムリエ』は日本野菜ソムリエ協会から取得することができる民間資格の1つです。
食に関する資格には、国家資格である調理師免許や製菓衛生師などがありますが専門学校に通ったり、既定の時間の実務経験が必要になります。
それに対し、野菜ソムリエは受講料はもちろんかかりますが私の場合最短で約2か月、費用は約15万円で取得することができました。
※実際にかかった費用に関してはこちらの記事に詳しくまとめています。
よろしければご覧ください。
合格!野菜ソムリエの試験の難易度とかかった費用の体験談を紹介。
また全通信制で、自宅で受講し、試験も自宅で受けることができる制度も備わっているため育児や仕事をしながらでも取得しやすいのが特徴です。
私も仕事をしていて、子供が2人いるので育児をしながらだと専門学校や実務経験を積むのが難しかったため自宅で取得することができるこの資格を選びました。
取得しようと思ったきっかけは、料理が好きで料理ブログを運営しているのでより正しい知識を身に着けたいと思ったことと、料理の基礎知識を学びたいと思ったからです。
中でも、仕事に活かせると思ったのが1番ですね。
野菜ソムリエは認知度も高い資格ですし、最近ではブログ運営においても専門性が重視されるようになってきているため取得することにしました。
結果、よかった点がたくさんあるのでご紹介しますね。
取得して感じたメリット
野菜や果物の品種の違いに詳しくなった
1つ目は『野菜や果物の品種』に詳しくなったことです。
これは試験問題にも必ず出て来るポイントなのでかなりしっかり勉強したのですが、日ごろよく食べている野菜・果物にもこんなにも色々な種類があるのか~とびっくりしました。
今ではスーパーに行っても品種の違いが気になるようになり、品種別の特性を頭に入れておくことで料理への使い分けもできるように。
主婦の方なら特に役立つところだと思います。
料理への造詣が確実に深くなった
科目の中には料理・調理に関する科目があります。
もともと料理ブログを運営しているので食材の切り方や料理の仕方は昔よりは詳しくなったつもりでいましたが、まだまだ知らないことがたくさんありとても勉強になりました。
ものすっごく当たり前のことができていなかったことに気づかされたり・・
特に天ぷらとお浸し、和え物は格段に上手になりました笑
料理教室や専門学校に行こうと思うとスケジュールが決まっていたり、子育てをしながらだと難しいですが自分で予定を立てて学べたのでよかったです。
栄養学の知識が増えた
3つ目は、食品に含まれている栄養素について学ぶ項目もあり、『栄養についての知識が増えた』ことです。
私は主に仕事用の他、家族のためにつくる料理がメインなので食品の栄養について学べたことは今後の人生において、長く役立てることができます。
家族のために栄養バランスの摂れた食事を作りたい、と思っている方は多いはず。
主婦の方の場合は決して無駄になりませんよ。
仕事に役立つ書籍が増えた
4つ目は『仕事に役立つ書籍が増えたこと』です。
私はもともと、記事を書く際などにネットでは情報を極力拾わずに書籍を参考、参照しています。
なので役立つ書籍が増えたことはとても大きなメリットになりました。
野菜ソムリエの受講を申し込むと、通信制の場合は全部で4冊の書籍が送られています。
・テキスト
・テキストの解説本
・文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告の食品成分表
・野菜と果物の品目ガイド
この4冊です。
食品成分表は書店で1100円くらいで購入できるものになります。
フルカラーで、食品別に公的なデータである食品成分表が細かく記載されているのでカロリーや栄養素が気になる方には役立つ本だと思います。
これですね。
野菜と果物の品目ガイドも3500円くらいで購入できるもので、フルカラーで野菜と果物の種類別に特徴や旬、おすすめの食べ方などが記載されている本です。
この4つの中で特に役立ったのが『野菜ソムリエのテキストと解説本』です。
野菜ソムリエのテキストと解説本は受講しないともらえない本です。
受講し、資格を取得した後も役立っているのはテキストと解説本です。
料理の基礎も詳しく解説が載っているので、すごく役立つんですよね。
ヘタなレシピ本なんかよりよっぽど役立ちますよ。
特に
・野菜と果物の品種別の特性や保存の仕方など
・食材の切り方
・主な料理法とコツ
この3項目については、今の仕事にどんぴしゃでものすごくためになりました。
ここだけでも受講してよかったな~と思いましたね。
私は料理も専門的に学んだことはなく、気になることは調べて自分で検証して・・という感じでやってきたので基本的なことをしっかり学べたのはとても大きかったです。
野菜の切り方も改めてこんなに色々な種類があるんだな~と勉強になりました。
私は全通信制だったので、DVDも教材に含まれていたのですが野菜の切り方、料理の基礎はDVDでの解説もあり、これがすっごくためになりました。
今まで料理教室にも行ったことがなかったのですが、自宅料理教室という感じで学ぶことができた点も大きいです。
料理について基本的なことから学びたいけれど、料理教室に行く時間はないという方にもおすすめだと思います。
コミュニケーションについて改めて学べた
最後の1つは『コミュニケーションについて改めて学べた』ことです。
私は昔接客業で働いていたので、新人研修の際に1週間みっちりコミュニケーションについては研修を受けた経験があります。
それでも忘れていた点や新しい発見も多く、改めてコミュニケーションについて学ぶことができました。
今は人と直接接する仕事ではありませんが、オンライン上で視聴者や読者の方と触れ合う機会はありますし、外に出れば子供関連の人間関係を含め様々な人とかかわることには変わりないので改めて学べたことはとてもよかったです。
デメリット
では、デメリットはないのかその点に関しても詳しくご紹介したいと思います。
正直、ないと言えば嘘になります。
民間資格という点
1つ目は『民間資格』だという点です。
あくまでも個人的な意見ですが、時間さえあるのであれば国家資格である『調理師免許』を取得するほうが断然おすすめです。
私も調理師免許を取りたかったのですが、育児中ということもあり全通信制でも取得できる野菜ソムリエにしました。
調理師免許の取得には専門学校に最低1年通う方法の他、週4日以上かつ1日6時間以上の実務経験2年以上が必要になります。
調理師免許を取得できる環境にあるのであれば、野菜ソムリエより格段に格上な調理師がおすすめです。
だってなんといっても国家資格ですからね。
ただ私は今の環境ではこれが難しい、でも勉強はしたかったため、野菜ソムリエを選択しました。
野菜ソムリエのいいとことは全通信制、自宅受験もできるという点です。
なのでお金はかかってもいいから、食に関する勉強がしたい、資格を取りたいという方にはおすすめです。
仕事に活かせるかは自分次第
もう1つは、デメリットではありませんがこの資格を取ったからと言って仕事につながるかというのは正直自分次第だと思います。
例えば
・スーパーの青果コーナー
・野菜や果物の専門店
・野菜や果物を専門とした飲食店
などでは活用できると思いますし、履歴書に書いても活きてくると思います。
それ以外だと自分次第ではないでしょうか。
この資格を持っているから絶対に仕事に就ける、という資格ではないので注意してください。
資格取得の過程で試験日が決められているので、試験に向けて一生懸命勉強し、知識もしっかり身につくので自分だけでは勉強するのが難しい…という方には向いていると思います。
テキストには情報もまとめられていて、学ぶべきこともカテゴリー分けされていてわかりやすいのでやみくもに自分で学ぶよりははるかに効率がいいという点は受講するメリットではないでしょうか。
以上『私が野菜ソムリエの資格を取得してよかったと思えるメリットとデメリット』のご紹介でした。
結果、私は取得してとてもよかったと思えるので興味がある方は是非挑戦してみてほしいです。
野菜ソムリエは資料請求も無料でできるので、興味がある方はまずは資料請求がおすすめですよ。
私も申し込む前に請求しましたし、お得なキャンペーンなどが開催されている場合もあります。
その他にも野菜ソムリエについて詳しくご紹介しています。
是非ご覧ください。
合格!野菜ソムリエの試験の難易度とかかった費用の体験談を紹介。
野菜ソムリエを独学で勉強する方法。本はテキストと過去問題でOK!