【ホイップクリームが分離してしまった時の対処法、もとに戻す方法】をご紹介します。
ケーキ作りやお菓子作りによく使われるホイップクリームですが、泡立てすぎてしまうとポソポソに分離してしまい、見た目も舌触りも最悪になってしまいます。
そんな時に少し前のなめらかでふんわりとしたきれいな状態に戻せる簡単な方法があります。
ポイントは「牛乳」を使う事!
とっても簡単に戻せるので困ったときに是非試してみてください。
目次
ホイップクリームが分離してしまった時に戻す方法
実は先日子供の誕生日ケーキを作っていて、色を付けながら混ぜていたら泡立てすぎてしまいクリームが分離してしまいました。
ポムポムプリンの手作りケーキのレシピ。子供の誕生日に作りました。
分離してしまうと文字通りまとまりがなく、なめらかさもなくなって、ぼそぼそっとした表面になっていまします。
普通はつるんとしたクリームの表面が、ゴムベラなどで撫でてもボコボコと穴の開いた状態に。
そこで色々と調べ、無事に解決したのでその方法をまとめてみました。
びっくりするくらい元に戻せるので、分離してしまっても捨ててしまうことなく、諦めず是非この方法をやってみてほしいです。
調理時間 | 5分 |
調理器具 | ボウル・ゴムベラ |
レシピの分類 | デザート |
レシピの種類 | フランス料理 |
お手軽度 | ★★★★★ |
材料 作りやすい分量
分離してしまったホイップクリーム 適量
牛乳 適量
レシピ動画
作り方を動画でもご紹介しています。
是非ご覧ください。
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YOUTUBE 生クリーム(ホイップクリーム)が分離してしまった時の直し方
作り方(戻し方)
1、分離してしまったホイップクリームに、ほんの少量ずつ牛乳を加えてその都度ゴムベラでなじませるように丁寧に混ぜる。
牛乳を使います。
この時、一気にドバっと入れてしまうと別の意味で失敗してしまうので、ほんの少量ずつ加えるのがポイントです。
あくまでも様子を見ながら、少しずつ混ぜながら足してください。
2、もう1つのポイントは「ゴムベラ」で混ぜることです。
牛乳を加えた後、またハンドミキサーや泡だて器で混ぜてしまうのではなく、ゴムベラで加えた牛乳をなじませるように丁寧に混ぜ込みます。
そうすると徐々に分離してしまったクリームの表面が滑らかになり、すべっとした混ぜすぎる前の状態に戻すことが出来ます。
徐々になめらかに戻ってきました。
さらに少しずつ牛乳を加えて混ぜていくと・・・
とろっとして上にあげるとリボン状になって落ちてくる、7分立てくらいにまで戻りました。
もう少し硬めの、ツノがピンと上に立つくらいの8分立ての状態に仕上げることもできます。
7分立ての方が加えた牛乳の量が多く、8分立ての方が少なくしています。
7分立て程度まで戻そうと思うと、生クリーム100mlに対して大さじ1以上は牛乳を加えました。
牛乳の量はその時の目指すクリームの状況にもよるので明記は出来ませんが、ゴムベラで混ぜていき見た目に表面のポソポソ感がなくなり、触っている感じもなめらかになればOKです。
3、あとは通常通り、使いたい料理に使ってください。
分離してしまうと扱いにくく、食感も落ちてしまうので是非試してみてください。
ちなみに、代用案として牛乳の代わりにヨーグルトを使った方法もあります。
ただヨーグルトの場合は酸味があるので、若干仕上がりの味に違いが出てくると思います。
なので味を変えたくない場合は牛乳がおすすめです。
牛乳がなく、ヨーグルトならある!という場合はヨーグルトで代用してみてください。
そもそも分離しにくくするには
ホイップするときに生クリームを氷水にあてて、しっかりと冷やしながら混ぜるだけでも分離しづらくなります。
これは温度が上がるとクリームの脂肪分が分離しやすくなってしまうためですね。
分離しやすいという方はこの方法も試してみてください。
このレシピで使用している調理器具
以上「ホイップクリームが分離したときに直す方法」でした。
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