食べると合格すると言われている、大宰府天満宮の「梅ヶ枝餅の作り方」をご紹介します☆
受験合格祈願の和菓子として有名な梅ヶ枝餅ですが、白玉粉や上新粉を使い自宅でも作ることができます。
10個食べると合格すると言われています。
是非受験シーズンに作ってみてくださいね。
(情報元:2015年1月30日放送 NHKグレーテルのかまど)
梅ヶ枝餅
梅ヶ枝餅は太宰府天満宮を参拝した後多くの人が購入するお菓子です。
青梅が入っていますが、メインは小豆や白生餡などが入っている甘いお菓子なんです。
ではなぜ「梅ヶ枝餅」というのかというと、菅原道真に由来しています。
幽閉された道真に梅の枝に刺した餅を老婆が差し入れ、生き延びることが出来たというエピソードが元になっています。
砂糖が日本に入ってくる以前、かつては焼きみそやみそ餡が入った軽食だったそうです。
そんなお菓子ですが10個食べると試験に合格するといういわれがあるそうです。
なぜ10個かというと・・・
10個餡・・・答案 ということなんだとか。
是非受験生の方は10個食べてみてくださいね。
それでは家庭でも作ることができるレシピをご紹介します☆
材料 白とピンク各9こぶん
生地
白玉粉 65g
水 210g
上白糖 170g
上新粉 95g
浮き粉 15g
食用色素(水紅色) 適量
小豆こしあん
市販の小豆こしあん 250g
梅あん
白生あん 200g
白いんげん豆(乾燥) 120g分
グラニュー糖 115g※上白糖でも可
水あめ 20g
水 適量
青梅の甘露煮 20g 市販品(種入り)
シロップ
グラニュー糖 50g※上白糖でも可
水 100ml
仕上げ用
かたくり粉(打ち粉) 200g
サラダ油 適量
食用色素(赤色) 適量
作り方
1、バットに打ち粉(片栗粉)を広げる。
2、鍋にシロップの材料を加えて火にかけ、沸騰させて冷ます。
3、上白糖、上新粉、浮き粉をボウルに入れて混ぜ合わせる。
4、別のボウルに白玉粉を加え、分量の水から大さじ4杯を加える。
ダマをつぶしながら耳たぶくらいのかたさになるまで手で練る。
固いようであれば分量の水から足して調節します。
5、残りの水を加えながら、泡立て器で混ぜ合わせる。
さらに3の合わせた粉を、ダマにならないように少しずつ加える。
なめらかになるまでしっかりと混ぜ合わせる。
6、生地を2等分して分ける。
片方に水紅色の食用色素を加え、混ぜ合わせ薄いピンク色にする。
7、蒸し器にぬらしてかたく絞ったさらしもしくはふきんなどを敷く。
あとで生地を流しいれるので、生地が流れ出てしまわないように枠を使います。
白とピンクの生地をそれぞれ流し入れ、20分間蒸す。
8、白生あんを作る。
青梅の甘露煮の種を取り出し、包丁でみじん切りにする。
鍋にグラニュー糖とグラニュー糖がつかる程度の水を加え、火にかけて沸騰させる。
あんをすくって落とし、山のようにこんもりした状態になるまで炊く。
9、8の白こしあんに刻んだ青梅を加え、山のようにこんもりした状態になるまで炊く。
10、さらに水あめを加える。
少しやわらかくなるので、再び山のようにこんもりするまで炊く。
11、あんをバットなどの平らな容器に小分けにして分け、冷ます。
12、小豆こしあんを、10gずつのサクランボ大に丸める。
丸めたらあんが乾かないように固く絞ったさらしをかけておきます。
13、生地を蒸し器からさらしごと取り出し、熱いうちにさらしを使って練って、ひとつにまとめる。
まな板にシロップを薄く塗ったあと、生地を出して棒状に伸ばす。
14、生地を3等分し、さらにそれぞれを3等分して9つに分ける。
ピンポン玉くらいの大きさに丸め、軽く押しつぶす。
15、手にシロップをつけながら、白生地で小豆こしあんを包んで形を整える。
16、打ち粉(片栗粉)を入れたバットに15を入れ、はけでかたくり粉を薄くつける。
余分な粉ははらう。
17、ピンク色の生地で、梅あんを包む。
形を整えたあと、同様にかたくり粉をまぶし、余分な粉をはけではらう。
18、手のひらで押さえて直径5cmの丸形に整える。
19、ホットプレートをあらかじめ予熱しておき、サラダ油を薄く塗る。
包んだ閉じ口を下にして、お餅を並べる。
片面のみ焼き色がつくまで焼く。
20、片面を焼いたらまきすなどの網状のものの上に置いて、完全に冷ます。
竹串の丸い部分に、赤色の食用色素をつけ、焼いていない面に梅の模様をつけたら完成です。
まとめ
作る工程は結構多く、手間がかかるお菓子ではありますが思いのこもった特別なものですよね。
受験勉強を頑張っているお子さんやお孫さんへの差し入れやおやつ、お夜食などにぴったりだと思います。
是非時間に余裕があるときに挑戦してみてくださいね。
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