春に旬を迎える【たけのこのアク抜きのやり方と茹で方】をご紹介します。
米ぬかと赤唐辛子を使った基本のアク抜きの仕方と、米ぬかがない時にも便利な簡単な方法もまとめています。
意外と簡単にできて美味しく仕上がるので是非試してみてくださいね。
米ぬかと赤唐辛子を使った、たけのこのアク抜きの仕方
たけのこは掘ったものをできる限りすぐにゆでてあげることで、美味しく食べることができます。
買ってきたり、掘ってきたらすぐにゆでるようにしてください。
調理時間 | 1時間15分+一晩 |
調理器具 | 包丁・鍋 |
レシピの分類 | 下ごしらえ |
レシピの種類 | 日本料理 |
材料 作りやすい分量
皮付きのたけのこ 3本程(約500g)
米ぬか カップ1~1と1/2
赤唐辛子 1~2本
米ぬかは中サイズのたけのこ1本あたり約20gが目安です。
市販の生筍だと、隣に米ぬかが置いてあったり、セットになっているものもあります。
手に入らない場合の代用案もこの後ご紹介しています。
レシピ動画
作り方を動画でもご紹介しています。
是非ご覧ください。
ゆで方
1、たけのこは2~3枚外側の固い皮をむく。
2、下の切り口を少し切り落とし、根元のぶつぶつしている部分はそぎ落とす。
3、先端の固い部分を斜めに切り落とす。
メモ
先端を切り落とすことで火通りがよくなります。
4、弓なりに沿っている、膨らんでいる方に縦に切り込みを入れる。
皮の中に入っているたけのこの中身をイメージして、下側は浅く・先端に行くほど深くなるように切り込みを入れます。
中に入っているたけのこギリギリまで包丁の刃を入れます。
メモ
切り込みを入れておくことで火の通りが早くなり、皮がむきやすくなります。
5、鍋に水をたっぷりと入れ、3のたけのこを加える。
水かげんはたけのこがかぶるくらいが目安です。
そこに米ぬかを全体にまぶすように加えて、赤唐辛子も加える。
6、強火にかけ、そばについて吹きこぼれないように注意して見守る。
沸騰したら弱火にして40分程度ゆでる。
たけのこが浮いてしまうようなら落し蓋をしてゆでます。
竹串を刺してみてすっと通る程度になればOKです。
7、火を止め、一晩そのまま置く。
ゆっくりと冷ましてアクを落ち着かせる【湯止め】といいます。
メモ
こうすることでアクもしっかりと抜け、うまみがたけのこに戻ります。
8、一晩おいたら流水やボウルにはったきれいな水でたけのこを洗う。
皮を包丁で切れた切り込みからむく。
9、下の段になっている部分に米ぬかが入り込んでいれば割りばしを使ってかき出します。
きれいにしておくと日持ちがします。
これでアク抜きが完成です。
保存方法
保存する場合は皮をむき、きれいな水に浸した状態で保存します。
この状態で冷蔵庫に入れて2~3日保存可能です。
水を時々変えて、できる限り空気にはさらさないようにしてください。
大きくて浸らない場合は先端・中央・根元に切り分けてから浸しておくと使いやすいです。
柔らかい姫皮の部分は千切りにしてお味噌汁や和え物に使うことができます。
むいた皮の一番内側当たりの下のほうの柔らかい部分(点線の下あたり)もそのままお刺身感覚で食べるととても美味しいので是非捨てずに食べてみてください。
境目は実際に食べてみるとこのあたりまでは美味しいな、というのがわかると思います。
米ぬかがない時の方法
米ぬかがない場合は
・研いでいないお米
・お米のとぎ汁
この2つのどちからで代用することが出来ます。
とぎ汁を使う場合は水の代わりにとぎ汁を使ってください。
お米を使う場合は水にひとつかみのお米を加えて火にかけます。
そうすると米ぬかと唐辛子を使った時と同じようにアクを抜くことが出来ます。
ちなみに、掘ってすぐの新鮮なものは水だけでもゆでることができる場合があります。
ただ市販のものは掘ってから日数がたってしまっているため米ぬかやお米を使ってアクをしっかり抜くのがおすすめです。
以上【たけのこのアク抜きのやり方】のご紹介でした。
是非試してみてくださいね。
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