もしもの時に備えておくと安心な、災害食・非常食をご紹介します!
ライフラインがとまってしまう恐れもある災害時には、自宅に最低でも1週間分の家族の食料や水を備えておく必要があります。
いざというときに焦らずに済むように、日ごろから買っておきたい備蓄におすすめの食材をまとめてみました。
※2015年9月1日に放送されたNHKあさイチ、スゴ技Qの放送を参考にしています。
目次
災害食の備えは大丈夫?備蓄の仕方&おすすめ食材
常に用意しておきたい災害食の備えはみなさん大丈夫でしょうか?
水や簡単なものを用意している方も多いと思いますが、イマイチ何をどれだけ用意しておけばいいのかわかりませんよね。
災害食の備蓄のポイントは「自分が食べやすく調理しやすいもの」がポイントです。
ストレスがかかる場面でこそ、食に関しては自分の好きなものや食べなれているものを食べることが重要なんですね。
少しでも無駄にせず、利用できる食材を選びたいですよね。
では具体的にどのような食材がむいているのか、ご紹介したいと思います!
おすすめ災害食・非常食
まず基本として災害食は家族の人数分×最低1週間分用意することが大切です。
量は1人当たりの量なので、ご家族の人数に合わせて計算してみてください。
水は1人につき1日3リットル必要
お水は生活や生きていくために欠かせない大切な食材の1つです。
3リットルのうち、2リットルは水で、残りの1リットルはお茶や好きなジュースでも大丈夫です。
特にお子さんなどは好きな飲み物を用意しておいてあげるとストレスが軽減できるのでおすすめです。
災害用の専用の水なら5年間の長期保存が可能です。
場所は取りますが、必ず備えておきたい大切な備蓄の1つです。
おかずになる缶詰
サバの水煮缶、大豆、ひじきなど素材の缶詰も栄養を摂取するために必要です。
こちらは1食1缶の計算で、1週間分で1人当たり21缶必要となります。
水煮は好みの味付けにすることが出来、料理の品数も増やすことが出来るので被災時のストレスを軽減できるというポイントもあります。
今は缶詰もとても種類が豊富ですし、お肉からお魚、大豆製品、野菜まで様々な種類がありますよね。
好きな食材がある場合は、好みに合わせてそろえるのもお勧めです。
主食
欠かせない主食としておすすめなのが「白米」と「パスタ」です。
白米は1食1膳の計算で1週間だと1.57キロ必要となります。
なので2キロの袋を備蓄しましょう。
すぐに食べられるパンやレトルトもあると便利です。
備蓄用のパンの缶詰などもあるので、活用するといいですね。
パスタがおすすめの理由は、パスタであれば茹で汁もスープにしてそのまま飲むことが出来るためです。
これがうどんやそうめんだと茹で汁がしょっぱくなってしまうため、災害食としてはパスタのほうが向いているというわけなんですね。
災害時には水もとても貴重な食料の1つです。
パスタソースも保存がきき、災害時の備蓄としては優秀な食材の1つです。
無駄に使うことがないように是非パスタをそろえておいてくださいね。
もちろん定番の乾パンなどを備えておくのも大丈夫ですが、それだけだと飽きてしまう可能性もあるので色々な種類をそろえておくといいですね。
プルーン
缶詰などで塩分摂取が多くなりがちな被災時にプルーンのカリウムが余分な塩分を排出してくれます。
食物繊維も豊富で野菜不足で起こりがちな便秘などを防ぐことが出来るため、おすすめです。
サプリメント
どうしても野菜不足で起こりがちなビタミン不足を補うことができます。
マルチビタミンなどまんべんなく摂取できるタイプがおすすめです。
乾物
高野豆腐(タンパク質)
切り干し大根(カリウム、食物繊維が豊富)
麩
きなこ(タンパク質)
スキムミルク(災害時に不足しがちなビタミンB1の補給、牛乳の代わりに)
など、常温で保存がきく乾物もとてもおすすめです。
災害時にはタンパク質の摂取もとても重要になるため、常温保存ができる乾物もうまく取り入れましょう。
野菜ジュース
災害時に不足しがちなビタミン、ミネラル、食物繊維をとることが出来きます。
災害時用の長期保存がきくタイプも販売されています。
まとめ
災害時はいつもとは違った状況になり、精神的にも負担が多いため少しでも精神負担を和らげることができる「食事」はとても大切なことの1つになります。
好きな食材をそろえておくと、もしもの時にも少しでも気持ちを和らげることができるので好みに合わせて最低限栄養は摂れるようにしっかり準備しておきたいですね。
是非、自宅の備蓄の見直しにも活用してみてくださいね。