林修の今でしょ講座で放送された「とろろ(長芋)の健康効果」をご紹介します。
ねばねば食材の代表格である長芋ですが、健康に嬉しい効果がたくさんあることがわかっています。
どのような効果があるのか詳しくご紹介します。
目次
とろろの健康効果とは?
山芋とは様々な芋の総称
まず初めに、とろろの山芋と呼ばれるものは
長芋
大和芋
つくね芋
自然薯
などの総称です。
山芋とは山でとれる芋のことで、山のうなぎとも言われているほどです。
あの徳川家康も毎日のように食べていたといわれています。
西郷隆盛さんも山芋を原料としたお菓子、かるかんが好きだったそうです。
そんな山芋の中でもよくなじみ深いものが「長芋」です。
今回は長芋の健康効果についてご紹介します☆
血糖値の急上昇を抑える
とろろには血糖値の急上昇を抑えてくれる効果があります。
そのため
とろろごはん
とろろそば
とろろうどん
などはとても理にかなった食べ方なんです。
とろろごはんの場合は水分の多いとろろと併せることで麦飯の消化を助ける効果もあります。
するときは時間がたつと酸化してしまうため食べる直前に擦り、余ったらラップに乗せて包み冷凍保存するのがおすすめです。
胃を守る効果
とろろに含まれているジアスターゼという成分には胃を守る効果があります。
胃が老けると胃の動きが悪くなり、胃もたれ、食欲不振、下痢などの症状が現れます。
ジアスターゼにはこれらを正常に戻す方向に働く効果があります。
カブや大根にも含まれていますが、大根のおよそ2倍も含まれているのが特徴です。
でんぷんや糖を消化しやすくする効果があるため胃の中に食べ物が残らず、とてもいいんですね。
ただ注意しなくてはいけないのはジアスターゼは酵素なので熱に弱いのが特徴です。
40度くらいで最も働き、60~70度くらいで失活してしまいます。
そのため生で食べるのがおすすめです。
おすすめの食べ方 梅干しの冷やし茶漬け
ごはんの上にとろろを乗せ、梅干しを乗せます。
梅干しはとろろと組み合わせるのにとてもおすすめの食材なんです。
大葉などを乗せてもいいですね。
疲れている胃にもおすすめのレシピです。
カロリーは?
カロリーは100gあたり69kcalです。
およそ80%が水分でできてるので、カロリーを気にしている方でも食べやい芋なんですね。
また小麦粉や餅の代わりに使うことでお料理をカロリーオフにすることができます。
例えば・・
・お好み焼きの生地に代用
・ピザ生地に代用
・大福の生地に代用
など、生地の代わりにするとカロリーと糖質を少なくすることができます。
カロリーオフしたいときにも便利な食材ですね。
足腰を上部にする効果
長芋には足の腱や関節を強くするグリカンという成分も豊富に含まれています。
グリカンは熱を加えると長芋の水分が飛び、成分が凝縮されます。
自然薯のすごい効果とは?
長芋よりもさらに強いねばねばが特徴の自然薯についても少しご紹介しますね。
最新の研究データでは「ジオスゲニン」という成分の効果が注目されています。
このジオスゲニンにはがんの予防に対して効果があるということがわかってきています。
他にもアルツハイマーの原因となるアミロイドβの量が減ったというマウスの研究データもあります。
人への効果は明らかになっていませんが、今後の研究に期待したいですね。
まとめ
とろろごはんってとてもおいしいですよね。
なぜか我が家では昔からとろろごはんの時は緑茶は飲んではいけないといわれています。
おいしい精の付くとろろで毎日を元気に乗り切りたいですね!
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