あさイチで放送された「正しい謝罪の仕方」をご紹介します！
様々なシーンで使える、正しい礼儀作法にのっとった謝罪の仕方やおすすめの菓子折りの選び方、言葉の選び方などもしもの時に役立つ情報をお伝えします。
目次
正しい謝罪の仕方とは？
教えてくださるのは元芸能事務所のマネージャーで、数々の謝罪会見を取り仕切った経験があるという謝罪のプロ竹中さんです。
竹中さんが出版されている謝罪の仕方をつづった本もとても人気があるそうです。
こちらです。
よい謝罪 仕事の危機を乗り切るための謝る技術
そんな謝罪のプロが教えてくれる、謝罪において欠かせない重要な心構えのポイント2つがこちらです。
相手の気持ちを聞く場所である。
つい自分の言い訳をしたくなりますが、相手の気持ちをとことん聞く気持ちで行くことが大切です。
言い訳はご法度！
誠意が伝わらなくなってしまうので、言いたいことはぐっと抑え相手の話を傾聴するようにします。
謝罪のシナリオを作る。
「謝る」ということには実はシナリオがいるんだそうです。
台本通りにしゃべる、ということではなく、「話の順番を整える」という意味の台本です。
話す順番とは
・挨拶
・こうなった経緯
・今の気持ち
という順番で話します。
その後に初めて謝罪をし、これからの改善点、相手と今後どうなりたいかという気持ちを伝えます。
謝罪がゴールではなく、今後どうしていきたいかという未来の話をするところがゴールになります。
プレゼンと同じなんですね。
誠意を伝える見た目のポイント
他にもポイントがあり
・相手の目を見る。目線を外す際は少し下を向く程度の角度にします。
・口はしっかりと結ぶ。
・頭は揺らさず、動かさないでしっかり正面をむく。
・手の位置は座っているときは膝の上、立っているときは自然に横。
・椅子の場合は変にもたれないように。前に浅く座りすぎるよりも自然に座る。
という見た目もしっかりと整える必要があります。
相手が本当に誠意を感じるかどうかはなんと0.1秒で決まるそうです！
そのため言葉だけではなく、見た目もとっても大切なんですね。
1時間前には相手のお宅の前に到着し、待っているくらいでちょうどいいということでした。
子供のトラブルのケース
子供のトラブルで先方に謝りに行く場合、親も一緒に行くべきか悩むケースもあると思います。
竹中さんによるとまず本人に謝るくせをつけるためにも子供にしっかり謝罪させるということがいいのではということでした。
もし相手のお母さんにも心配をかけたり、迷惑をかけた際には親も謝るというのもいいのではということです。
自分は悪くないのに謝らなくてはいけないときは？
自分は悪くないのに謝罪に行かなくてはいけないときもありますよね。
ですが自分のことにして謝るということも、今後良好な関係を築くためには必要な場合もあるということでした。
謝罪のゴールは謝罪そのものではなく、その後の未来の関係にあるためプライドが高い人にはつらいことかもしれませんが自分から頭を下げるということも時には必要なんですね。
おすすめの菓子折り（手土産）の選び方
謝りに行く際に欠かせないのが「手土産」ですよね。
ですがどのようなものが適しているのでしょうか。
実際にお詫びの手土産を選ぶ機会が多い秘書の方が教えてくれる、選び方の基本がこちらです。
もちろんプライベートなシーンでも使うことができるので覚えておきたいですね。
見た目がシックなもの
まず見た目からポイントがあり、赤や光物などの色を使っていないもの、シックな色合いのものがおすすめです。
これは包装紙だけではなく、中の箱の色も要注意です。
お店によっては専用の派手ではない包装紙や熨斗を用意してくれているお店もあるので、聞いてみるのもいいですね。
相場は？
相場は3000円～5000円が目安です。
1000円程度では気持ちが伝わらず、高すぎても遠慮されてしまうためです。
特に謝罪に行く際は安すぎるものはかえって相手を怒らせてしまう可能性もあるため、マナーとして避けたいですね。
重みのあるもの
自宅だとそのまま持ち歩くということはないため、多少重みのあるものもおすすめです。
羊羹などある程度ずっしり感があるもののほうが気持ちの重みが伝わります。
また、冷蔵のものだと先方の冷蔵庫事情がわからないため、できれば冷蔵・冷凍のものは避けるのがおすすめです。
渡す相手別のおすすめ手土産
最後に渡す相手別のおすすめの手土産をご紹介します。
職場関係
職場関係のおすすめはくずもちです。
重さがあり、小分けができるということ、万人向けな味という点がポイントです。
友人、ママ友関係
ママ友などの友人関係の場合は焼き菓子がおすすめです。
子供が喜ぶものということで焼き菓子だそうです。
さらに包装紙がかわいく、入っている容器も後々使えるような便利なものだと喜ばれます。
親族関係
親族関係の場合は燻製の詰め合わせがおすすめです。
大人に贈るということを意識し、自分では買わないけれどもらうと嬉しいもの。
さらにお酒のあてにもなるものという点がポイントです。
常温で大丈夫な点、重みもしっかりとある点もいいですね。
さらに今なら流行のサバ缶もおすすめということでした。
まとめ
生きていると色々なことがあるため、謝罪しなくてはいけないシーンも必ず出てきますよね。
特にお子さんをお持ちの方は自分だけではなく子供関係のことでの謝罪も増えるため覚えておくととても役に立つのではないでしょうか。
私も子供がまだ小さくこれから色々なことがありそうなので、頭に入れておきたいと思います。
是非もしもの時には活用してみてくださいね。
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