NHKあさイチで話題になった、フランス料理に使われる万能コク出し調味料【ガストリックソースの作り方と使い方】をご紹介します。
まるでキャラメルのようなソースで、グラニュー糖とお酢を使って作ることが出来ます。
兵庫神戸のホテル総料理長、山口シェフ考案のレシピです。
目次
万能調味料ガストリックソース
ガストリックソースはフレンチに使われるソースで、様々な料理やスイーツにもコク出し調味料として使うことが出来ます。
メイラード反応によって奥行や広がりを感じることのできるフランス料理の真骨頂の調味料なんです。
キャラメルのように焦げる寸前まで加熱するので、少しドキドキしますが意外と簡単にできるので興味のある方は試してみてください。
調理時間 | 10分 |
調理器具 | 鍋 |
レシピの分類 | ソース |
レシピの種類 | フランス料理 |
お手軽度 | ★★★★☆ |
食費が安く済むか | ★★★★★ |
子供向きかどうか | ★★★★★ |
材料 作りやすい分量
グラニュー糖 大さじ5
米酢 大さじ1
水 大さじ2.5~
番組では水はグラニュー糖の半分の量を加える、と説明がありました。
例えば・・・グラニュー糖50gなら水25mlを加える計算です。
ただ実際に作ってみると水の量が少なく、ほんの少し時間が経っただけでガッチガチに固まってしまいました。
なので扱いやすいように水の量を増やして仕上げています。
作った後、すぐに使う料理に入れる場合は上の分量のままで大丈夫だと思いますが
少し時間が経つ場合は水を多めに入れると扱いやすいです。
砂糖は色々なものがありますが、グラニュー糖がおすすめです。
作り方
1,グラニュー糖と米酢を5:1の割合で小鍋に加え、強火にかける。
この時混ぜずに鍋をゆするのがポイントです。
キャラメルを作るときと同じ要領で作ります。
2、約3分加熱すると徐々に黒っぽくなります。
そこからさらに3分加熱すると全体が黒っぽくなります。
3、煙が出始めたら火を止め、水を加え混ぜ合わせる。
水を加えるとジュッ!と音がするので注意してください。
4、再び弱火にかけて軽く煮詰め、すぐに耐熱容器などに移す。
5、冷まして完成です。
ガストリックソースの保存方法
ガストリックは冷蔵庫で1~2週間保存可能です。
ガストリックソースの使い方
ガストリックは様々な料理に入れることの出来る調味料ですが、一例をご紹介したいと思います。
パスタソースに
ミートソースに加えることでよりコクをアップさせることが出来ます。
レトルトのソースの他、手作りのミートソースにも。
白味噌を八丁味噌のような味わいに
白味噌に柚子、ガストリックを加えて混ぜ合わせると八丁味噌のような味わいになります。
この味噌は田楽などに使うのがおすすめです。
材料
白味噌 約大さじ2(50g)
柚子果汁 1個分
ガストリック 小さじ1
焼き豆腐 1丁
作り方
1、材料を混ぜ合わせる。
2、水気を切って食べやすい大きさに豆腐を切る。
3、豆腐の上に1を塗り、魚焼きグリルで4分焼く。
メイラード・アイスクリーム
アイスクリームにソースとしてかけます。
キャラメルを加えたアイスよりもよりなめらかでコクがアップするのが特徴です。
私はMOWバニラにかけてみましたが、最高に美味しかったです!
おすすめの使い方です。
ミルクティーに
ミルクティーに加えることで、ガムシロップとはまた違った甘みと風味を楽しむことが出来ます。
カレーやハヤシライスに
カレーやハヤシライスに加えて混ぜます。
簡単にコク出しが出来ます。
ハンバーグソース
ガストリックソースを使った落合シェフのレシピです。
赤ワインビネガーを使ったガストリックソースです。
材料
グラニュー糖 20g
赤ワインビネガー 大さじ2/3
水 100ml
固形スープの素 1個
こしょう 適量
バター 7g
小麦粉 小さじ1/2
パルミジャーノチーズ 小さじ1
作り方
1、鍋にグラニュー糖を入れ、火にかけカラメル状にする。
あまり焦がさないように、最後は余熱で色を付けます。
2、焦げ臭くなる寸前に酢を加える。
混ぜ合わせ、もう一度火をつける。
3、水、固形スープの素を加えて半量になるまで煮詰める。
4、小麦粉をまとわせたバターを加え、余熱で溶かす。
5、火をつけ、パルミジャーノチーズを加えて溶かす。
6、ハンバーグの上にかけ、完成です。
このレシピで使用している調理器具
色々な使い方が出来るので、是非試してみてくださいね。
以上【ガストリックソースの作り方と使い方】のご紹介でした。
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是非ご覧ください。