春先から初夏を迎えるアスパラガスですが、せっかくならより美味しいものを選び、買いたいですよね。
今回はNHKあさイチで話題になった、専門家が教えてくれる『美味しくて柔らかいアスパラガスの見分け方』を野菜ソムリエの資格を持つ筆者が詳しくご紹介します。
見極めのポイントは3つあります。
これさえ覚えておけばスーパーでも簡単に選ぶことができますよ。
是非試してみてくださいね。
目次
美味しいアスパラガスの選び方・見分け方とは?
アスパラガスは独特の食感がとてもおいしいですよね。
ですが中には根元の部分がとても硬く、とても食べられたものではないものに出会ってしまった、という方も多いのではないでしょうか。
せっかくならら少しでも柔らかいものを選べたらいいですよね。
実は柔らかく新鮮なものにはある特徴があるので、そこをチェックすると簡単に美味しいものを選ぶことができるんです。
その特徴とはどんなものかというと、
細いものより太いもの
下まで緑色のもの
ハカマの距離が長いもの
が、見極めのポイントになります。
では1つずつ詳しくその理由も併せて説明しますね。
1、太さを確認する。
1つ目のポイントは『太さ』です。
実はアスパラガスは太くても細くても、中の繊維の量は変わりません。
つまり細いものはそれだけ繊維が密集しているため、硬くなってしまいがちです。
なんとなく太いもののほうが成長が進んでいて、硬そうなイメージが湧きますが反対なんですね。
太いもののほうがお値段が高い傾向にありますが、食べ応えがあるだけではなくちゃんと理由があったんですね。
例えばこの2本の場合、下のほうが細いため選ぶなら上のものがおすすめです。
これは見た目ではっきりわかりやすいのではないでしょうか。
2、根元の色を確認する。
2つ目のポイントは『根元の色』です。
下の根元のほうを確認してみて、白いものよりしっかり緑色になっているもののほうが柔らかい可能性が高いです。
もともと白い部分というのは土の中にある部分なので、より根元に近く、緑の部分に比べて硬い可能性が高くなります。
先端に行くほど柔らかいので、しっかり全体が緑色のものを選ぶのが2つ目のポイントです。
3、ハカマ同士の距離を確認する。
最後のポイントは『ハカマ同士の間隔』です。
ハカマというのは茎の部分についている、三角の葉っぱのような部分のことです。
実はハカマは成長の目安の1つになる場所で、急激に成長した場合は間隔が広くなりますが、寒いときにゆっくりと成長した場合は間隔が短くなります。
つまり、狭いものは時間がかかった分硬くなってしまっている場合があります。
そのため、できる限りハカマの間隔が広いものを選ぶのがおすすめです。
上の画像だと上のアスパラガスの方が間隔が狭いのがわかるでしょうか。
つまり避けたほうがいいということになります。
また、ハカマの形が正三角形に近いもののほうが新鮮でおいしいですよ。
太さ・色・ハカマがポイント
まとめると美味しいアスパラガスは
『太さ・色・ハカマの間隔』
をしっかりとチェックすることで選ぶことができるようになります。
また、収穫後も成長が進むお野菜の1つで例えば寝かせた状態で置いてある場合上に向かって伸びようとします。
そのため曲がっているものも収穫後成長に栄養が使われている可能性があるので、
『できる限りまっすぐで太く、全体が緑色でハカマの間隔が広いもの』
これが柔らかくておいしいアスパラガスの目安になります。
こんな風に、ぐいーんと曲がってしまっているものは避けるようにしましょう。
是非スーパーで購入する際は、チェックしてみてくださいね。
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