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ベジブロスの作り方と使い方。玉ねぎの皮でファイトケミカルを活用。

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野菜の皮を使ったベジブロスの作り方

TBS系列のこの差ってなんですか?では皮ごと食べたほうがいい野菜と食べない方がいい野菜の差はあるのか?というテーマが特集されました!実は専門家の先生によると、どんな野菜の皮でも本当は全て食べたほうがいいんだそうです。
今回は野菜の皮に豊富に含まれている「ファイトケミカル」を摂取できる、がん予防になる「ベジブロス」の作り方やその効果、果物の皮に含まれる栄養効果などをご紹介します!

教えてくださるのは新宿白澤記念クリニックの医学博士、白澤卓二先生です。

野菜の皮に含まれる「ファイトケミカル」とは?

白澤先生によると野菜の皮は全て食べたほうがいいんだそうです。

なぜかというと、野菜の皮には「ファイトケミカル」という成分が含まれています。
ファイト=植物 ケミカル=化学物質 という意味、つまり植物に入っている化学物質のことで、「第7の栄養素」と呼ばれ近年我々の健康に役立つ成分として注目が集まっているものなんです。

抗酸化作用が強い!

ファイトケミカルには3つの健康効果がありますが、まず第一に「抗酸化作用」がとても強いことが挙げられます。

体内で発生する活性酸素は細胞をさびつかせ、老化させてしまいます。
抗酸化作用が強いとこの活性酸素の働きを抑えることが出来るので、体のサビつきを抑えることが出来るというわけなんです。

抗炎症作用

さらに体の炎症を抑える抗炎症作用も強いことが分かっています。

がん予防にも!

また、がん細胞の増殖を抑える効果もあるんです!
これはすごいですね。
なので皮ごと毎日食べるだけでがんの予防になるということなんです。

皮ごと食べたほうがいいおすすめの野菜は?

皮ごと食べたほうがいいおすすめの野菜として今回2種類の野菜が紹介されました!

枝豆

枝豆のへたの部分にファイトケミカルが多く含まれています。

たまねぎ

たまねぎの皮には最強のファイトケミカルが含まれています。

ですがどちらも通常は食べにくいものですよね。
そのまま食べる人はなかなかいないと思います。

実は枝豆のへたに含まれるものも、たまねぎの皮に含まれる大事な栄養素も逃さず食べる方法があるんです!
それが今回ご紹介する「ベジブロス」という方法です。

ベジブロスの作り方

「ベジブロス」とはベジ=野菜、ブロス=ダシ のことです。
つまり野菜からとっただしのことなんですね。

皮をそのまま食べることが難しい野菜の場合は煮出してだしにして食べるのがいいんです。

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材料 1リットル分

野菜くず 両手1杯分
水 1300ml
酒 小さじ1

作り方

1、鍋に水、野菜くず、酒を入れ、弱火で30分煮る。
★アク取りも必要ありません。
★酒で野菜の臭みをけし、旨味を引き出す。

2、野菜がしんなりしたら完成です。

★じゃがいもの皮やナスの皮はアクが強いので避ける方がベストです。

ベジブロスの使い方は?

使い方はお味噌汁やスープの出汁に使うのがおすすめです。

他にもカップラーメンやインスタントラーメンを作るときにお湯の代わり代用するものおすすめです。

また、ベジブロスでできるおすすめのレシピもご紹介しますね。

ベジブロスで!野菜の巾着煮

ベジブロスのアレンジレシピです♪

材料 2人分

ベジブロス カップ1
薄口しょうゆ 大さじ1と2/3
みりん 大さじ1と2/3
油揚げ 3枚
野菜の残り物 適量

ながいも 50g

作り方

1、長芋をすりおろし、つなぎにしそこに野菜を入れ油揚げの中につめる。
口を爪楊枝でとめ、出汁と調味料が入った鍋で弱火で13分煮る。

★長芋と油揚げ両方においしいダシを染み込ませる!

ベジブロスで!ナポリタン

材料 2人分

ベジブロス 450ml
パスタ 160g
たまねぎ 1/2個
ソーセージ 2本
ピーマン2個
ケチャップ 大さじ3
塩 こしょう 適量

作り方

1、フライパンでベジブロスを沸かし、そこでパスタをゆでる。
そこに炒めた野菜とソーセージを加える。
★パスタがうまみを全部吸っておいしくなる!

2、蓋をしてそのまま茹でる。
5~6分経って水分がほとんどなくなったら炒めておいたピーマンとケチャップを入れ、さっと混ぜからめる。
最後に塩こしょうをして完成です。

果物のおすすめはリンゴやぶどう!

また、果物から摂取する場合のおすすめはりんごとぶどうです!

りんごの皮には「アップルポリフェノール」という成分が含まれていて、動物実験の結果寿命が延びることが分かっています。
りんごは皮をむかずにそのままかじって食べるのがいいですね。

ぶどうの場合はミキサーに皮ごと入れてジュースにすると食べやすくなります。
ミキサーにかけても栄養素は壊れませんし、食べにくい皮も食べやすくなりますね。

メロンやスイカの場合は皮に近い白い部分にファイトケミカルが多く含まれています。
硬い部分はお漬物にしてもおいしいので捨てずに余さず食べたいですね!

まとめ

野菜って本当にあまさず食べることが出来るんですね。
にんじんや大根などは皮をむかずに使っていましたが、たまねぎの皮を食べるというのは意外でした!
ですが煮れば栄養をとれるということなので、作り置きして色々な料理に使いたいですね。

これだけでがん予防になるならとてもいいことだと思います。
是非みなさんもやってみてくださいね!

 

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