日ごろの収入に加えて副業でお金を少しでも増やしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
最近では、自宅の部屋を使っていない時間貸し出す「部屋貸し」をして収入を得る方も出てきました。
自宅を第3者に貸し出すということに抵抗があるという人も少なくないと思いますが実際はどんな感じなのか、そのメリットとデメリットをご紹介します。
貸し出してみたいな、と考えている方や借りてみたいな、と考えている方の参考になれば幸いです。
(情報元:NHKあさイチ)
目次
家の空き部屋を貸す「部屋貸し」とは?
最近副業の1つとして「家の空き部屋を貸す」という方法で稼ぐ方も増えてきています。
NHKあさイチに登場した方の例を挙げてみると、親と一緒に住めるようにと立てた二世帯住宅の1階部分をレンタルスペースとして昼間の間だけ貸しているそうです。
子供連れでパーティーをするときに人気だそうで、授乳クッションやお昼寝用のお布団の貸し出しも500円でしているそうです。
他にも結婚報告を兼ねた同窓会に使っている人もいました。
この方の場合、専用サイトで予約を管理を行い、レンタルのお値段は1時間1050円~4000円、1日だと5500円~2万円で貸し出しています。
貸せる日にちを設定しておくことで簡単に管理することができるため一般の家庭の空き部屋であってもレンタルスペースとして貸し出すことが可能になっているいい例でした。
自分ですべてのやり取りや管理を借りるお客さんの行うのはとても大変ですし、リスクも伴います。
ですが部屋貸し仲介サイトを活用することで、手数料はかかりますがその代わりにそれらの手間やリスクを減らすことができる、というわけです。
例えば仲介サイトではどのようなことができるのかというと、サイトによっても異なりますが
・予約カレンダーの管理
・やりとりメール機能
・決済機能
・保険加入のアドバイス
などを利用することができます。
保険加入などもアドバイスを受けることができるため、もしもの時に安心感があるのではないでしょうか。
デメリットは?
ですが自宅を貸し出すというのは必ずしもメリットばかりではなく、当然デメリットも出てきます。
例えばごみの問題です。
貸し出す際にごみの持ち帰りは徹底してお願いすることはもちろん大切ですが、それでも部屋のメンテナンスのために掃除には1時間~1時間半がかかります。
またセキュリティ対策として、サイトに家の外観は載せない、住所は借りる人にしか明かさない、外観を明かさない代わりに家の前で借りる人を待つなどの工夫をすることも大切です。
お金をもらうということは決して簡単で楽なことばかりではなく、それなりに苦労も伴うということを念頭に置くことが大切です。
他にも賃貸の家を貸したいという場合には大家さんの了承が必要になりますし、マンションの場合は分譲でも管理規約に従う必要があります。
管理規約に関しては自分で一読し、わかったつもりになっているだけでは理解の違いや理解不足により後々他の住人の方とのトラブルを招きかねないため、必ず管理組合に直接相談する、理事会で取り上げてもらい他の役員の方にも確認してもらったうえで了承を得る、などがとても大切です。
これらを怠り、勝手に貸し出した場合、最悪のケースでは自分たちがそのマンションから出ていかないといけなくなる可能性もあります。
メリットももちろんある
ですがメリットももちろんあります。
メリットとはつまりのところ、収入面に関してのことですが部屋貸しは光熱費、掃除にかかる手間や費用などを差っ引いても残る分が多くなるのがメリットです。
番組に登場された方々は
・月に12万円の収入
・日中自分がいない間にパーティーや撮影、会議などに貸し出して月35万円の収入
・古い和風の自宅をコスプレイヤーの方に貸し出し収入に
という方もみえました。
さすがに自分がいない間に貸すのは・・という気持ちもしますが、この方は監視カメラを設置するなど対策を行っています。
あとは自分がいないときに他人に入られることへの抵抗感と、お金の面で天秤にかけどちらが勝つかという問題でもありますよね。
仲介サイトにはどんなものがあるの?
部屋貸しを行う際にチェックしたい、仲介サイトにはどんなものがあるか調べてみました。
大手不動産会社
1つ目はニッショーやスーモなどの大手の不動産会社が行っているサイトです。
これらのところは、部屋貸しを仲介してくれる場合があります。
大手のところはお店も多いので、お近くの店舗で相談してみるのもいいのではないでしょうか。
その際何社か回ってみて、料金の違いや契約内容の違いなどを比較検証してみることが大切です。
スペースマーケット
レンタルスペースの仲介サイトで、利用者登録とホスト登録の2つがあり、貸し出しで利用したい場合はホスト登録をする必要があります。
登録件数も多く、2014に設立した会社が運営しています。
おすすめは、ホスト登録する前に実際に自分が利用者となり利用してみることです。
そうするとどのようなニーズがあるのか、利用者の方はどのようなものを欲しているのかなどが見えてきますし値段設定の参考にもなります。
スペースマーケットスペースマーケットスペースマーケット
まとめ
部屋貸しはリスクももちろん伴うことを理解しなくてはいけませんが、余っている部屋がある、赴任中で自宅が空き部屋になっている、などがある方にはいい方法かもしれません。
私も利用したことがありますが、何件か利用してみて利用者側の目線で考えられる方にはとても向いているお仕事ではないかなと思いました。
特にホテルや旅館など、サービスを受けることが好きなタイプの方は、自分がどんなサービスを受けたら嬉しいかがよくわかっているので向いていると思います。
副業も今は色々な種類がありますが、人と触れ合いたいという方にも向いているかもしれませんね。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
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