NHKあさイチ、JAPA-NAVI徳島県の特集で放送された「食べる藍」の栄養効果やおすすめの食べ方をご紹介します。
「藍」というと染め物に使われる藍染めが有名ですが、実は食用のものは食べることができ健康に良い様々な効果があることが分かっています。
特に徳島県では徳島では産官学と連携し食用のものについてのプロジェクトが立ち上がるなど広める活動が盛んにおこなわれています。
まだなじみのない食材ですが、どんなものなのか是非チェックしてみてくださいね。
食用の藍とは?
染め物に使われるいわゆる藍染めの「藍」ですが、どんなものかご存知ですか?
藍とは植物のことで、主に葉が染料として使われています。
葉は緑いろですが染めると鮮やかな青色に染まり、とてもきれいな色をしていますよね。
今はあまりなじみがなくなってしまいましたが、実は昔から食用、薬草として親しまれていた植物でもありました。
特に一大産地の徳島県では昔から親しまれていた食材なんだそうです。
現在ではこのようなパウダータイプの販売もあり、手軽に食卓に取り入れられるようになりました。
栄養効果とは?
藍は薬草として使われていたこともあり、様々な健康効果がある植物です。
栄養成分としてはこのようなものが含まれています。
・カフェ酸
・フラボノイド
・トリプタンスリン
・ケンペロール
・ケルセチン
・グルクロニド
などです。
聞いたことがある成分もあるのではないでしょうか?
ポリフェノールの一種であるフラボノイドの中には有名なイソフラボンも含まれています。
またケルセチンもこのフラボノイドの一種で、玉ねぎに含まれていることが有名ですよね。
では、どのような効果が期待できるのかというと、
・抗ガン作用
・抗炎症作用
・解毒作用(抗菌作用)
・抗酸化作用が高く、老化防止効果アンチエイジングにつながる
・コレステロール値の改善
・内臓脂肪を減らす効果
など。
現代人には嬉しい効果ばかりということがよくわかると思います。
なんとポリフェノールの量はあのケールの約4倍にもなるということです。
メタボなどが気になる方から美容目的でアンチエイジングをしたい方まで幅広い方におすすめできる食材ではないでしょうか。
では食用の藍はどこで手に入るのか?というと、なかなかスーパーでは見かけませんよね。
実はネットで粉末タイプが販売されており、手軽に食事に加えて使えるようになっています。
これなら色々なものに手軽にかけて使うことができますよね。
藍を使ったおすすめの食べ方
続いておすすめの食べ方をご紹介します。
上でご紹介した粉末タイプは、ドレッシングに混ぜたり、ヨーグルトに加えて使うことができます。
スムージーなどの飲み物に入れるのもいいですね。
また、藍染めからもわかるように色が青っぽいのが特徴なのでその色を活かしてケーキの生地に混ぜて焼いてもとてもきれいな仕上がりにすることができます。
その他にもハーブティーにして飲む方法もおすすめです。
こちらは専用の茶葉が販売されているので、気軽にトライすることができますね。
藍は現在日本初のスーパーフードとして注目が集まっています。
海外セレブなどが取り入れ始めるのも時間の問題!?かもしれませんね。
安心の国産ですし、食べてみたいという方は是非チェックしてみてくださいね。
まとめ
私は学生時代服飾に関わっていたので藍染め体験も言ったことがあるのですが、まさか食べられるとは全く知りませんでした。
調べれば調べるほど万能な植物ということが分かり驚きました。
スーパーなどではまだ売られていないところも多いと思いますが、ネットでは購入することができますしふるさと納税の返礼品になっているものもあります。
ギフトにしてもちょっと変わっていて喜ばれそうですよね。
今後もっと普及していくといいなと思います。
おすすめのレシピなどがありましたら是非コメント欄よりお寄せください。
記事内でご紹介させていただきますね。
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